日体大記録会(2022/11/26,27)レース結果

日体大記録会が先週の土日で行われましたので、自己ベストを出した選手を中心に大学ごとに振り返ります。5千はそれほどタイムは出ませんでしたが、1万は28分台が連発しましたね。全10組で8組からこれほど28分台が出たことは記憶に無いかも…また、この土日に行われた他の記録会・大会にも触れていきます。

順天堂大学

ルーキーの村尾が29分15秒、金原が29分23秒、石岡が29分55秒と揃ってベストをマークしてきました。ちょっとルーキーが2年生以上に比べると目立っていなかっただけに、まずはこの学年の中心である2人がしっかりと走れたのは良かったですね。2年では鬼澤が29分30秒で走っています。

駒澤大学

5千では長原が14分10秒とベストを一気に29秒更新、森重も14分16秒でベストを20秒更新しています。1万では期待のルーキー伊藤が初1万で28分28秒をマークしてチーム6番手に。箱根16人はもちろん、出場争いにも絡んでくるか。さらに小牧も28分52秒のベストをマークしています。金谷も初1万で29分26秒はまずまずかなあ。

東洋大学

小江戸川越ハーフに出場し、児玉が63分52秒のベスト、初ハーフの石田が64分0秒、熊崎が64分3秒とタイムを伸ばしてきました。特に児玉、石田は出雲・全日本ともう一歩だっただけにハーフで好走したのは大きいですね。熊崎は3大駅伝はまだエントリーさえありませんが、箱根で見てみたい選手の1人です。

東京国際大学

5千で小松が14分20秒、大林が14分22秒で走っており、大林はベストを4秒更新しています。

中央大学

ルーキーの吉中が13分59秒のベストをマーク、駿恭、溜池が活躍を見せていますが吉中も台頭してきています。さらに居田も13分58秒のセカンドベストで走っています。八王子LDでは大和が途中棄権となってしまいましたが、駿恭が28分6秒と高校ベストを5秒更新してきました。

創価大学

八王子LDではムルワが27分43秒でセカンドベスト、カミナは28分12秒でベストを2秒更新しています。日体大記録会では濱野が28分46秒、緒方が28分48秒でともにセカンドベスト、力のある4年生がこの時期に走れているのは良いですね。桑田も28分41秒と続けて結果を残しています。他には吉田悠が29分16秒でベストを1秒ですが更新しています。

帝京大学

山中が29分20秒でチーム9番手となる自己ベストをマークしています。

大東文化大学

ルーキーの入濱が28分44秒でベストを49秒も更新してチーム5番手、谷口が28分46秒でベストを12秒更新し6番手、大谷が28分49秒でベストを14秒更新し7番手となっています。28分台ランナーも8人まで増えてきました。大野が28分42秒、木山が28分48秒でともにセカンドベストで走っていますし、久保田も28分台ではまとめています。他にも佐々木が29分25秒、塩田が29分28秒、小野が29分34秒、佐藤が29分52秒のベスト、さらに金田が29分17秒、中澤が29分39秒のセカンドベストと今年度は本当に安定して良い走りを見せています。

城西大学

栗原が5千で14分20秒のベストをマーク、1万でも佐藤が30分7秒でベストを19秒更新しています。

日本体育大学

エースの藤本が28分19秒で走って復活をアピール、箱根には問題無く間に合いそうですね。後は2区を任せられるまでに戻せるかどうか。ルーキーの山崎が28分38秒でチーム2番手のタイム、平島も29分19秒のベストで走っていますし、箱根でのルーキーたちの活躍にも期待です。5千では二村が14分14秒、浦上が14分16秒、高村が14分17秒でそれぞれベストをマークしています。

