第97回(2021年)箱根駅伝 順天堂大学 区間配置予想 ~箱根予選の圧倒的な走りを箱根でも見せれるか~

本日は順天堂大学について、区間配置予想及び戦力分析をしていきます。前回の箱根は区間8位以内がゼロと稼ぐ区間が無かったことも響いて総合14位、2年連続のシードとはなりませんでした。しかし、箱根予選では別格の強さを見せて10番手が39位、ダントツのトップ通過を果たし、全日本でも8位でシード獲得を果たしています。エースに頼らない総合力のあるチームへと変貌を遂げました。エントリーメンバー箱根成績(直近5年)はこのようになっています。

4年生:清水 颯大、原田 宗広、真砂 春希、矢野 直幹

3年生:牧瀬 圭斗、鈴木 尚輝、小島 優作、吉岡 智輝、

     人見 隆之、近藤 亮太、津田 将希

2年生:伊豫田 達弥、野村 優作、西澤 侑真

1年生:石井 一希、三浦 龍司

箱根予選を走った12人からは、6番手の30位だったルーキーの内田、10番手の39位だった野口、12番手の75位だった四釜の3人が外れています。内田は箱根を走ってもおかしくない選手ですし、前回の箱根4区9位をはじめ、3大駅伝を5度走っている野口を欠いたのも痛い。四釜も箱根予選チーム最下位とはいえ、75位ですから十分な走りだったのですが…3大駅伝を4度走っている澤藤も今年度は結局エントリーされることはありませんでした。野口、澤藤が最後の箱根を走らずに卒業となるのは残念…


持ちタイム上位の選手では、ともに1万で28分48秒を持つ平、荒木が揃って外れています。その一方で日本選手権を故障で回避した三浦はエントリーされましたね。コンディションが最も気になる選手です。実績のある選手が複数外れたのは痛いですが、それでも十分箱根で戦えると思わせるだけの選手が揃っています。


28分台のベストを持つ選手が複数外れているにも関わらず、エントリーされた16人中、1万で28分台のベストを持つ選手が9人いますからね。しかもその中に1万を走ったことのない三浦は入っていません。箱根予選、全日本と大事なレースで結果を残し、さらに好タイムで自己ベストを更新する選手が続出となると、期待せずにはいられないですよね。そんな順天堂大学の区間配置予想は以下の通りです。

三浦①ー野村②ー石井①ー西澤②ー津田③
清水④ー伊豫田②ー牧瀬③ー吉岡③ー原田④

~往路~

1区は三浦、故障もあってコンディションは確かに不安がありますが、それでも三浦ならばしっかりと走ってくれる気がするんですよね。箱根予選日本人トップのスタミナ、全日本1区で見せた抜群のラスト、出遅れ厳禁の1区はエースの1人である三浦に任せられれば安心感が違います。


2区は野村、箱根予選でチーム2番手、全日本も4区3位と2大会続けて合わせてくる走りはまさにエースに相応しい。監督からの信頼も非常に高いですし、エース区間の2区は新エースに任せるのが良いでしょう。


3区は石井、箱根予選ではチーム3番手、全日本も5区5位でまとめています。往路も十分任せられる選手ですし、そのスピードを活かせる3区が良いかなあと。積極的な走りも往路に向いているように思えます。順大のルーキーが楽しみでしょうがないです。


4区は西澤、箱根予選こそチーム7番手でしたが、全日本も最長区間の8区を任されるほどですし、1年時から結果を残している頼もしい2年生。復路の方が向いているのかなあという気もするのですが、その安定感と信頼は往路でも見てみたい選手…となると、準エース区間の4区が良いのかなあと。


5区は津田、監督のコメントでは前回エントリーされたなかった選手で前回走った真砂より計算できる選手がいるとのこと。前回未エントリーで5区希望となると、条件を満たすのは津田しかいません。3大駅伝初エントリーというのも含めて、秘密兵器という感じがします。

~復路~

6区は清水、2年連続で6区を担っている選手ですし、他に6区を希望している選手もいないようなので、清水が良いのかなあと。2度とも二桁順位ではありますが、その走力を考えるとこれまでを上回る走りをみたいです。


7区は伊豫田、箱根予選ではチーム4番手、全日本で2区を任せられていることを考えると、往路を走る可能性も十分なのですが、転倒があったとはいえ、2区14位だったのはやはり気になるところ…往路に比べれば負担の少ない7区あたりでまずは結果を残してもらったほうが良いのではないかと。


8区は牧瀬、箱根予選は走っていないのですが、全日本で6区7位と3大駅伝で結果を残した実績、28分台のベストを持つことを考えると、箱根に出場してもおかしくはないですよね。走るとすれば、全日本同様に負担の少ない8区かなあと。


9区は吉岡、箱根予選でチーム5番手で走った実績に全日本でもエース区間の7区を任されています。長い距離に強く、1人で走れる選手ですし、本人も希望区間のようなので、9区を任せるのに相応しいかなと。吉岡も往路を走れる選手ですから、復路に残せれば大きいです。


10区は原田、箱根予選ではチーム11番手も前回の箱根では1区を任されている選手。10区希望というのもありますし、1区の反対である10区を走るのはありかなあと。往路を走ってもおかしくない選手を復路に残せるのが順大の強さであり選手層です。

今回は1~4区という往路の重用区間を全て下級生員任せるという予想にしましたが、正直期待しかないです。箱根予選も上位7人のうち6人が下級生ですからね。今年度も来年度以降もチームの中心として牽引していってくれることでしょう。その一方で箱根10人選ぶのが正直難しいです。箱根予選を32位で走っている近藤を今回は外して予想していますからね…復路の7~10区はどこを走ってもおかしく無さそうな選手。


1万で28分台を持ち、直近のハーフで好走している鈴木や小島も健在。前回5区を走った真砂が今回も走る可能性もありえます。10区間、隙のない配置ができるだけではなく、出場争いも非常に熾烈ですから、調子の良い選手を起用できるという強みがあります。これだけハイレベルな争いを予選会校でできるのは、この順大と中央くらいでしょう。


不安要素は三浦の状態くらいではないでしょうか。三浦が箱根予選や全日本1区のような走りを見せられるのであれば、シード返り咲きを狙うというチームではもはや無いですよね。箱根予選に出場した大学の中で唯一全日本でシードを獲得、箱根予選を走った2週間後の全日本にピークを合わせるのは難しい中、地力の強さを見せています。箱根の目標は5位となっていますが、そこにどれだけ近づくことが出来るのか。箱根予選で見せた圧倒的な走り、箱根でも見せてほしいです!!

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12/19(土)に「箱根駅伝公式ガイドブック2021」が発売されました。この時期は箱根駅伝関連の本が大量に出版されて、どれを買えばよいのか悩んでしまいますよね(汗)12/10以降に発売の本は箱根エントリー16人に特化し、より詳細な情報が載っているのが魅力的かな♪



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