第101回関東インカレ(2022) 2部1万m ~キプリモが優勝、岸本が日本人トップの2位~

2022年5月20日

本日から関東インカレが始まりました。2部の1万mについて振り返っていきます。公式結果はこのようになっております。上位8人は以下の通り、入賞した選手を中心に振り返ります。

順位氏名所属記録
1位ノア・ キプリモ (4)日本薬大28:28.58
2位岸本 大紀 (4)青学大28:28.94
3位カマウ・パトリック (1)上武大28:31.41
4位大川 歩夢 (4)東経大28:35.51
5位中西 大翔 (4)國學院大28:35.87
6位平林 清澄 (2)國學院大28:36.32
7位丹所  健 (4)東国大28:36.72
8位篠原倖太朗 (2)駒大28:41.13

優勝を果たしたのは日薬大のキプリモ、序盤のスローペースから道中でペースアップ、途中では他の選手に引っ張るように促しているところもありましたが…ラスト1周のスパート合戦を制し、28分28秒で見事に優勝を勝ち取りました。日薬大の留学生も安定して強いですね。。。


2位に入ったのが青学の岸本、ロードで圧倒的な活躍を見せる一方でトラックは故障などもあって勝負レースで目立った走りは見せられていませんでしたが、最後の関東インカレで素晴らしい走りを見せてくれました。ラストも0.38秒及ばずの2位でしたし、トラックでも強いですね。今年度は年間を通じて大活躍を見せてくれました。


3位に上武のパトリック、上武初の留学生であるパトリックですが、初の勝負レースでもしっかりと表彰台に上がってくる走りを見せました。ただ、ラスト1周で仕掛けたものの、28分31秒と最終的には3秒差をつけられてしまったのは残念だったかなあ。それでも、今年度のチームを牽引してくれるであろう強さは見せてくれました。


4位に東経大の大川が28分35秒をマークして入ってきたのにはびっくりしました。確かに箱根予選でも活躍を見せる実力者ではありますが、留学生や箱根有力校の主力がズラッと揃う中で日本人2番手の4位に入るとは、素晴らしいですね。先頭集団についていなかった選手の中では最上位と冷静な走り、今年度の活躍が非常に楽しみです。

5位に國學院の中西大、学生ハーフでも2位に入った実力者ですが、トラックでも改めてその走力を見せてくれました。平林の活躍も目立ちますが中西大も負けていないですよね。國學院のエースたちは今年に入ってから本当にハイレベルな活躍を見せています。今回は平林を1秒未満ですが上回ってきたところにも4年生の意地を感じました。


6位に國學院の平林、積極的な走りで一時は先頭を走るなど2年生ながらチームを牽引する選手。今回もラスト1周前までは先頭集団に喰らいついていましたからね。最後は2人に抜かれてしまいましたが28分36秒と自己ベストで走りました。こういう走りを見ているとまだまだ強くなりそうな期待感があります。ロングスパートする力もありますが、ラストの切れ味をさらに増していきたいところですね。


7位に東国大の丹所、先頭集団に無理についていなかったところからもまだ万全では無かったのかなあ?前年度の圧倒的な走りからすると、ラストこそ得意では無いにせよ先頭集団につかないことは考えにくいですからねえ。まずは関東インカレで入賞できるまでに走れていることは良かったかなあ。


8位に駒澤の篠原、さすがにレース過多でコンディションが心配されていましたが、先頭集団が5人に絞られたところまではついていましたが、そこから一度離されてしまうと、後続にも抜かれてしまいました。それでも、何とか8位と入賞は死守出来たのは良かったかなあ。28分41秒というタイムも自己ベストとなっています。5千も明日予選がありますが、無理はしないで欲しい。。。


9位には帝京の小野が入っており、入賞ラインとは24秒と大きく離れてはいるもののこの順位で入ってきたのは収穫だったのでは。小野も主力の1人として着実に力をつけていますね。他には神奈川の小林篤が29分13秒と自己ベストをマークしての12位、29分13秒で14位だった駒澤の小野あたりが上々の走りだったかなあ。


一方で日薬大の日本人エースである中山は16位、中央学院のエースである吉田が17位、専修の日本人エースである木村が18位と各大学のエースたちがもう一歩だったかなあ。

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