2020年度 4年生特集 ~国士舘大学~

本日は国士舘大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で9人登録されています。4年間で箱根はいずれも総合18位以下となかなか本戦では結果を残せなかったものの、2年連続で箱根出場もなかなか果たせていなかった中、5年連続箱根出場と安定して箱根に出場するチームとなりました。年々、箱根予選の安定感も増してきたかなあと。

P・ギトンガ

初の留学生となったギトンガ、1年の全日本予選から出場しますが4組35位、箱根予選にも出場してチーム最下位の174位と他の日本人選手と比べても大きく遅れをとることに…さらに、1学年下に抜群の走力を持つヴィンセントが加わったことで、ますます立場は厳しいものに…それでも2年時には5千で13分51秒、1万で28分13秒までタイムを伸ばし、ハーフも62分55秒で走っています。1年時と見違えるほどに力を身に着け、全日本予選でも4組7位と好走しています。


しかし、この全日本予選が最後の出場ということに。2年の箱根、3年の全日本予選とエントリーを果たしましたが、出場とはなりませんでした。留学生が2人起用出来るのは出雲だけですから、今の国士舘だとなかなかに厳しい…3年の関東インカレ1部5000mに出場して3位と表彰台に上がる走り、5千も13分45秒までタイムを伸ばしてきました。3年の箱根予選以降は3大駅伝・予選会へのエントリーは無かったですが、1年時のことを考えれば大きな成長を遂げてくれましたよね。

鈴木 大介

高校ベストは14分52秒、3年時までは3大駅伝・予選会のいずれもエントリーされていません。ハーフも1年時の69分38秒が大学ベストかな。しかし、4年時に5千で14分24秒のベスト、14分30秒のセカンドベスト、1万で29分33秒のベスト、30分27秒のセカンドベストと持ちタイムをどんどん伸ばすと、最後の箱根で初のエントリーを果たしています。出場には至りませんでしたが、1万でこの学日本人トップとなるタイムをマークするなど、4年時の飛躍が印象的でした。

杉本 日向

高校ベストは15分18秒、3年の箱根予選で初エントリー&初出場を果たし、チーム11番手の253位で走り、箱根にもエントリーを果たしています。4年時には5千で14分26秒、1万では29分38秒のベストに29分39秒のセカンドベストもマーク、箱根予選には2年連続で出場を果たし、チーム11番手の199位と2年連続で11番手に留まることに。2年連続で箱根エントリーを果たし、出場には至りませんでしたが、この学年で唯一15分台の高校ベストながら箱根予選に2度出場したのは良かったのでは。

加藤 直人

高校ベストは14分33秒、都道府県対抗でも5区27位で走るなどこの学年では一歩抜けた存在でした。1年時に5千で14分28秒をマークしており、このタイムが大学ベストとなっています。1年の全日本予選から出場し1組25位という走りでした。2年時には箱根予選に初エントリー、箱根では10区のアンカーを任されて区間19位という走りでした。


3年時に1万で29分47秒の大学ベストをマーク、全日本予選では2組19位とまずまずの走りも箱根予選ではチーム10番手の248位とやや苦しい走りに…箱根もエントリー止まりとなりました。4年時には1万で29分51秒のセカンドベストをマークしたものの、箱根予選・箱根ともにエントリー止まり…4年時はもう一歩となってしまったかなあ。

金井 啓太

高校ベストは14分49秒、1年時に5千で14分39秒をマークし、このタイムが大学ベストとなっています。1万でも30分21秒とまずまずのタイムをマークしています。ハーフベストも1年時にマークした68分0秒かなあ。2年時の全日本予選、箱根とともにメンバー入りを果たしています。3年時には1万で29分53秒と大学ベストをマーク、箱根にも2年連続でエントリー、ただ3年時も出場には至らず…4年時には箱根予選・箱根ともにエントリーはなく、3大駅伝・予選会の出場には一歩届きませんでした。

曽根 雅文

高校ベストは14分51秒、2年の全日本予選に出場するも、2組38位と苦しい走り…一気に飛躍を遂げたのは3年時でいた。全日本予選こそ3組31位と好走とは言えない結果でしたが、5千で14分12秒、1万で29分53秒、ハーフで65分8秒と着実にタイムを伸ばすと、箱根では山下りの6区を任されて区間9位と好走、箱根復帰して以降留学生以外で区間1桁で走ったのは住吉だけでしたからね。素晴らしい走りでした。


4年時には5千で14分9秒と大学ベストをマーク、箱根予選ではチーム2番手の52位と山下り以外でも力のあるところを見せてくれました。2年連続の6区となった箱根では2年連続9位と再び一桁順位で走る好走、2年連続一桁で走る選手は2008,9年に10区を走った羽島以来かなあ?こういう選手が複数出てくると、国士舘も箱根シードを狙えるようになるんですけどね。この学年で最も活躍した選手と言って良いでしょう。

孝田 拓海

高校ベストは14分58秒、3年時に1万で30分0秒、ハーフで64分35秒のベストをマークすると、箱根に初出場を果たし、10区14位と上々の走りを見せています。箱根後にはハーフで64分20秒をマークすると、4年時には5千で14分19秒のベストに14分20秒のセカンドベスト、1万でも29分59秒のベストをマーク、箱根予選には4年間出場することはありませんでしたが、箱根では山登りの5区を任されて区間14位、区間下位に沈む選手も多い中、5区も含めて2年連続14位で走ってくれたのはチームにとっても大きかったですね。

堂本 将希

高校ベストは14分53秒、1年時にタイムを伸ばしてきており、5千で14分29秒、1万もで30分17秒、ハーフで68分12秒とをマークし、大学ベストはすべて1年時ということになりますね。一気に持ちタイムを伸ばしてきており、上級生となってからは持ちタイムでトップ10に入ってくることもあったのですが…なかなか持ちタイムを伸ばすことは出来ず、3大駅伝・予選会にエントリーされることもありませんでした。

北川 遼馬

高校ベストは14分57秒、3年時に1万で30分21秒の大学ベスト、ハーフで65分49秒と大学ベストをマークしています。4年時に5千で14分42秒と大学ベストをマークすると、箱根予選で初のメンバー入りを果たすことに。出場には至らず、箱根では結局4年間エントリーされることはありませんでしたが、3年目以降に着実に持ちタイムを伸ばし、箱根予選でメンバー入りを勝ち取ることとなりました。

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