新入生情報その3(2022/01/14時点) ~創価、國學、帝京、法政、東海、神大、早大~

続いては今回の箱根で7~13位だった7校について見ていきます。どこも持ちタイムトップ10に入る新入生が加わってきています。東海は変わらずにハイレベルなスカウトを維持、法政が例年よりも良さそうかなあ。國學院のスカウトも良くなっていますし、早稲田も人数が少なかった前年度と比べて選手が揃っています。

創価大学

14分10秒を持つ出水中央の石丸が持ちタイムトップ、14分13秒を持つ利府の野澤、14分15秒を持つ鎮西学院の山下と14分10秒台が3人いますね。石丸は持ちタイムトップ10に入っており、都大路でも1区18位で走っている実力者です。さらに、14分22秒を持つ開新の家入、14分23秒を持つ東海大札幌の竹田、14分27秒を持つ九州学院の黒木と14分20秒台も3人います。黒木は都大路で7区9位で走っている選手。例年よりもスカウトは良いといえるのでは。

國學院大學

13分56秒を持つ北山の上原、14分9秒をともに持つ智辯カレッジの森田、松浦の吉浦らが早速持ちタイムでトップ10に入っています。上原は都大路1区で区間26位、森田は3区16位、吉浦は4区30位で走っており、いずれも長距離区間を経験しているのも良いですね。


さらに、14分11秒を持つ豊川の田中、14分12秒を持つ健康福祉大高崎の青木、14分13秒を持つ東海大山形の鎌田、東農大二の中野、14分17秒を持つ高川学園の高山と14分10秒台も5人ともう持ちタイムを見ても他の箱根シード校とそん色ないスカウトになってきましたね。鎌田は都大路1区30位、中野は7区19位で走っています。

帝京大学

14分6秒を持つ大分東明の柴戸が持ちタイムで抜けており、続いて14分19秒を持つ西京の山口、14分27秒を持つ武蔵越生の森田、14分29秒を持つ八戸学院光星の田中、14分37秒を持つ開新の川上らが加わることとなります。柴戸と山口が持ちタイムでトップ10に入ってきています。柴戸は都大路1区15位で走っている実力者で即戦力候補、西京の山口も1区27位で走っています。持ちタイムだけではなく都大路1区を走っている選手が複数いるのも良いですね。例年以上と言えるのでは。

法政大学

13分50秒を持つ専大松戸の大島が抜けており、1万でも29分24秒をすでにマークしている選手です。さらに、14分4秒を持つ米子松陰の清水、14分7秒を持つ東北の高橋と続きます。清水は都大路でも1区20位で走っていますね。この3人が持ちタイムでもトップ10入り、1年目から活躍が期待される選手たちです。


14分20秒を持つ世羅の花岡、14分24秒を持つ自由が丘の澤中、14分27秒を持つ清風の田中、14分28秒を持つ小豆島中央の行天と14分10秒台はいませんが、14分20秒台がずらりと揃います。持ちタイムだけではなく、花岡は都大路6区2位で走って優勝に貢献、澤中は3区17位、田中は1区44位、行天は3区24位と都大路で長距離区間を走っている選手も多く、持ちタイム以上の力がありそうで楽しみです。

東海大学

13分48秒を持つ上田西の花岡が持ちタイムトップ、1万でも29分25秒をマークしています。13分54秒を持つ東海大翔洋の兵藤が続き、この2人が持ちタイムでトップ10入りを果たしています。ともに都大路は出場していませんが、その走力は申し分なくスピードも抜群です。14分0秒を持つ伊賀白鳳の松本、14分3秒を持つ名古屋経大高蔵の本村、14分8秒を持つ一関学院の鈴木天と14分1桁も3人。松本は都大路で1区32位で走っています。


13分台が2人、14分1桁が3人いるのに加え、14分12秒を持つ川崎橘のロホマン、東海大相模の湯野川、14分15秒を持つ九州学院の竹割、14分17秒を持つ水城の大内と14分10秒台もズラッと揃っています。特に竹割は都大路で1区10位と快走を見せており、即戦力候補、大内も6区3位と好走していますし、今年度のスカウトではトップクラスだった大学の1校ですね。

神奈川大学

14分6秒を持つ洛南の宮本が持ちタイムトップでトップ10にも入ってきています。さらに、都大路では4区区間賞の快走を見せていますし、持ちタイム以上にこの実績は頼もしい限り。即戦力として活躍してくれそうです。さらに、14分15秒を持つ千原台の高潮、14分17秒を持つ鳥栖工業の山田、14分18秒を持つ西脇工業の塩田と14分10秒台の選手が続いています。山田は都大路で3区22位、塩田は6区14位で走っています。


14分25秒を持つ愛知の酒井、14分29秒を持つ世羅の松崎もおり、例年と比べて持ちタイムは悪くなく、実績では上回るほどになったのではないでしょうか。

早稲田大学

13分35秒を持つ学法石川の山口、13分57秒を持つ間瀬田の2人が持ちタイムで早速トップ10に入ってきています。都大路での走りを見ても、山口は1区9位、間瀬田は1区7位とともにエース区間の1区で一桁順位で走っており、4年生が抜けることによる戦力ダウンが大きい早稲田にとっては頼もしい限り。間瀬田は1万で29分13秒、山口は1万で29分47秒と1万もすでに29分台のベストを有しています。


1つ気になるのは山口が大学ではトラックに専念するという記事があったことかなあ…完全に3大駅伝に出場するつもりは無いという意味なのか、それともトラック中心にやっていくということなのか…3大駅伝に出場しながらトラックで世界を目指す順大の三浦、駒澤の田澤らもいますし、大学駅伝ファンとしては3大駅伝でも見てみたいですが…他にも14分15秒を持つ鹿児島城西の須山、14分16秒を持つ鎌倉学園の宮岡もおり、エース級だけではなく人数も早稲田としては確保できたのは一安心かなあ。

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