専修大学 新年度(2022年度)戦力分析

続いては専修大学について、新年度の戦力を見ていきます。データベース登録されている人数は4年:8
人、3年:9人、2年:4人、1年:2人となっております。戦力としては、3年>4年>2年>1年という感じかなあ。上級生にエース級も主力どころも揃っています。

4年生

エースの1人である高瀬も最上級生となりました。箱根予選では10位と会心の走りも箱根では2年連続19位以下と苦しい走り…箱根予選はもう何も心配ないだけに、3度目の箱根では快走を見せてほしいですし、前年度は故障もありましたから怪我無くトラックシーズンから活躍を見せてくれれば。


高瀬と同じく2年連続箱根出場を果たしているのが国増、箱根予選では163位でしたが箱根では7区9位と素晴らしい走りを見せました。箱根という大舞台で結果を残せたのは大きいですし、今年度も楽しみな選手の1人です。成島、南はともに2年時に箱根を経験している選手ですね。その一方で3年時に3大駅伝・予選会はいずれも出場出来ていないだけに、2年時に負けない走りを今年度は見せてほしいですね。


箱根予選には小島、吉岡の2人も出場、吉岡はチーム6番手で走っています。箱根・箱根予選合わせて6人も経験者がいますし、箱根でメンバー入りを果たした冨永もいます。前年度はやや足並みが揃わなかったところもありますが、楽しみな選手が揃っている学年です。

3年生

木村が箱根1区で4位と素晴らしい走り、故障もありましたが勝負レースに出場すれば最も外さない安定感のある選手です。何よりも箱根往路で結果を残しているというのが大きすぎますよね。エースとして今年度は箱根だけではなく1年間チームを牽引する走りを見せてくれれば。続くのは水谷、野下という往路を走った2人でしょう。


箱根予選ではチーム3,4番手で走っていますし、4区の水谷、5区の野下と3本柱に続く重要区間を任せられています。箱根予選で結果を残したのに比べると箱根では2年連続で苦しい走りとなっていますが、1年⇒2年でグッと力をつけてきた2人ですし、3年生となる今年度はさらに成長した姿を見せてほしい。


箱根には中山が10区で出場と前年度の箱根に最多の4人出場したのがこの学年です。箱根予選に出場した粟江もいますし、持ちタイムでは1万で29分28秒をマークした田島が箱根でもメンバー入り、ハーフでは山村や山城が学生ハーフで65分台のベストをマークするなど続く選手たちも続々と台頭してきているんですよね。エースがいて、選手層も厚くなってきていますし、今年度のチームを牽引してくれることでしょう。

2年生

キサイサがエースとして前年度は活躍も万全で無かった箱根では3区20位という結果に…それ以外は安定していましたし、トラック・ロードともに1年間を通して活躍が期待される選手です。続く選手として期待されるのは全日本予選に出場した辻、千代島の2人。全日本予選ではともに苦しい走りではありましたが、出場するだけ期待されている選手ですし、1万のタイムも伸ばしてきています。2年生となって長い距離でも結果を残していってくれれば。


他の選手はまだまだこれからというところかなあ。5千では14分29秒を持つ中島や14分30秒の渡辺、14分31秒の長谷川らがいますが、長谷川が1万で30分51秒で走ったくらいでまだまだ1万以上で目立ったタイムはマーク出来ていませんからね。力のある選手が揃う3,4年生に割って入るのは容易では無いですが、1人でも多くメンバー争いに加わってきて欲しいです。

1年生

持ちタイムでは14分25秒を持つ手塚、14分28秒を持つ黒田が早速トップ10入りを果たしています。手塚は都大路でも最長区間の1区を走っている選手ですし、今後が楽しみです。新入生は14分30秒台のベストを持つ選手が多く、新井、犬塚、福田、村上、亀之園らがズラッと続いていますし、村上は都大路で7区に出場しています。


例年と比べても決して悪くないスカウトだったと言えるのではないでしょうか。2年連続で箱根出場を果たせたのは、スカウトにおいても大きいです。3,4年生に主力がズラッと揃うだけに1年生が即台頭してくれないと困るようなチーム状況ではありませんが、楽しみな選手が揃っていますからね。早い段階から1人でも多くチームの戦力となって活躍して欲しいです。

箱根の順位予想区間配置予想の投票を受けてけています。投票をお待ちしております~

※1人1票でお願いします。