平成国大記録会+α(2020/09/21) 雑感 ~東海大が13分台ラッシュ~

2020年10月4日

昨日、平成国大記録会が行われました。関東学連主催の大会は基本無観客ということで、なかなか観戦に行くチャンスは無さそうですが・・・それでも、こうやって記録会を実施してくれることがありがたいですね。レース結果はこのようになっております。今大会で自己ベストを出した選手を中心に、新たに自己ベスト更新が判明した選手(主に7月の一部記録会)も合わせて取り上げます。

東海大学

最も自己ベストラッシュとなったのが東海大学、期待のルーキー石原が13分51秒でチーム2番手のタイムをマークしたのを筆頭に、本間が13分53秒、長田が13分54秒、佐伯が13分55秒、竹村が13分58秒と13分台の自己ベストを出した選手が5人も出てきました。最強世代が抜けて一気に13分台ランナーが減ったのですが…あっという間に9人が13分台になりました。

他にも、14分7秒をマークした佐藤、14分8秒を出した入田、14分18秒を出した松崎健など多くの選手が自己ベストを更新していますね。石原、喜早が抜けた存在かと思っていたルーキーに佐伯が早速13分台のベストで割って入り、3年生も本間、長田、松崎健らがタイムを出してきましたからね。戦力が着実に育ってきていることが伺えます。

東京国際大学

加藤純平が1万で29分44秒で自己ベストを22秒更新してきました。今回は1万でベストを出した選手が少なかった中で、ベストは良いですね。また、7月にも5千で14分21秒とベストを10秒更新していることが判明しました…4年生となり、2年の箱根5区以来の3大駅伝出場も期待されます。

駒澤大学

7月4日に行われた国士舘大記録会?の結果が公式HPにも無いのですが雑誌には載っていたようなので…山野が14分2秒でベストを12秒更新しています。高いレベルで安定した走りを披露し、3大駅伝デビューが近そうです。他にも江口が14分19秒でベストを2秒更新、大西が14分27秒で高2のベストを3秒更新、実に4年ぶりの自己ベストとなりました。

創価大学

創価も駒澤同様に7月4日の国士舘大記録会に出場していたようで…小野寺が14分22秒でベストを2秒更新、鈴木渓が14分26秒で12秒更新、永井が14分27秒で5秒更新しています。中堅どころが着実にタイムを更新していますね。

東洋大学

スーパールーキーの松山が13分50秒でベストを8秒更新、なかなか出場する機会が無かった松山ですが、走ればタイムを出してきますね。児玉も13分55秒でベストを8秒更新し、チーム4人目の13分台ランナーに。松山同様に即戦力候補として期待される佐藤も14分ジャストでベストを11秒更新し、チーム6番手に。同じくルーキーの九嶋も14分5秒でベストを23秒も早速更新していますね。全日本・箱根を走った前田も14分15秒で1秒ですがベストを更新しており、下級生の活躍が目立つ結果となりました。

また、7月に行われた早稲田記録会の結果をまだ反映出来ておらず、宮下が14分4秒でベストを21秒更新、柏が14分4秒で2秒更新、清野が14分11秒で8秒更新していますね。出場機会が少ない中でもしっかりとタイムを伸ばしてきています。

中央大学

No.1ルーキーの呼び声高い吉居が1万mに出場して29分0秒のセカンドベストで走っていますね。日本人トップの組2位で走っておりさすがではありますが、今の吉居だとこのタイムでも物足りなく感じてしまいますよね~箱根予選が待ち遠しいです。

国士舘大学

鈴木が14分30秒でベストを1秒未満ではありますが、更新していますね。また、国士舘も7月4日の国士舘大記録会に出場しており、ヴィンセントが13分40秒のセカンドベストで走った他、清水拓、木榑がともに14分18秒でチーム7,8番手に浮上、三代が14分24秒、杉本が14分26秒と多くの選手が自己ベストを更新しています。

筑波大学

筑波勢も7月30日の記録会に出場していたようで、主力の1人である猿橋が14分18秒でベストを17秒更新し、チーム4番手のタイム、伊藤も14分38秒でベストを7秒更新し、チーム9番手のタイムとなっています。

上武大学

ルーキーの山本レオが30分27秒で組トップと上々の走り、上田が30分50秒、額賀が31分2秒というタイムで走っていますね。まずはルーキーが1万mをきっちりと走れた感じかなあ。箱根予選にエントリーされる選手も出てきそうです。

城西大学

ルーキーの山中が29分44秒で初の1万mを走っています。5千のベストも大学でマークしていますし、好調ですね。同じくルーキーの山本樹も29分54秒と初の1万を29分台でまとめています。こちらもルーキーも1年目から期待したくなりますね~

大東文化大学

エース格の1人である三ツ星が29分13秒とベストを16秒更新したのを筆頭に、ルーキーの久保田も1秒未満ですが、29分38秒で高校ベストを早速更新、金田が29分55秒で1秒更新、ルーキーの菊地が初の1万を30分5秒でまとめています。今年度の大東大のルーキーは粒ぞろいですが、早速活躍を見せていますね。大惨敗に終わった前回の箱根予選からの復活に向けて、頼もしい存在となりそうです。

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