2020年度 4年生特集 ~中央大学~

本日は中央大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で8人登録されています。この年から藤原監督のスカウトしてきた選手たちが加わり、有力選手が多く加入するようになってきました。ただ、この4年間の箱根は15位→11位→12位→12位とあと一歩まで迫るもなかなかシードには届かず、全日本にも出場ならずとなかなか完全復活には届かず。。。

大森 太楽

高校ベストは14分28秒、2年の全日本予選に出場し、2組15位とまずまずの走りを見せています。3年時にも全日本予選は2組16位の走り、箱根予選ではチーム8番手の178位と苦しい走りになってしまいました。それでも、箱根では9区10位と上々の走り、初の箱根路はしっかりと合わせてくれました。その後、1万で28分35秒とこの学年トップとなるタイムをマークすると、4年時には箱根予選でチーム6番手の41位と好走、さらに5千でも14分5秒までタイムを伸ばしてきました。それだけに、最後の箱根にエントリーされなかったのはチームとしても痛かったか。

三須 健乃介

高校ベストは14分33秒、2年時に5千で14分25秒をマークし、このタイムが大学ベスト、箱根予選に出場し、チーム7番手の110位とまずまずの走りを見せています。すると、箱根では主要区間の3区を任されて区間16位で走っています。3年時には箱根予選でチーム10番手の192位と前年度から大きく順位を落としてしまうことに。すると、箱根にもエントリーされることはありませんでした。


その後、1万で28分36秒までタイムを伸ばし迎えた4年時、箱根予選ではチーム4番手の29位と素晴らしい走りを見せると、最後の箱根では再び往路の主要区間である4区を任されることに。3区まで出遅れる苦しい状況の中、4区8位と見事な走りを見せました。あの状況で区間一桁で走れる強さですよね。4年時に大きく成長した姿を見せてくれました。

池田 勘汰

高校ベストは14分26秒、1年の箱根予選から出場し、チーム7番手の74位ですからルーキーとしては上出来でしょう。しかし、箱根では23km区間である9区に抜擢されたものの、区間18位とほろ苦い箱根デビューとなりました。2年の全日本予選は3組26位ともう一歩だったか…しかし、箱根予選ではチーム3番手の35位と前年度を上回る走りを披露、5千も大学ベストとなる14分0秒まで縮め、1万もセカンドベストとなる29分8秒と着実にタイムを縮めてきました。箱根では4区任されて区間9位と2年時は最も充実の1年と言って良いかも。


3年時は全日本予選で3組25位も箱根予選ではチーム4番手の51位と2年連続でさすがの走り、箱根でも2年連続の4区を任されて区間11位と2年連続区間中位でまとめてきました。1万も29分6秒と大学ベストをマークしています。4年時は主将を務め、箱根予選でチーム10番手の73位で走ったものの、最後の箱根は故障でエントリー止まり、4年連続の箱根出場とはならなかったのは残念でしたが、主将として最後までチームを支えました。

加井 虎造

高校ベストは14分21秒、1年の全日本予選から出場しますが、2組34位とほろ苦いデビュー戦に。しかし、1万では29分8秒までタイムを縮めています。2年時は全日本予選で3組24位とまずまずの走りを見せましたが、箱根予選ではチーム最下位の253位…箱根には2年連続のエントリーでしたが、出場は果たせず…


3年時は全日本予選で3組11位と3年間で最も良いタイムで走ったものの、箱根予選・箱根はいずれも初めてエントリーから外れてしまうこととなりました。4年時は5千で13分58秒までタイムを伸ばし、箱根予選でもチーム9番手の62位と過去最高の走りを見せてくれましたが、箱根は3度目のエントリーを果たすも、4年間出場することは出来ませんでした。

川崎 新太郎

高校ベストは14分38秒ながら1年の箱根予選に出場、チーム9番手の126位で走っています。箱根にも1年目からエントリーを果たすことに。2年時には箱根予選にはエントリーされませんでしたが、箱根では10区を任されて区間6位と上々の3大駅伝デビューを果たしました。3年時、全日本予選で1組8位とこれまた結果を残すと、箱根予選ではチーム6番手の124位という走りでした。1万でも29分8秒までタイムを伸ばしてきました。


そして、箱根ではエース区間の2区に抜擢されることに。しかし、ここでは区間17位とさすがに厳しかったですね。。。その後、ハーフで63分26秒までタイムを伸ばすと、4年時は箱根予選に出場しませんでしたが、5千で14分14秒と大学ベストをマーク、最後の箱根では2年ぶりに10区を任されて区間5位、有終の美を飾る走りを見せてくれました。

畝 拓夢

高校ベストは14分12秒ながら、都大路1区5位で走って優勝に貢献するなどロードの実績はトップクラスの選手です。1年の全日本予選では2組20位という走りを見せると、箱根ではチーム4番手の33位とルーキーながら素晴らしい走りを見せました。箱根では山登りの5区を任されて区間10位、1年目の走りとしては十分すぎる結果でしょう。しかし、2年時は故障もあって3大駅伝・予選会に出場はありませんでした。


復活を果たしたのは3年時、全日本予選で2組12位で走ると、箱根予選ではチーム2番手の25位と1年時を上回る走り、箱根では2年ぶりの5区を走って区間9位、2度ともしっかりと10位以内でまとめてくるのはさすがです。4年時は5千で14分11秒、1万で29分18秒と大学ベストをマーク、箱根予選ではチーム5番手の40位と3度の箱根予選全てで40位以内は素晴らしい。箱根では3度目の5区を任されたものの区間18位…箱根予選・箱根に3度ずつ出場し、最後の箱根だけが苦しい走りになってしまいましたが、安定した走りでチームを支えました。

矢野 郁人

高校ベストは14分39秒、このタイムは4年間更新出来ていないんですよね。2年の箱根予選に初エントリーされると、ここでチーム5番手の95位と上々の走り、さらに箱根にも出場を果たし、8区8位と連続で結果を残しました。3年時には全日本予選で1組5位と好走、箱根予選ではチーム5番手の105位とこちらも2年連続100位前後で走っていますね。箱根では2年連続の8区を任されたものの、ここでは区間16位ということでこれが3大駅伝・予選会通じて唯一苦しい走りだったかなあ。4年時には1万で29分26秒までタイムを伸ばしたものの、箱根予選はエントリー止まり、箱根にはエントリーされることはありませんでした。

岩原 智昭

高校ベストは14分43秒、2年の全日本予選で初エントリーを果たすと、1万で29分58秒のセカンドベストをマーク、箱根では山登りの5区を任されることに。しかし、ここでは5区20位と非常に苦しい走りとなってしまいました。3年時には5千で14分25秒、1万で29分50秒、ハーフで64分44秒と3部門全てで大学ベストとなるタイムをマーク、箱根予選でもチーム7番手の151位で走っていますが、箱根にはエントリーされず。4年時にはタイムを伸ばせず、箱根予選・箱根ともにエントリーされることはありませんでした。

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