立教大学

宮澤が14分26秒でベストを1秒ですが更新しています。

山梨学院大学

ともにルーキーの平八重が14分25秒、米森が14分36秒で走っています。

専修大学

田島が29分10秒でベストを18秒更新したのを筆頭に南が29分17秒、中山が29分21秒、新井が29分22秒、粟江が29分28秒、小島、手塚がともに29分29秒で揃って自己ベスト、チーム4~10番手が全員自己ベストという素晴らしい結果を残しました。トップ10以外にも福田が29分39秒、冨永が29分41秒、藤野が29分47秒、寺井が29分57秒のベストで走っており、30分切りも20人以上となってきました。箱根メンバー争いも熾烈となりそう。

東海大学

八王子LDではエースの石原が28分13秒でベストに8秒及ばずもセカンドベスト、ここから2年ぶりの箱根にしっかりと合わせてくれれば。溝口が28分43秒、神薗が28分49秒でともに28分台でのセカンドベストをマーク、水野も29分6秒のセカンドベストで走っています。佐伯が29分26秒でベストを50秒更新しています。

国士舘大学

竹前が14分25秒でベストを2秒更新、望月和が14分34秒、菊池が14分35秒、落合が14分37秒、木村が14分38秒、川田が14分39秒のベストと14分30秒台でベストを更新する選手が多かったです。1万では美谷が29分41秒でベストを34秒更新しています。

神奈川大学

中原が28分47秒でベストを58秒も更新、チーム2番手の持ちタイムとなりました。ルーキーの宮本は29分7秒でベストを38秒更新、チーム10番手のタイムに。ともにトラックでは実績があるだけにハーフの距離でも結果を残していってくれれば。さらに山田が29分17秒でベストを25秒更新、酒井も29分25秒で走っており、ルーキーが良い走りを見せてくれました。チームの底上げに貢献してくれれば。他にも飯塚が29分44秒のベスト、5千では高潮が14分11秒のベストをマークしています。

中央学院大学

小島が28分23秒でベストを19秒更新しチーム2番手の持ちタイムに。有終の美を飾りました。堀田が28分45秒でベストを4秒更新しチーム4番手、工藤が28分49秒でベストを32秒更新、前田が28分51秒でベストを49秒更新、安藤が28分57秒でベストを59秒更新し、チーム6~8番手に。28分台も8人になりました。この走りを見ていると、いかに箱根予選に合わせるのが難しいかということですよね…


他にも柴田が29分17秒、鞍野が29分18秒、米山、清水が29分22秒、井澗が29分33秒、黒葛野が29分42秒、坂本が29分50秒で走るなど4年生も含めて1万で自己ベストを更新する選手が非常に多かったです。5千では須藤が14分15秒、前川、三角が14分17秒、小松が14分22秒で走っていますし、自己ベストラッシュとなりました。

日本大学

5千では小路が14分19秒のベストをマーク、1万では三山が28分38秒、西村が28分56秒とともにベストとはならなかったものの28分台をマークしています。下尾も29分4秒のセカンドベストで走っておりまずまず。若山が29分9秒でベストを15秒更新、大仲が29分49秒で5秒、冨田が29分54秒で24秒、山口が29分57秒でベストを24秒更新しており、ベストを出した選手は1年生が多かったですが上級生も良い走りを見せてくれました。

拓殖大学

強矢が29分38秒でチーム10番手のタイムに。ルーキーの小笠原が29分45秒、木村が29分50秒、富永悠が29分52秒、二瓶が29分55秒、菊地が29分56秒と29分台のベストをマークする選手が多かったのは収穫です。他には小林が30分7秒でベストを26秒更新しています。

駿河台大学

5千では新山が14分21秒のセカンドベスト、坂本が14分32秒、小池が14分37秒、黒川が14分38秒で走っています。1万では藤井が29分36秒をマークして43秒もベストを更新、チーム8番手の持ちタイムになりました。

上武大学

関本が14分29秒でベストを3秒更新しています。パトリックは1万で最終組に出場しましたが29分17秒と今回は奮わずでした。

その他大学

日薬大の中山が28分20秒、育英大の新田が28分21秒の素晴らしいタイムをマーク、関西大学の亀田が28分25秒で関西学生記録を更新、関西学院の守屋が28分30秒、立命館の山崎が28分54秒のベストをマークしており、関西勢の活躍も目立ちました。

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