明治大学 2022年度 箱根予選・全日本振り返り⇒箱根に向けて

続いては明治大学について、全日本、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果全日本結果はこのようになっております。 箱根予選は2位で危なげなく通過を果たしたものの、全日本は9位で3年ぶりにシード権を逃す結果となってしまいました。

箱根予選振り返り

ダブルエースの2人、富田が10位、児玉が11位と揃って大きく貯金を稼ぎ、これぞエースという走りでした。この2人は今年度ずっとハイレベルな結果を残し続けています。気になったのは2番手と62位で3番手だった下條のタイム差が1分26秒も開いていたことです。下條は上々の走りを見せてくれたのですが、なかなか3番手がゴールしない状況には個人的にも見ていてあれっ?と思っていました。前回がハイレベルすぎたというのもありますが…


66位で新谷、67位で漆畑と続き、3大駅伝・予選会でまだ好走したことの無かった選手たちがチーム上位で走れたのは良かったですね。エース格の1人である小澤は万全では無かったということで78位に留まりましたが、最低限まとめてくれました。ルーキーの室田が82位も良くまとめてくれました。転倒があった櫛田も終盤盛り返して90位、大事には至らなくて良かったです。ここまで8人が二桁順位となりました。


9番手の105位に加藤、前回日本人2位だったのですが今回は苦しい走り…なかなか安定した走りを見せられずにいるのが心配です。10番手は154位の鈴木ということでだいぶ前とは差が開いてしまいました。11番手の174位に杉で前回の75位からは100位近く順位を落としてしまうことに。前年度に比べて今年は目立つ走りが出来ていない気が…12番手の330位だった森下はアクシデントがあったということで、仕方ないですが苦い予選会デビューとなりました。

全日本振り返り

1区を任された森下がトップと21秒差の8位、集団内でトップだった中央の千守とはわずか6秒差にとどめていますし、スターターの役割は十分に果たしたと言って良いでしょう。続く2区の児玉は区間4位の好走で総合でも4位に浮上とここまでは良い流れでした。児玉は全日本で1度も外していませんし、安心して任せられますね。


3区に箱根予選で転倒のあった櫛田を起用したのは個人的に心配だったのですが…本来の走りを見せることは出来ずに区間14位、総合5位と1つ順位を落としただけですが後続とはグッと詰められることとなってしまいました。4区の小澤も足に痛みがあったという箱根予選からの回復具合が心配していましたが、区間8位と何とかまとめてはくれました。ただ、本来の実力を考えれば4区終了時でシード争いから抜け出しておきたかったはずで、逆に総合7位とボーダー争いに巻き込まれてしまうことに。


万全ではない主力を起用しなければならなかったチーム事情の時点ですでに厳しかったのかも…5区の新谷は区間13位と苦しい走りで総合10位とついにシード圏外に落ちてしまうことに。箱根予選では上々の走りだったのですが、ほろ苦い3大駅伝デビューとなりました。6区の吉川響は区間7位タイで総合9位に浮上、これは良く走ってくれましたよね。ルーキーは森下に続いてこの吉川響も今後が楽しみになる走りでした。


7区のエース富田の走りでシード圏内に入っていきたいところでしたが、区間8位タイ、決して悪い走りでは無かったですが、シード争いでライバルであった早稲田、東洋よりも区間順位は下ということでこの時点でシードはかなり厳しくなりました。アンカーの尾崎は区間15位…59分台でもこの順位ですから、条件が良かったとはいえ恐ろしいほどのハイレベルです。総合9位は変わらず、シード獲得とはなりませんでした。

箱根に向けて

全日本の結果を見ると、正直箱根でのシード獲得に向けても少し不安になってしまいます。櫛田、小澤が万全の状態で箱根に臨んでもらうことは最低条件とすると…児玉、富田のエースに櫛田、小澤も1~4区に起用するのが順当な気がします。例えば1区児玉、2区櫛田、3区富田、4区小澤みたいな布陣ですね。出来れば1人は復路に残せると良いので、全日本を走った森下、吉川響と言ったルーキーの抜擢もあるかも。


5区は経験者の下條がさらに力をつけているようなのでそのまま任せるか、それとも新たに任せるのかですね。激坂王で好走する選手がいたら面白いですが。現状は5区が正直不安なのは否めないかなあ。復路は前回6区を走った杉本がおり、6区候補と言われた選手も残っていますので調子の良い選手を選ぶことになりそう。前回9区を走った加藤も10人に入ってくることでしょう。


ここに全日本を走った森下、新谷、吉川響、尾崎、箱根予選をしっかりと走った漆畑、室田、1万で良い走りをを見せた曳田、堀らが激しいメンバー争いを繰り広げる形になっていくことでしょう。往路に走れる主力に復路を任せられる選手もズラッと揃っているんですよね。これだけ見ると戦力は充実しているのですが、過去4大会で3度シード落ちとなっているのもまた事実。特に過去2回は今年度よりも戦力は上だったと思いますが、いずれも1,2区で出遅れてしまったのが痛かった。。。


明治はもう箱根にチームとしてどれだけ合わせられるかが全てと言っても過言では無いかもしれません。各選手が持てる力を発揮出来ればシード獲得はもちろん、さらに上位を狙えてもおかしくは無いですし…チームの主力が4年生、全日本はシード落ちという状況を考えても、何が何でも箱根でシードは獲得したいですし、過去2大会の悔しすぎる結果を糧に、1区から崩れることなくタスキを繋ぎ、3年ぶりのシード権を勝ちって欲しいです!!

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私も毎年購入していますし、箱根駅伝に向けて欠かせない1冊かと思います~