兵庫リレカ&日体大記録会5000m(2021/04/25) 雑感

本日、兵庫リレーカーニバルの5000mと1万mのグランプリ、日体大記録会5000mが行われましたので、大学ごとに自己ベストを出した選手を中心にレース結果を振り返ります。今日も兵庫リレカよりも日体大記録会のほうがタイムが出てはいましたが、昨日ほどの好条件では無かったこともあり、13分台こそ出たものの、驚くようなタイムとはいかなかったかなあ。

駒澤大学

中島が13分54秒でベストを12秒更新し、チーム7番手に浮上、学生ハーフに続いて結果を残しています。安原も13分59秒でベストを1秒ですが更新、箱根8区を走った佃も13分59秒でベストを15秒更新しています。この結果、13分台ランナーが3人増えて16人に。これは青学の17人に次ぐ多さです。エース級だけではなく、中堅どころも伸びてきているのは大きいです。


小野も14分9秒で0.11秒ですがベストを更新、ルーキーの篠原が14分10秒でベストを2秒更新し、早くも2度目のベスト更新と結果を残しています。

東洋大学

及川が13分58秒でベストを9秒更新し、チーム6番手に浮上、13分台ランナーも7人になりました。前年度は3大駅伝出場はありませんでしたが、着実にタイムを伸ばしているのは頼もしいです。1年の箱根以来の3大駅伝出場なるでしょうか。

青山学院大学

兵庫リレカでは鶴川が13分55秒でトップ、太田も13分59秒で2位、山内が14分6秒で3位とトップ3を独占することとなりました。山内はセカンドベストですが、鶴川、太田は13分台でセカンドベストに届かないのが恐ろしい。現状、青学のルーキーが前評判通り最も力のあるところを見せています。野村、宮坂が14分23秒、喜多村が14分24秒で走っていますが、こちらはもう一歩だったかなあ。


また、2年の倉本が13分52秒でベストを16秒更新しチーム8番手となる走り、昨年度はほとんど姿を見せませんでしたが、層の薄いと言われる2年生世代から楽しみな選手が出てきました。復活が待たれる岸本は14分20秒とまだまだかなあ。

東海大学

杉本が14分4秒で自己ベストの走り、新戦力の台頭が待ち望まれる東海ですが、杉本もメンバー争いに加わってきてほしい選手の1人です。箱根6区を走った川上は14分17秒ということでもう一歩だったかなあ。

順天堂大学

石井が13分57秒でベストに1秒及ばずもセカンドベストですね。13分50秒台後半は何度もマークしているのですが、なかなかタイムを伸ばせないのがちょっともどかしいです。平が14分5秒でベストを7秒更新し、チーム7番手に浮上してきました。2週間前に続いてのベスト連発で好調ですね。3年生は野村、伊豫田が好タイムを連発して最も勢いのある学年ですが、平もメンバー争いに加わっていきたいところ。


新入生も油谷が14分20秒、堀越が14分22秒、中田が14分27秒がともに自己ベストを更新と早速14分20秒台でのベストをマークしています。神谷、浅井といった持ちタイム上位も1万でタイムを伸ばしていますし、今年のルーキーも楽しみです。

帝京大学

ルーキーの福島が14分9秒でベストを15秒更新し、チーム5番手に入ってきました。早速こんな走りを見せるとなると、1年目から期待したくなりますね。森田が14分14秒でベストに1秒届かずもセカンドベストで走っています。

國學院大學

ルーキーの板垣が14分29秒20でベストを1秒未満ですが更新しています。杉浦も14分37秒でベストを更新したものの、全体的にはちょっと低調だった印象。

明治大学

手嶋が兵庫リレカ1万mのグランプリに出場、積極的に先頭についていきましたが、前半14分前後で突っ込んだのが響いたか後半は15分以上かかってしまい、29分5秒と奮わず…なかなか主力が聖人を除いて結果を残せていないのが気になるなあ。

中央大学

助川が14分16秒でベストを1秒更新、中澤が14分18秒でベストを3秒更新しています。ただ、助川は28分台のベストに学生ハーフで好走、中澤も29分0秒のベストに箱根で好走していることを考えると、もっとタイムは伸ばせそう。

神奈川大学

安田が14分4秒でベストを13秒更新し、チーム5番手となりました。3年4ヶ月ぶりに高校ベストを更新することとなりました。川口、呑村、西方ら他の4年生が箱根往路でも結果を残していますが、安田も負けじと続いてくれれば。

日本体育大学

岡嶋が14分28秒でベストを4秒更新しています。大内は14分15秒でベストに8秒届かず、村越、加藤はともに14分21秒でセカンドベストかなあ?崩れることは無かったですが、自己ベストを更新するには至らず…

拓殖大学

ラジニが13分50秒とベストを17秒更新、2年ぶりのベスト更新ですが、ラジニのちからを考えれば5千もまだまだタイムを伸ばせそう。竹蓋が14分3秒でベストを19秒更新しチーム2番手、吉村が14分9秒でベストを22秒更新し、チーム3番手に浮上しました。トップ3が自己ベストを更新と一気にタイムを伸ばしてきましたね。


佐々木は14分24秒、合田は14分30秒、佐藤は14分35秒でいずれもセカンドベストかな?5千や1万のベストを考えると、もう少しタイムは伸ばしてきたかったところ。原田が14分41秒でベストを20秒更新しています。

城西大学

宮下が13分57秒でベストには0.20秒届かずも、再び13分57秒で走ってきました。一気に砂川に次ぐエース級となってきた気が…これは楽しみ。山中が14分12秒でベストを12秒更新し、チーム4番手に浮上しました。活躍を続ける2年生世代の勢いにちょっと乗れていませんでしたが、この走りをきっかけに一気にメンバー争いに加わってきてくれれば。

国士舘大学

長谷川が14分29秒でベストを1秒ですが更新しています。今月は走るたびに好タイムでの自己ベストラッシュが続いていましたが、今日はちょっと物足りなかったかなあ。

専修大学

期待の新留学生キサイサが出場するも14分12秒と今回は奮わず…今後の走りが気になるところです。他の新入生は有本が14分45秒でベストを3秒更新したくらいで、15分前後かかる選手も多く、ちょっと低調だったかなあ。

日本大学

小坂が14分33秒ですが組トップの走り、まずはしっかりと走れたのは復活に向けての大きな一歩かな。もはやチームに欠かせない戦力ですからね。ほかは、下尾が14分34秒でベストを出したものの、主力となってほしい若山が14分28秒、14分1桁のベストを持つ橋口、八木は14分30秒台とやはりエース級とそれ以外の戦力差はまだまだ大きそう。

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