大東文化大学 来年度の箱根駅伝(2022)へ向けて

経験値

続いては箱根予選で16位、2年連続で箱根出場を逃している大東文化大学について見ていきます。2年連続で3大駅伝に出場出来ていないこともあり、3大駅伝経験者は三ツ星と片根の2人しかおらず、来年度は片根一人ということになります。私がDB管理している大学では、0人の上武大学についで少ない人数ということに…2年連続で予選落ちとなると、経験値は一気に失われてしまいます。


3大駅伝・予選会の経験者となると15人おり、来年度も11人が残ることとなります。唯一の3大駅伝経験者である片根は1年時の箱根は8区20位に留まっています。箱根予選では100位以内で走れる人数というのがまず大事になってきますが、100位以内の経験者も片根しかおらず…2度100位以内で走っていますが、いずれも80位以下ですからエース級がその位置ではやはり厳しい…


さらに、箱根通過を狙うには150位以内で10人まとめてくるのが一つの目安でとなりますが、前年度は倉田が130位、今年度は菊地が120位とどちらも1年生が入っています。菊地は関東連合でメンバー入りも果たしています。ただ、150位以内に経験者を広げてもわずか3人しかいないというのが、大東大の苦境を物語っています。過去2度の箱根予選は18位、16位と全く出場争いに加われていませんからね。


実際、前年度は10位の中央と9分36秒差、今年度は10位の専修と5分23秒差をつけられていますからね。前年度よりは差を縮めたとはいえ、5分以上の差を埋めるのは容易ではありません。2年連続で箱根出場を逃すと復帰は極めて難しくなり、3年連続で逃すともう箱根復帰がニュースになるくらいですからね…前回箱根出場を逃した時も3年ぶりの復帰を果たしましたし、まさに正念場を迎えています。

新戦力

3大駅伝・予選会にエントリー経験のある選手を見てみると、山内が前年度の箱根予選、佐藤は1年の箱根予選・箱根でメンバー入りを果たしています。ただ、いずれも今年度の箱根予選ではメンバーにも入れておらず、現3年生がどれだけ箱根予選で戦力として貢献出来るかもが大事になってきそう。この2年はなかなか4年生が本領発揮とはいかない状況なだけに、エントリー経験者の復活も待たれるところ。


他には箱根予選にエントリーされた谷口が1万で29分34秒をマークするなど、伸びてきています。2年生は既に倉田・金田らチームの中心選手が揃う学年ではありますが、そこに割って入って欲しい選手です。持ちタイムでは、2年の木山やルーキーの伊東が1万で29分台のベストを出すなど着実にタイムを縮めています。1年生は久保田、菊地ら持ちタイムが既に上位の選手も出てきていますし、こちらも楽しみかなあ。


新入生では、14分33秒を持つ槙村、14分38秒を持つ大谷らが加わることになります。大東大は比較的判明するのが遅い選手もいるので、まだ分かりませんが、現状は14分30秒切りは0人という状況。ただ、大谷は都大路でも3区を任されて区間中位で走っていますし、最も即戦力として期待出来そうな選手かなあ。

展望

まずは、箱根予選を突破しないことには始まりませんが、今の大東大にとってその壁は果てしなく大きいものになっているかなあ。私がDB管理している25大学の中でも、最も箱根が遠くなってしまっているのが大東大かもしれません。まずは2年連続で箱根予選2桁で走っている片根には、最低でも50位以内かもっと稼いでもらわないとかなあ。この2年、50位以内が1人もおらず稼げていないというのも苦戦の原因の1つですからね。


さらに、関東連合に選ばれた菊地も二桁順位は最低限として、さらに上位で走ってもらわないとかなあ。1万のベストも更新してきましたし。さらに、これまで何とか200位以内で走っている選手が100位以内を目指していってもらわないといけないわけですから、やはりハードルは高い…今年の箱根予選に出場した選手では、藤崎、金田、倉田、大野らがチーム175~200位以内で走っており、中間層の底上げは箱根に向けて必須条件です。


持ちタイムでは倉田が13分台、28分台とタイムを伸ばしており、主力の1人となってくれれば面白そう。1年生もタイムを伸ばしている久保田は箱根予選にも出場しており、菊地に負けない活躍が期待される選手の1人。ここに新入生や3大駅伝・予選会未経験の選手がチーム10番手前後を争う形になるのかなあ。


こうして見てみると、箱根予選通過は相当絶望的のように見えてしまいますが、同じように二桁順位経験者がおらず、通過も厳しいと言われた山梨学院は今年度しっかりと二桁順位の先取を揃えて予選通過を果たしているんですよね。チームは1年でガラッと変わるものですし、大東大も前回2年連続予選落ち→4位通過を果たしたときのように、また箱根復活を見せてほしいです。来年度に箱根に戻れないと、箱根は遠い目標となってしまいそうな気がするので…

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