東海大記録会1万m(2021/09/25) 結果振り返り

本日、東海大記録会の1万mが行われました。この時期、箱根シード校は出雲に向けて5000mを走ることが多いですが、箱根予選に出場する大学は1万mを走ってくることが多いです。それも、箱根予選の集団走を意識するかのような走りをすることも多いです。レース結果はまだ公式には載っていませんが、Twitterには速報を載っていますね、いつも感謝です。大学生を中心に組ごとに振り返ります。

~4組~

立教のルーキー安藤が29分57秒で組トップ、2位に20秒差をつけてのダントツトップですね。今年も有力ルーキーがズラッと揃いましたが、本当に来年度、再来年度には箱根出場してもおかしくないのでは?と思うほどです。同じ立大のルーキー山口が30分17秒で続いています。


東海は3000mと10000mの2本走るというレース、エースの1人である市村が30分17秒で東海勢ではトップの3位、本間、竹村、佐伯が30分24秒、川上、入田、水野、佐藤が30分25秒ということでしっかりと走れています。ルーキーでは水野が良さそうなのかな?


上武の千原が30分19秒で4位、諏訪が30分22秒で5位に入っています。こういった選手が箱根予選メンバー争いに加わり、選手層の底上げをしていってくれれば。

~5組~

城西が退去出場した5組は山中が29分34秒とベストを3秒更新する走り、今年度一気に飛躍を遂げた選手は主力級の活躍を見せてくれるかも…主力の藤井も29分36秒で続き、PMを務めたエースの砂岡は29分38秒で走っていますが、これは参考タイムですね。なかなか30分を切れなかったルーキーの平林が29分39秒でベストを46秒も更新してきたのは収穫ですね。


城西の宮下が29分41秒で走れるまでに戻ってきたのも収穫です。5000mで13分台を連発していましたし、箱根予選は問題なさそう。野村、小島拓が29分44秒で走っており、ここまでは箱根予選に向けて順調といったところかな。その一方で、熊谷、堀越は30分30秒オーバー、山本樹は31分台と苦戦する選手もおり、山本唯、新井、藁谷らがDNSだったのも心配です。箱根予選にどれだけベストメンバーに近い選手を揃えられるか…


上武は湯本が29分41秒と城西勢に割って入り、西村が29分45秒、上田が29分47秒でベストを47秒も更新、小川が29分52秒で2秒、青山が29分53秒で1秒未満ですがベストを更新しています。ここらへんの選手は箱根予選でも12人に入ってきそうです。石田が30分6秒、上本、山林が30分10秒台、源川、正木が30分20秒台で走っておりここからどれだけ箱根予選に向けて状態を上げていけるかですね。

~6組~

立教の斎藤が29分6秒と2位に17秒差をつけての組トップ、数少ない4年生の主力が存在感を見せました。今年度最も勢いのある服部が29分23秒、箱根に関東連合で出場している中山が29分27秒と走るべき選手がトップ3を占めています。ルーキーの林も29分46秒で走り、箱根予選に向けて期待が高まります。12人に入ってきそうな内田、後藤あたりがともに31分台だったのはちょっと心配かなあ。


上武のルーキー海村が29分36秒と初の1万で上々の走り、チーム7番手のタイムとなっています。5千のベストも更新していますし、箱根予選出場の可能性が高いです。慶應のルーキー木村が29分48秒といきなり30分を切ってきたのにもびっくりしました。いきなり戦力になるのは田島と安倍かと思っていましたが、30分5秒をマークした田島、30分26秒だった安倍のいずれも上回る走り、これは箱根予選も楽しみです。


拓殖の山崎が29分51秒でセカンドベスト、根岸も30分7秒ではしれているのはまずまずかな。ともに箱根予選出場を争うメンバーかと。原田も30分19秒で走っています。

~7組~

ヤクルトの中村大聖が28分55秒で組トップだった最終組、中央の森凪也が28分58秒のセカンドベストをマーク、トラックシーズンは苦戦が続いていましたが、ここで28分台で走れるまでに戻してきたのは大きいですね。本来であればエースの1人ですし、箱根予選に向けて心配はいらなそう。


拓殖の佐藤が29分3秒でベストを15秒更新しチーム3番手に浮上、日本人エースの合田も29分10秒でまとめていますし、工藤が29分11秒で12秒更新して7番手、江口が29分18秒で7秒更新して8番手と日体大記録会に続いて自己ベストラッシュとなりました。トップ10のうち6人がこの1週間で自己ベストですからね。竹蓋も29分36秒とセカンドベストで走れていますし、出場した選手で心配なのは30分53秒だった新井くらいでは…


上武のエースである村上が29分27秒とまずまずのタイムで復帰、箱根予選からずっと姿を見せていませんでしたが…前回の箱根予選で好走している頼れるエースの復帰は心強いです。箱根予選に向けて仕上げていってほしい。渡辺も29分30秒で走っており上々かなあ。その一方で鉄川は30分34秒、エース候補の額賀は31分3秒かかっており、期待と不安が入り交じる結果となりました。

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