専修大学 2022年度 箱根予選振り返り⇒箱根に向けて

続いては専修大学について、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果はこのようになっております。今回も粘り強い走りで3年連続の箱根予選突破、10→9→8位と1つずつ順位を上げています。日本人エースの活躍も目立ちました。

箱根予選振り返り

日本人トップの8位だったのがエースの木村、箱根でも1区4位で走っていますしハーフの距離の勝負レースでまだ外したことが無いですね。並みいる日本人エースを抑えての走りは非常に価値がありますし、箱根でも2年連続で快走を見せてくれそう。キサイサは2年連続でチーム2番手かつ23位とチーム内も総合順位も全く一緒という珍しい走り。もう少し上位で走って欲しい気もしますが安定しています。


高瀬が64位で3本柱が順当にトップ3を占めることに。前回の10位からは順位を落としてしまいましたが、大きく崩れることなくまとめてくれました。悪くてもこのくらいの順位で走ってくれる選手の存在は大事です。野下が91位、水谷が103位で続くことに。2人とも2年連続で100位前後で走っている安心感があります。2人ともまだ箱根では区間17位以下でしか走れていないため、本戦でも順位を上げていって欲しいところ。


千代島が122位、粟江が173位、冨永が182位で200位以内が9人ということに。特に2年の千代島がこの順位で走ったのは収穫ですね。他の日本人選手が全員上級生という中で割って入るだけのことはあります。粟江は前回341位からの大幅順位アップ、冨永も予選会初出場ということを考えると良く走ってくれたかな。吉岡が228位でチーム10番手となりました。前回は141位でしたし、もう少し上位で走りたかったか。


山村が293位、山城が325位ということで11番手以下はかなり苦しい走りに。ともに箱根予選会初出場の3年生ですが、山村でも10番手に1分以上離されていますからね。エース級、続く選手は結果を残してきているだけに選手層を厚くしていくのが大きな課題となってくるでしょうか。

箱根に向けて

前回の箱根経験者は7人残っており、往路経験者が全員残っているのが強みです。しかもその5人が今回の箱根予選でトップ5の選手なんですよね。木村→高瀬→キサイサ→水谷→野下と前回は繋ぎましたが、全く同じ区間配置でもおかしくは無いですね。前回は高瀬、キサイサが揃って最下位に沈んでしまいましたが、今度こそ箱根に合わせてくれれば…3本柱が揃って力を発揮すれば、往路ももっと勝負出来るはずですし…


他に往路候補としては前回7区9位で走っている国増がいます、箱根予選は欠場しましたが万全であれば頼もしい存在。野下以外に5区を任せられる選手が出てくれば、野下を平地に回すのも良いかもしれません。野下は実際区間20位→19位と5区で力を発揮出来ているとは言えないですし…往路はある程度固定化されそうですが、その分復路の争いは激しくなりそうです。


前回走ったのは国増と中山ですが、中山は全日本予選、箱根予選ともにエントリーされていませんし…箱根予選で結果を残した成島、千代島の2人は当然候補になってくるでしょう。成島は前々回の箱根も走っています。他にも箱根予選を走ったメンバーがまず争ってくるでしょうが、他に候補としては…2年前に箱根6区を走っている南がおり2年ぶりの箱根6区もあり得ますし、前年度の箱根予選を走っている小島、そして気になるのは1年生かなあ。新井、福田、手塚らが5千でベストを更新していますが、箱根予選へのエントリーは無し、1年目から箱根出場を果たす選手が出てきてほしいところです。


過去2大会の箱根はいずれも最下位、最低限の目標は最下位脱出ということになるかなあ。過去5大会の中で最も良い順位は17位であり、そこが1つのターゲットになってくるか。まずは1~3区ですよね、3本柱の起用が有力視される中3区終了時で前回のように最下位ではどうしようもないですからね…ここである程度差をつけておいて、4区以降でどれだけ粘れるかという勝負になってくるでしょうし。予選会は徐々に結果を残せる選手が出てきただけに、本戦でも1人でも多くの選手が持てる力を発揮し最下位からの脱出、そして1つでも上の順位で走り抜けてほしいです!

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