第100回関東インカレ(2021)展望 ~1500m~

100回目の記念大会となる関東インカレも後2週間に迫ってきました。無観客となるようですが、せめて無事に開催されてほしいものです。まだエントリーは出ていませんが、長距離種目において1部、2部それぞれの展望を述べていきます。前回は時期が駅伝シーズンと重なったことで有力選手はあまり出場しませんでしたから、今年は各大学のエース同士のハイレベルな争いが見たいです。まずは、1500mについて見ていきます。

~1500m(1部)~

2年前の優勝者である東海の飯澤が2年時は苦しみましたが、見事に復活を果たしました。中距離中心で戦っていくということで、体つきもまさに中距離という逞しさ、さらに学生トップとなる3分40秒を今年度マークしています。1年時から圧倒的な勝負強さを見せていますし、出場すれば優勝候補筆頭と言えるのではないでしょうか。


東海は1500mを得意としており、ダブル入賞やトリプル入賞を何度も果たしています。飯澤に続く選手も充実しており、2021年に入ってからの走りだけを見ても、3分45秒をマークし、前回も2位に入っている溝口、3分46秒をマークしている安倍、3分47秒をマークしている花牟礼と好タイムを持つ選手がずらり。


さらに、日本選手権1万mに出場した市村も1500mのスピードがある選手。最大で3人しか出場出来ませんから、チーム内の争いも非常に熾烈です。トリプル入賞を果たしてもおかしくない選手たちが揃っていますし、大量得点も狙えそう。


同じくスピードのある選手が揃っているのが中央、前回の関東インカレで優勝を果たした金子は3分45秒を今年マークしており、そのスピードは抜群です。持ちタイムも勝負レースの実績もあるとなると上位争いをする可能性は十分ありそう。同じく前回6位に入った山田も1500mで3分47秒を今年マーク、自己ベストは3分43秒とこちらもスピードはあります。


さらに、800m、1500mに出場している森智哉も日本インカレでは決勝に進出、前回の関東インカレも4位に入っています。自己ベストは3分47秒と金子や山田には劣りますが、勝負レースの経験が豊富ですし、中距離中心に活躍しているのも強み。ルーキーでは3分47秒を持つ中野倫もいますからね。こちらも出場争いから熾烈で入賞が期待される選手が複数います。


同様に関東インカレで上位が期待されるのが早稲田、新入生の石塚は3分44秒を高校時代にマークしており、抜群のスピードを誇ります。日本インカレで6位に入った菖蒲、10位だった柳本もおり、菖蒲は3000m障害に出場しそうなので1500mはどうかはわかりませんが、二人とも3分46秒の自己ベストを持つスピードがあります。3分44秒のベストを持つ半澤もいますし、スピードも実績もある選手がズラッと揃う早稲田もやはり楽しみな存在。


そんな実力者3校に割って入ることが期待される選手ですが…ルーキーでは石塚同様に3分44秒62の高校ベストを持つ東洋の甲木が楽しみな選手です。勝負レースでの実績もありますし、いきなりの入賞も十分狙えるのでは。さらに、順大の原田も2年前の関東インカレで8位入賞、3分45秒のベストを持っており、2年ぶりの入賞も狙えそうかなあ。

~1500m(2部)~

この種目でずっと強さを見せているのが青学、今年に入ってからも積極的に1500mに出場しており、宮坂、山内、小原が揃って3分47秒台のベストをマークしています。さらに、復活を遂げた倉本も3分48秒をマークしていますし、能島、横田も3分49秒と3分40秒台のベストを今年になってからマークしている選手がたくさんいるんですよね。


ルーキーでも片山が高校時代に3分47秒をマークしています。宮坂は万全ならばハーフあたりに出場するでしょうし、小原も本命は3000m障害だとは思いますが、それでもスピードランナーが揃う青学において、選ばれた選手は結果を残す可能性も高く、2年前のようにトリプル入賞を果たしてもおかしくなさそう。


今年最も結果を残しているのは急速に強化を進めている立教かもしれません。3分44秒をマークしているミラー千本は6大学対抗でも素晴らしい走りを見せましたし、ともに3分46秒を今年マークしている齋藤、加藤でもう3人が揃います。さらに、日本インカレで決勝に進んだ服部もいますからね。立教が長距離種目で入賞するとなると、1500mが最も可能性が高いでしょうし、持ちタイムの良い選手がどれだけ勝負レースで結果を残せるかも楽しみ。


持ちタイムでは3分42秒を持つ明治の佐久間がトップクラスであり、2年前の関東インカレでも7位入賞を果たしています。徐々に長い距離でも結果を残しつつありますが、やはり1500mが最も得意でしょうし、楽しみな選手。明治は馬場が前回の関東インカレでも3位に入っていますね。3分44秒と持ちタイムも良いですし、入賞争いに絡んで欲しい選手です。


前回の関東インカレでは駒澤の蓮沼が優勝、3分47秒のベストも持っています。ただ、2年前は10位にとどまっており、実力者が揃うであろうことを考えると、入賞は期待出来ても表彰台争いとなると難しそうかなあ。ルーキーでは、篠原が全国高校陸上で3位と好走を見せていますね。大学でも5000mで自己ベストを連発して勢いがありますし、出場するのであれば楽しみ。


専修の高瀬も1500mでは3分46秒をマークしており、出場すれば結果も残せるであろう選手ですが、5000mや1万mのほうが可能性は高そうかなあ。神奈川大学もルーキーの園田は高校時代から1500mで結果を残していますし、神奈川大記録を更新した島崎も楽しみな存在。

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