2020年度 4年生特集 ~創価大学~

本日は創価大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で10人登録されています。今年度の箱根駅伝で最も旋風を巻き起こしたのは間違いなく創価大学、そんな中、3人出場し全員区間3位以内で走った4年生はまさに創価躍進の象徴でしょう。高校時代の持ちタイムを見てもよくぞこれだけ伸びてきたなあと…創価の育成力には改めて驚かされます。

福田 悠一

高校ベストは14分33秒、1年の箱根予選から出場し、チーム10番手の190位で走っています。2年時は全日本予選で2組32位で走るも箱根予選には出場ならず…一気に台頭したのは3年時でした。全日本予選は4組32位ともう一歩の結果となりましたが、箱根予選ではチーム3番手の52位で箱根出場に貢献、箱根では準エース区間の4区を任されて区間4位と素晴らしい走り、チームの初シードの立役者の1人となりました。


4年時にはさらなる飛躍を遂げ、5千で13分43秒のベスト、13分54秒のセカンドベスト、1万で28分19秒のベスト、28分38秒のセカンドベストと面白いように自己ベストを更新しました。そして迎えた箱根ではペースの上げ下げが激しい難しいレースで1区で区間3位の好走、2年連続箱根で4位以内と素晴らしい走り、チームの躍進に欠かせない選手の1人でした。

右田 綺羅

高校ベストは14分49秒、1年時に5千で14分39秒をマークし、これが大学ベストです。2年の全日本予選に出場し、1組36位で走っています。3年時には1万で28分52秒までタイムを伸ばし、箱根で7区に出場、区間18位という結果でした。しかし、4年時には箱根でエントリー漏れとなってしまったんですよね。。。12月末に28分48秒と大学ベストをマークしていただけに、箱根にエントリーされていればどうなったのか?と思わずにはいられないかなあ。

原富 慶季

高校ベストは14分57秒と10人の中では最も悪いです。しかし、2年時の箱根予選ではチーム7番手の153位とこの時点で既に頭角を現してきていました。更に3年時、箱根予選は未エントリーでしたが、1万で28分49秒、ハーフで63分38秒を叩き出すと、箱根でも主要区間の3区に抜擢され、区間11位で走っています。さらに4年時には5千で14分4秒までタイムを縮めると、箱根では7区を任されて区間2位、区間賞ともわずかに2秒差の素晴らしい走りで後続との差を広げました。

鈴木 大海

高校ベストは14分47秒ながらこの学年で最も早く台頭してきた選手ですね。1年の箱根予選に出場し、チーム6番手の156位で走っています。5千で14分9秒、1万でも29分23秒を既に1年時にマークしていますからね。2年時には全日本予選で3組11位と好走すると、箱根予選ではチームトップの54位で走り、関東連合で箱根3区に出場、ここでは区間20位相当と苦しい箱根路となりました。


3年時は全日本予選で3組33位、箱根予選でもチーム9番手の112位といずれも前年度を下回る苦しい状況、それでも5千で14分4秒と大学ベストをマークすると、箱根でも8区9位と上々の走り、初シードに貢献しました。4年時は1万で29分16秒と大学ベストをマークしたものの、故障で箱根メンバー入りは果たせず…鈴木大が外れたのが結果的に創価にとっては最も痛かったかなあ。

石津 佳晃

高校ベストは14分51秒、2年時の全日本予選で1組29位、箱根予選ではチーム5番手の137位で走っています。一気に台頭したのは3年時、箱根予選でチーム2番手の43位、箱根でも9区6位と両方の勝負レースで好走しています。4年時は5千で14分18秒、1万で29分34秒の大学ベストをマークすると、箱根では9区区間賞、区間記録に迫る最高の走りで区間2位に1分以上の大差をつけ、総合2位との差を3分以上に広げました。3年時以降の走りが特に際立って凄まじかったです。

松本 直樹

高校ベストは14分19秒とこの学年でトップであり、持ちタイムもトップ10に入ることに。しかし、このタイムは4年間更新出来ていません。1年の全日本予選からメンバー入りを果たすと、2年の箱根予選に出場を果たし、チーム11番手の265位という結果でした。その後は4年時に1万で29分53秒までタイムを伸ばしてはきたものの、3大駅伝・予選会にエントリーされることはありませんでした。

中村 真一郎

高校ベストは14分45秒、3年時までは目立ったタイムは持っていなかったのですが…3年の箱根後にハーフで65分36秒をマークしています。4年時に5千で14分12秒をマークして持ちタイムでトップ10に入ってくることに。1万でも29分56秒までタイムを伸ばしました。しかし、残念ながら3大駅伝・予選会にエントリーされることはありませんでした。

鈴木 渓太

高校ベストは14分55秒、3年時に1万で29分59秒、ハーフで65分53秒をマークし、箱根に初エントリーを果たしました。4年時は主将を任され、5千で14分26秒をマーク、箱根には2年連続でエントリーされ、6区候補の一人として出場を争いましたが…残念ながら最初で最後の箱根出場とはなりませんでした。

大澤 智樹

高校ベストは14分51秒、3年時に1万で30分17秒と大学ベストをマーク、全日本予選に初エントリーされ、箱根予選にも出場、チーム10番手の141位で走っています。しかし箱根にはエントリーされず…4年時には5千で14分10秒と大学ベストとなるタイムをマークしたものの、残念ながら箱根には2年連続でエントリーされることはありませんでした。

飯嶌 友哉

高校ベストは14分41秒、1万のベストは高2でマークした30分53秒のままということに。5千では2年時に14分33秒をマークしており、これが大学ベストとなっています。ハーフでは、3年時に64分25秒をマークし、持ちタイムでもトップ10に入ってきているんですよね。しかし、選手層が厚くなってきた創価においては、3大駅伝・予選会にエントリーされることはありませんでした。

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