第99回(2023年)箱根駅伝 ~区間別展望(往路)~

2022年も今日で最後です。今年もたくさんの方にブログを読んでいただき、ありがとうございました。今年は毎日ブログ更新を目標としていて、予約投稿に失敗したこともありましたが…この記事が今年367回目となり、1日1回の更新は達成しました。来年も同じモチベで出来るかは分かりませんが💦2012年11月から始めたブログなので、もう10年経過したことになります。来年もよろしくお願いします。本日は往路の各区間ごとに区間賞争いをするであろう選手を中心に当日変更も考慮して展望を述べていきます。

~1区~

明確にチームNo.1ランナーを起用してきたのは、前回1区4位の木村を起用した専修くらいか。箱根予選日本人トップの走りに注目。1区経験者でエース級を起用してきたのは東国大の山谷、帝京の小野、さらに大東大の久保田、明治の富田、国士舘の綱島らエース級を起用してきました。出遅れ厳禁なだけに1区を重視している大学が多いです。シード争いにおいても非常に大事になってきます。


青学は目片、駒澤は円、創価は横山と全日本1区で好走した選手をいずれも起用し、2度目の激突も楽しみ。そして気になるのが当日変更ですね。中央はこのまま溜池なのか大和なのかで全く1区のレース展開は変わってきますし、順大も油谷のままなのか三浦や野村の投入があるのか…國學院もおそらくルーキーの青木が入りそうですし、同じくルーキーの間瀬田に託した早稲田など(当日変更もあるかもしれませんが)期待のルーキーの走りも楽しみです。中央の大和が起用されない場合、スローペースとなる可能性もありますね。


区間賞争いとしては中央の大和や順大の三浦らがくれば一気に候補となるでしょうが…優勝候補と言われる大学がエース級を起用していないだけに、現状のエントリーメンバーだと明らかに抜けている選手はいないかも…1区は区間賞を獲得するかよりも順位よりもタイム差がとにかく大事になりますからね。前回の大和のように集団を抜け出す選手はいるのか、その場合ほかの選手がついていくのかという各大学の戦略にも注目です。

~2区~

今回もエースが揃いました。前回区間賞の田澤に青学の近藤は3大駅伝で5大会連続の激突となります。日本人エース最後の争いも非常に楽しみ。留学生も創価のムルワ、山梨学院のムルア、専修のキサイサ、国士舘のカマウと4人が起用され特にムルワは田澤や近藤とともに区間賞候補の1人です。他にも明確にチームNo.1を起用してきた大学は、法政の内田、日体大の藤本、東海の石原らがおりやはり華の2区は今回も健在で1桁順位で走るのも容易では無いです。


松山を欠いた東洋は石田に託し、東国大は丹所、早稲田は石塚と日本人エースを起用。当日変更が確実な大学も多く、順大は三浦や野村、中央は大和や中野、國學院は平林、明治は児玉や小澤、城西は斉藤やキムタイらの起用が予想され、今回もハイレベルな2区となりそう。ルーキーでは唯一立教の國安がこのまま走りそうかな。実績のあるエースでさえも苦戦することが多々ある区間なだけに、明暗が分かれることになるか。


区間賞争いとしては、前回区間賞の田澤は筆頭候補になるであろうとして、2位タイだったムルワ、全日本7区で驚異の走りを見せた青学の近藤あたりが候補になってくるか。他の日本人選手や留学生が区間賞争いに割って入るのは全日本や箱根予選を見る限りは難しそうかと。。。

~3区~

3年連続の3区で前回3位で走っている順大の伊豫田は区間賞候補の1人ですね。伊豫田が3区にいる安心感が凄いです。他には早稲田がエースの井川を起用してきました。2年連続で1区を担っていましたが、今年度の活躍を見ると3区で区間賞争いに絡んでくるかも。青学も全日本4区で好走した横田は区間賞候補の1人、國學院も4本柱の山本、専修も3本柱の高瀬を起用。3本柱を1~3区に起用するのは専修だけとなるかも…


当日変更が予想される大学もいくつかあります…駒澤は圭汰の起用が有力視されるということで、20km超えの距離でも出雲や全日本のような走りを見せられるのかは気になるところです。東洋は梅崎や佐藤、中央は大和の起用もあるかも…となれば一気に区間賞候補筆頭となりますね。当日変更次第でガラッと状況が変わりそうな区間です。ルーキーでは東海の花岡、大東大の入濱らが起用されており、城西も斉藤かキムタイらが起用されそう。前回は青学のルーキー太田が爆走しましたが、今回も区間賞争いに絡んでくるルーキーが出てくるか。

~4区~

最も気になるのは4区にエントリーされた東国大のムセンビです。留学生を2人起用出来ない以上、ヴィンセントを別区間に起用するのであればムセンビも当日変更する必要がありますし、わざわざムセンビを当て馬にする理由がないのでは。順当ならば4区にヴィンセントで区間賞&区間新が有力ですが、最悪欠場もあり得るのかと心配です。留学生は他に大東大のワンジルも入ってくるかもしれませんし、ならば区間賞争いに絡んできそう。


他に区間賞候補としては…まず前回区間賞である創価の嶋津の名前が挙がりますね。今年度も変わらぬ活躍を見れば、2年連続区間賞の可能性も十分あり得ます。区間2位だった順大の石井も実力者、駒澤も芽吹が万全&このまま出場となれば区間賞争いに絡んでくることでしょう。東洋の柏もスタミナ抜群、明治の櫛田、中央のルーキー駿恭など楽しみな選手は多いです。


当日変更もいくつかありそうですが…青学は岸本が入ってくれば一気に区間賞候補の1人、國學院の中西大、早稲田の鈴木らも当日変更で入る可能性があり、いずれも4区3位で走っている実績があります。例年、1~3区に比べると4区はやや戦力的に劣る傾向がありますが…今回は主力級を起用する大学も多いです。例年以上にタイム差が開く区間となるかも。

~5区~

前回上位で走った選手では、青学の若林が区間3位、駒澤の金子が区間4位、中央の阿部が区間6位で走っています。さらに前々回区間6位だった城西の山本唯もいますね。出場すれば区間賞候補筆頭と思われた東海の吉田がいないだけに、上位経験者から区間賞が出てくるか。若林は監督のコメントからほぼ出場が確実ですが、駒澤の金子はまだ当日変更の可能性も…個人的には当日変更となるであろう順大の四釜が力があり、区間賞候補筆頭かと思っています。


エースを起用してきたのは國學院の伊地知、3大駅伝のエース区間で結果を残し続ける伊地知が箱根5区となると走力はトップクラスですし、いきなり区間賞を獲得してもおかしくありません。最も気になるのは東洋の前田、まさかの5区起用でしたがどんな走りを見せてくれるのか…チームの命運を握ることになりそう。


ルーキーは創価の野沢、明治の吉川響が出場有力で楽しみですし、早稲田の伊藤は前回からグッと力をつけています。平地の強さがそのまま5区での強さになるわけで無いのが面白い区間でもありますし、このまま出場となればほぼ実績がなく1万で31分台の法政:高橋一の走りが気になります。