日本体育大学 2022年度 箱根予選振り返り⇒箱根に向けて

続いては日本体育大学について箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果はこのようになっております。全日本予選では15位通過、箱根予選は大エースの藤本を含めて主力を複数欠いたことで今回こそさすがに通過は厳しいのでは?と不安に思ったのですが…完璧すぎる集団走を披露して5位通過と危なげない走りでした。日体大の予選会での強さは本当に全大学トップかもしれない。。。

箱根予選振り返り

チームトップは28位の盛本、前回も42位で走っていますし箱根予選において頼りになる存在です。さらに廣澤が42位、5千で13分台、1万で28分台のベストを持っていますが中距離の選手…にも関わらずハーフでもこの走りを見せてしまうのですから恐ろしすぎます。箱根でも十分に期待出来そう。


60位にルーキーの山崎、70位に名村、73位に大森と集団走が上手くいっていたこともあってここら辺の選手はタイムも近いです。山崎は高校時代から実績のあるルーキーですが初のハーフもさすがの走り、名村も3大駅伝・予選会の経験は豊富ですし2年連続チーム4番手となっています。大森も初の箱根予選で上々の走りと言って良いでしょう。


さらに80位の田中、86位の田島、87位の平島、99位の山下と100位以内で9人が走っています。この人数は全大学最多となっており、日体大の崩れない走りが光りました。田島、平島はともにルーキーであり3人出場したルーキーが全員100位以内で走っているのも評価が高いです。田中は3大駅伝・予選会初エントリーながらもしっかりとまとめています。山下も全日本予選3組抜擢に続いて箱根予選でも上々の走りと箱根予選初出場の選手が揃って好走する頼もしさですね。


主力の1人である分須は138位と順位はもう一歩でしたが大きく崩れることなくまとめました。11番手の松浦も167位で走っていますし、10番手と11番手の差があまり大きくないのも良いですね。12番手の264位だった植松は離されてしまいましたが、全体的には完璧に近い走りだったと思います。経験豊富な選手も新戦力も揃って安定した走りを見せました。

箱根に向けて

箱根予選で集団走で好結果を残すのと、箱根本戦で結果を残すのは全く別物といって良いでしょう。箱根は前半区間以外は1人で走ることも多いですし、単独走での強さが求められるのはもちろん、他大のエースと渡り合える選手が複数いないと、序盤から出遅れてしまって下位を走ることになり、力はあっても区間順位が総合順位に近くなってしまう…なんてことはよくありますからね。


エースの藤本はもう走れているようで箱根には間に合うと思いますが、2区を走れるまでになるかは気になるところ。かといって藤本以外に2区を任せられそうな選手は現状いませんが…5区は前回走っている吉富がいますし、往路経験者は他にも高津、分須と揃っています。ただ、吉富と高津は今年度あまり姿を見せていないのが気がかりですが…


他にも前回6区を走っている盛本は今回往路…例えば3区とかを走って欲しいかなあ。箱根予選で好走した廣澤もスピードがありますし、往路で起用出来るほどならば面白そうですが果たして。ルーキーも箱根予選の走りを見る限り複数人起用されてもおかしくないですよね。山崎、平島の2人は即戦力だと思っていましたが、田島も割って入ってきたのが大きいです。


基本的には箱根予選を走った選手が中心となるでしょうが、他にも前回の箱根には漆畑、九嶋が出場していますし、選手は揃ってきているんですよね。後はどれだけ区間中位で走れる選手を準備出来るかかなあ。前回の箱根で区間8位以内で走った選手は誰もおらず、12位以内でも藤本、大畑、佐藤の3人だけ、半分の5区間で区間19位以下では勝負出来ないですよね。過去3大会は17→14→17位と苦戦が続いており、今回もシード争いに加わるのは大変でしょうが、箱根予選を上回るような走りを見せる選手が何人も出てきてほしいですし、藤本も含めてベストに近い布陣で臨んで欲しいです。

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私も毎年購入していますし、箱根駅伝に向けて欠かせない1冊かと思います~