2021年度 4年生特集 ~法政大学~

本日は法政大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で8人登録されています。3大駅伝経験者は4人とそれほど多くは無いですが…8人全員が3大駅伝・予選会のいずれかでエントリーを果たしています。3年目以降は絶対的エースとして君臨した鎌田や主将の清家などチームに欠かせない戦力として頼りになる存在でした。最後の箱根でチームにシード権を残せたのも良かったですね♪

鎌田 航生

高校ベストは14分28秒、1年の全日本から出場し2区を任されたものの区間15位とほろ苦い3大駅伝デビューとなりました。一方で箱根では8区7位と上々の走り、まずは箱根で結果を残せたのが良かったです。2年時にはチーム事情もあって3大駅伝全てで主要区間を担うことに。出雲1区では区間14位と苦しい走り、2年連続の2区となった全日本では区間8位でまとめてきましたが、エース区間の2区に起用された箱根では区間18位に沈むことに…1区で出遅れた状況でしたし、正直仕方なかったですよね。。。


エースとなったのは3年時、5千で13分47秒と大学ベストとなるタイムをマーク、1万でも28分33秒をマークすると、箱根予選ではチームトップの15位とエースの走り、そして箱根では1区で区間賞と大学ベストと言える走りを見せてくれました。この1区区間賞は素晴らしかったですよね、他大にエース級が揃う中で最高の結果を残しました。さらに、学生ハーフでも並みいる有力選手を抑えて見事に優勝、一気にトップクラスの選手へと飛躍を遂げました。


4年時には関東インカレ1部1万mで7位入賞ここでマークした28分30秒が大学ベストとなりました。全日本予選でも4組12位とトラックでも結果を残しました。箱根予選では転倒もあって31位に留まりましたが、全日本では3度目の2区で区間4位の快走、そして2年ぶりの2区となった箱根では区間9位と続けての好走でチームのシード獲得に貢献しました。鎌田の存在がチームを押し上げてくれました。

山本 燎

高校ベストは14分35秒、1年時に1万で29分24秒をマークし、このタイムでトップ10に入ってくることに。2年時に5千で14分22秒をマークし、これが大学ベストとなっています。持ちタイムとしては十分なのですが、なかなか3大駅伝・予選会にエントリーされることは無かったんですよね。しかし、最後の箱根で最初で最後のエントリーを果たすことに。出場とはなりませんでしたが、最後にメンバー入りを果たせたのは良かったですね。

守角 隼

高校ベストは14分25秒、このタイムは4年間更新できていません。しかし1年の出雲、全日本からメンバー入りを果たすことに。2年時にハーフで64分18秒をマーク、箱根でも16人のメンバー入りを果たしています。ただ、なかなか出場には至らず…3年時は箱根予選、箱根ともにエントリーはありませんでした。4年時に1万で29分25秒と大学ベストをマークすると、箱根予選に出場することに。しかしここでチーム最下位の286位に沈んでしまい…全日本はエントリーどまり、箱根ではエントリー漏れということで3大駅伝出場には届きませんでした。

清家 陸

高校ベストは14分38秒、2年の出雲で3大駅伝初出場、5区10位という走りでした。続く全日本でも5区12位とそれほど目立った走りでは無かったのですが…箱根で9区7位と好走したことでグッと存在感を増してきました。3年時には5千で14分31秒をマークしこれが大学ベスト、5千のタイムは走力に全然追いつきませんでしたね。箱根予選ではチーム2番手の33位とさすがの走り、箱根では万全では無かったものの、4区11位でまとめています。


4年時には全日本予選で3組13位、ここでマークした29分28秒が大学ベストとなりました。箱根予選ではチーム3番手の56位でまとめると、全日本は万全では無かったようで回避、そして箱根では2年ぶりに9区を任され、2年前と同じ区間7位の走りで前との差を縮めたことが、最後に逆転でのシード獲得につながりました。9区に清家を残せるまでに選手層が厚くなったのがチームとしても大きかったですね。

河野 祥哉

高校ベストは14分41秒、3年時に5千で14分32秒、1万で29分46秒といずれも大学ベストとなるタイムをマークしており、箱根予選にも出場してチーム6番手の128位で走っています。ここでマークした63分37秒がハーフでの大学ベストとなっていますね。箱根予選では決して悪くない走りだったのですが箱根にはエントリーされず…4年時もエントリーされたのは全日本予選のみで3大駅伝は最後までエントリーに届かなかったのは残念でした。

久納 碧

高校ベストは14分15秒、1年時に5千で14分13秒、1万で29分53秒をマークしており、このタイムがいずれも大学ベストとなっています。2年の全日本では1区に起用されて3大駅伝デビュー、区間13位という走りでした。箱根でも全日本に続いて1区を任されましたが区間19位と苦しい箱根デビューとなってしまいました。3年時は箱根にエントリーされるも出場はならず…4年時にはハーフで64分31秒と大学ベストをマークして3年連続の箱根エントリーとなったものの、出場にはあと一歩届きませんでした。

人見 昂誠

高校ベストは14分15秒、この学年でトップのタイムを有していました。ただ、この高校ベストは大学4年間では更新することは出来ず…それでも2年時には1万で30分19秒と大学ベストとなるタイムをマークすると、出雲で3大駅伝デビュー、ここでは4区15位と苦しい走りとなりました。そして、この出雲が最初で最後の3大駅伝出場ということに…2年の全日本ではメンバー入りを果たしたものの出場とはならず、それ以降は3大駅伝・予選会にエントリーされることはありませんでした。

中光 捷

高校ベストは14分26秒、1万のベストは30分38秒となっており、このタイムは高校2年の3月にマークしたものですね。大学で1万のベストを更新することはありませんでした。ハーフでは1年時にマークした67分37秒が大学ベストですが、5千では3年時に14分23秒をマークすると、箱根でエントリーを果たすことに。これが唯一の3大駅伝・予選会エントリーで出場は叶いませんでしたが、中光もメンバー入りを勝ち取った4年生の1人となりました。

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