立教大学 2022年度 箱根予選振り返り⇒箱根に向けて

続いては55年ぶりに箱根出場を果たした立教大学について、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果はこのようになっております。今年度も通過の可能性はあると思っていましたが、6位と中位での通過にはびっくりしました。

箱根予選振り返り

何と言っても大きかったのは期待のルーキー國安が21位とチームトップで走ったこと。有力ルーキーが苦戦する中で抜群の強さを見せて大きく貯金を稼ぎました。さらにエースの中山も45位と順当に続くことに。故障などもあったりはしましたが、箱根予選には3年連続で合わせているのが頼もしすぎる。


さらに安藤が53位、林が55位、関口が69位とチーム上位を占めることに。総合順位も良かったですね。安藤は前回に続いてのチーム3番手で安定感抜群、林は前回253位ですから200位近くも順位を上げてきました。関口もエース格の1人としてしっかりとまとめています。今回は予想以上に好走した選手もいましたが、走るべき選手もしっかりと走っているまさに理想的な展開。


ルーキーの永井が97位でここまで6人が100位以内、全日本予選でも上々の走りを見せていましたが、箱根予選でも他大のルーキーに負けない走りを見せています。山本が143位、吉屋が152位、内田が177位、忠内が185位と10人が200位以内で走ってきました。山本は前回から100位以上も上げてきましたし、吉屋もこれまで目立った走りの無かったルーキーと考えると上出来。


内田、忠内はもう少し順位を上げてこれそうな気もしますが、ともに前回の200位オーバーから順位を上げています。11番手の服部も202位と10位とも大きく離されてることなくまとめています。後藤が290位と2年連続で苦しい走りにはなったものの、しっかりと稼ぎつつ8~10番手も大崩れすることなくまとめてくれました。

箱根に向けて

目標としていた100回大会での箱根出場を1年前倒しで達成することとなった立教大学、これだけ久しぶりの出場となると初出場の大学と状況はあまり変わらないであろうことを考えると…まずは最下位を回避するというのが1つの目標となるでしょうか。ただ、今年度の立教はもう少し上の順位で走ってもおかしくない期待感はありますね。


1~4区は箱根予選でトップ5だった國安、中山、安藤、林、関口のうち4人を起用すればある程度戦えそう。5人とも今回の箱根予選がたまたま良かったわけではなく、他の勝負レースでも結果を残している頼もしい選手たちですからね。安藤を除く4人はすでに1万でも28分台のベストを持っていますし、トラックのスピードもあります。


復路も基本的には箱根予選を走った選手が中心となることでしょう。個人的には高校の同級生である芽吹、木村に続いて服部も駅伝での活躍を見せて欲しいですし、もう一歩だった箱根予選からの巻き返しに期待。上野監督は5区には自信を持っているようですし、どうしても久しぶりの箱根となると山対策は後手になりがちですが、5,6区での走りにも注目です。


今回の箱根予選に出場していない選手では…全日本予選、箱根予選ともに2度走っている岸本や持ちタイムの良いルーキーである馬場、そして監督が5区候補として期待する金城らが箱根メンバー争いに加わってきそうかなあ。チームとしてもどんどん自己ベストを更新し勢いもありますから、また箱根までに新戦力が台頭してきてもおかしくないですよね。最近の箱根返り咲き・初出場校では東国大が20校中17位で走っているのが最高順位ですが…立教が久しぶりの箱根でどんな走りを見せてくれるのか本当に楽しみです。

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