青山学院大学 2022年度 出雲・全日本振り返り⇒箱根に向けて

続いては青山学院大学について、出雲・全日本の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。出雲・全日本結果はこのようになっております。 出雲はあまりにも主力を欠いたこともあって4位、全日本は一世、岸本などの主力が戻ってきたものの、2桁順位の区間が2区間出てしまったことで総合3位、箱根王者として3冠を目指して臨んだ今年度の3大駅伝ですが、これまではやや苦戦が続いています。

出雲振り返り

1区の目片がトップと13秒の3位、上々の走りと言って良いでしょう。今年度はトラックで活躍を続け、前回の出雲以来となる3大駅伝で好走を見せました。2区の横田も区間4位でまとめています。目片と同様に前回の出雲以来の3大駅伝出場、今年度はトラックにハーフに結果を残していましたからね。3区のエース近藤は区間3位の走りで総合2位に浮上、ここまではある程度狙い通りの展開だったでしょう。


4区の志貴は区間6位もトップと55秒差、先頭の駒澤とも36秒差をつけられて総合4位に後退、ここで実質優勝争いから脱落となってしまいました。唯一3大駅伝デビューとなった5区の田中も区間6位で順位は上げられず…6区の中村も区間3位の走りを見せたものの、総合順位は変わらずに4位でのフィニッシュとなりました。出雲を得意としている青学ではありますが、さすがに主力を欠きすぎました。。。

全日本振り返り

1区の目片が集団から一人抜け出す積極的な走り、目片の判断だそうですが、青学らしからぬ走りでした。終盤はやや苦しくなったものの、区間2位と出雲に続いて1区での好走を見せました。しかし、3大駅伝デビューとなった2区の白石は、非常に苦しい走りになってしまい区間16位、トップと2分20秒もの大差をつけられてしまい、総合でも13位にまで後退しました。


しかし、3区の一世が区間賞には4秒及ばなかったものの、区間2位の走りで総合11位に浮上、一世はどんな位置でタスキを貰っても安定して結果を残す強さがありますね。駅伝男と呼ばれるだけのことはあります。4区の横田も区間賞に3秒届かませんでしたが区間2位、総合5位にまで浮上しました。一世が前との差をグッと詰め、横田が前を一気に抜き去りましたね。


5区の岸本は区間4位と本来の力からすればもう一歩だったかもしれませんが…それでもしっかりと区間上位でまとめています。6区の中村が区間3位の走りで6→4位に浮上、中村の力からすれば6区はもったいない気もしますが、過去2大会苦戦しているこの区間を上位で走ることに。


7区のエース近藤はもう圧巻の走りでしたね、49分52秒の区間新記録、田澤に14秒及ばなかったものの、49分台を叩き出して2位争いをしていた國學院、順大を一気に1分以上引き離しまして総合2位に浮上しました。8区の宮坂は区間10位ともう一歩の走りでしたが、ラストの3位争いは譲らずに1秒差を制しての総合3位となりました。

箱根に向けて

箱根は別物…それが最もいい意味で当てはまるのがこの青山学院大学でしょう。前年度は出雲、全日本は2位に留まりましたが、箱根では2位に10分以上の大差をつける圧勝で優勝を果たしました。優勝メンバーが8人残っているわけですから、前回の実績を考えれば当然優勝候補となってきます。エースの近藤はさらに力をつけてもう留学生と田澤以外に負ける姿は想像出来ないですし、5区は若林が戻り脇田も有力候補として期待しているとのこと。


6区も自信があるようですし、実際に青学が箱根優勝を果たしてから6区で外すことはありません。さらに大きいのが世田谷ハーフでは田中がまたしても快走を見せ、宮古サーモンハーフでは箱根3区で爆走した太田が復活、小原、鈴木もしっかりと走れていますし、10区区間記録保持者の中倉も戻ってきました。前回優勝を果たしたメンバーがこれで揃うことに。


さらに今年度活躍を見せている目片、横田といった4年生も箱根10人に入ってくるでしょうし、4年生があまりにもチームの中心すぎるというのは来年度以降を見据えるとやや不安の残るところではありますが、今年度の箱根だけを見ればこれほど心強いことはありません。私は箱根優勝候補筆頭は青学で駒澤が対抗という考えは変わっていないですし、出雲や全日本で奮わない区間があったとしても箱根に完璧に合わせてくるのが青学ですからね。


数少ない不安要素があるとすれば、箱根で連覇を達成したことのある大学が2度目の連覇を達成する例が極めて少ないこと、そして最近の青学は2年連続で箱根で好走出来ていないことでしょうか。2019年、2021年はいずれも2桁順位の区間が複数、それも連続で往路で出てしまったことで遅れてしまい、復路で巻き返すも優勝に届かないという状況でしたし…


出雲、全日本の悔しさを再び箱根で晴らして連覇を達成するのか?現状、駒澤の3冠を止めるとすれば青学が最も可能性が高いと思いますし、それだけの選手が揃っています。4年生がチームの中心である勝負の年において3大駅伝全てで優勝を逃すわけにはいかないでしょうし、出雲や全日本は関係なく箱根の青学はやはり強い!と思わせる走りを見せて欲しいです。

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