2022年度 高校特集 ~西脇工業高校~

続いては西脇工業について見ていきます。前回の都大路では7位、長嶋が1区で積極的な走りを披露、その後もずっと入賞争いに加わり、6区終了時で7位に浮上するとそのまま総合7位でのゴールとなりました。兵庫県は都大路出場争いも激しく、記念大会で増枠だった2015年と2019年は西脇工業と須磨学園が揃って出場、その間は2016,2018,2021が西脇工業、2017,2020が須磨学園と切磋琢磨しています。


ただ、今年度で見てみると、長嶋のライバルである前田は報徳学園でエースは強いですが選手層はさすがに厳しく、須磨学園も今年度は戦力的に苦しいことからも前回の主力も残る西脇工業の都大路出場が有力視されています。

~西脇工業高校~

前回7位になったメンバーのうち、抜けたのは2区区間賞の山中、3区12位の寺本、6区14位の塩田の3人となっています。寺本や塩田が抜けるのももちろん痛いですが、山中は最短区間ながら2区を7分59秒と圧巻の走りを見せた選手ですからね。ここで13→3位と順位を上げたのは後続の選手たちも走りやすかったでしょうし、大きな役割を果たしました。


都大路経験者としては、1区長嶋、4区稲見の長距離区間コンビに5区4位の小田、7区4位の新妻と4人が残っています。順当ならば長嶋、稲見に新妻の3人が長距離を担うことになりそうかなあ。持ちタイムを見ても長嶋が13分37秒と別格のタイムを持っており、さらに14分5秒の稲見、14分11秒の新妻とタイムでもトップ3となっています。


さらに14分18秒を持つ藤田、14分26秒を持つ江上、そして都大路に出場した14分31秒を持つ小田と続きます。ただ、ここまで名前の挙がった選手はいずれも3年生…2年生だと14分37秒を持つ西本が最もタイムが良いのかな?1年は早速上田、田中らが14分台のベストをマークしていますが、ちょっとタイム上は上位が3年生ばかりとなっています。


伊那駅伝では総合4位、稲見が2区20位、藤田が3区44位で大きく後退してしまいますが…長嶋が4区2位の快走で22→6位まで順位を上げ、西本、小田の二人も揃って区間5位でまとめました。2年生では西本が一歩抜けた存在となっていそうですね。


インターハイでは1500mで長嶋が4位、藤田も特例という形ですが決勝に進出しています。5000mにも長嶋は出場して6位、日本人2位の走りはまさにエースと呼ぶにふさわしいものでした。今年度の活躍も長嶋は抜けており、高校トップを争う選手の1人ですね。3000m障害には江上が出場し、7位入賞を果たしています。


ここまでの走りを見ると都大路の経験者4人+藤田、江上、西本の3人を含めた7人が中心となってきそうですね。現時点での印象としては2年連続の入賞も前回以上の結果を残す可能性もありますが、かといって表彰台争いにまで加われそうかというと厳しそうかなあ。よくても5位くらいな印象です…長嶋以外の長距離区間がちょっとまだ力不足が否めない気が。過去5大会は16→6→13→24→7位となっていますが、その順位を上回るような走りを期待したいです!