士別ハーフ(2022/07/24) レース結果振り返り

2022年7月27日

昨日、士別ハーフが行われましたので、大学ごとに自己ベストを出した選手を中心に振り返ります。レース結果はこのようになっております。早稲田や中央学院などが多く出場しました。特に早稲田は主力どころが多く出場したのにはビックリでした。箱根予選を見据えてのレースだったでしょうか。

帝京大学

大花が64分13秒でベストを3分以上更新し、チーム8番手となっています。全日本予選にも出場しましたし、4年生では今年度最も活躍している選手かなあ。期待のルーキーからは尾崎が64分25秒で初ハーフをまとめてきました。トラックのタイムも伸ばしている中ですでにハーフに対応しているこの走りは駅伝シーズンも楽しみになってきます。4年の比嘉も64分30秒で走っており、最終学年での活躍が期待されます。

神奈川大学

佐々木が64分30秒とまずまずの走り、2年前の箱根での大活躍以来、故障などもあって苦戦していましたが今年度は記録会にも戻ってきましたし、ハーフでしっかりと走れたのも大きいです。新戦力の台頭が著しい3年生ですが、佐々木も負けていられませんからね。

早稲田大学

ルーキーの山口が63分9秒と見事な走り、トラックで活躍したいという話をしていましたが長い距離も全く問題無いですね。これは箱根予選から大きな戦力となりそう。井川が64分10秒、鈴木が64分12秒と4年生のエース格も順当にまとめています。ともにこのタイムで自己ベストなんですよね。3年前の箱根予選以来のベストですが…また箱根予選で大幅に更新してくれることでしょう。


石塚、伊藤が揃って64分55秒、菅野が64分59秒ということで今年度の箱根予選に出場が期待される2年生トリオが64分台でまとめました。タイムを狙うというよりは練習の一環という形かなあ。箱根でも活躍した石塚ですが、公認レースとしては初のハーフでしたからね。菅野もこの距離では楽しみな選手です。


ただ、続く選手としては菖蒲が66分台、佐藤が67分台、柳本が69分台ということで3大駅伝経験者としてはちょっと気になるところかなあ。これが設定タイムならば良いのですが…

中央学院大学

工藤が64分7秒で自己ベスト、箱根6区4位と快走している選手が平地でも好走を見せました。さらに、ルーキーの黒岩が64分12秒で走ったのも収穫です。全日本予選はエントリー止まりでしたが箱根予選は出場する可能性が高まったのでは。飯塚が64分30秒、安藤が64分40秒、近田が64分42秒、永野が64分49秒でまとめており、上々の走りだったのではないでしょうか。


特にルーキーの近田が黒岩同様にハーフで結果を残したのは良かったですね。64分51秒で伊藤が走ったのは最低限かなあ。吉本は65分51秒と今回はもう一歩…主力の1人ですし、箱根予選にはしっかりと合わせてきてくれることでしょう。

山梨学院大学

新留学生のムトゥクが61分49秒をマークしていきなりチームトップに立つことに。5千でもすでにムルアを上回っていますし、1年目から大活躍ですね。今年度の3大駅伝・予選会はムルアかと思っていましたが…状況によってはムトゥクの出場もあるかもしれません。

駿河台大学

65分54秒だった賀来がチームトップということで全体的なタイムとしてはもう一歩だったか。しかし、2年の賀来が65分台で走れたのは良かったですね。古澤が66分7秒の自己ベストで続き、66分15秒の藤井、68分ちょうどの小江、68分31秒の倉島とルーキーが3人並びました。藤井は1年目から箱根予選も走る可能性が十分ありますね。全日本予選に2年連続出場の池原は69分17秒でベストではあったもののハーフはもう一歩という状況がまだ続いています。

上武大学

新留学生のパトリックが61分6秒で優勝を果たしました。2位に5秒差、3位だった山梨学院のムトゥクには43秒もの大差ですから強いですね。全日本予選はもう一歩という走りでしたが、箱根予選は大きな貯金を稼ぐことが期待出来そうです。上本も64分44秒で自己ベスト、全日本予選でも中位でまとめていましたし、前回は243位だった箱根予選ですがグッと順位を上げてくるかも。他には諏訪が67分53秒で走っています。

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