拓殖大学 新年度(2020年度)戦力分析

続いては、拓殖について、新年度の戦力を見ていきます。登録している選手一覧はこのようになっております。データベース登録されている人数は4年:8人、3年:7人、2年:8人、1年:1人となっております。2~4年生がほぼ同人数という状況ですね。2年生がこれだけ多いのは珍しいかなあ。1万やハーフでそれぞれタイムを伸ばしているのが頼もしい。ルーキーも1人持ちタイムトップ10入りを果たしています。

4年生

箱根を唯一3度経験しているのが石川、1万で29分16秒というベストに前回も5区11位で走っていますし、崩れない安定感も魅力ですね。現状の日本人エース候補筆頭と言って良いのでは。さらに、1万で29分15秒のベストを持ち、前回の箱根では4区14位で走っている吉原、ハーフで64分9秒のベストを持ち、全日本でエース区間の7区、箱根では10区を走っている清水、昨年度は故障に悩まされたものの、2年時に箱根10区を5位で走っている松岡と実力者が揃っています。


ここまでに名前を挙げた4人がチームの中心となって欲しいのはもちろんですが、さらに楽しみな選手も出てきています。前田は1万で29分29秒をマークして一気に持ちタイムもトップ10に入ってきましたし、ハーフで65分23秒を持つ青柳は箱根に2年連続でエントリーを果たしています。持ちタイムを着実に伸ばしてきている清松もいますし、4年生となってさらに戦力となる選手が増えてきてくれると、チームの選手層も厚くなりますね。

3年生

竹蓋が2年時に3大駅伝フル出場を果たし、全日本、箱根ともに1区と主要区間を任されています。ただ、いずれも下位に沈んでしまっただけに、上級生となって結果を残すことが求められてくるかなあ。一方で3大駅伝の経験は箱根のみの児玉は7区10位と上々の走りを見せてくれました。1万も29分33秒まで伸ばしてきており、箱根という大舞台で結果を残したのは自信につながるのでは。


もう1人の3大駅伝経験者である高橋は出雲が2区20位、全日本が6区18位といずれも大きく沈んでしまったんですよね…1万で29分50秒、ハーフは64分49秒と着実にベストは更新しているだけに、竹蓋同様に3大駅伝で結果を残すことが期待される選手の1人です。他にも1万で29分38秒のベストを持つ合田、ハーフで65分8秒のベストを持ち、1年時に箱根にエントリーされた澤田らもおり、今後に向けて楽しみな選手が揃っています。

2年生

レメティキは1年目から長い距離にもきっちりと対応、1万で27分51秒のベストに全日本で2区3位、箱根でも2区2位という素晴らしい走りを見せてくれました。拓殖の留学生でも1年目の成績としては最高と言えるのではないでしょうか?2年目以降も引き続きエースとしてチームを牽引してくれることでしょう。同じく3大駅伝フル出場を1年目から果たしたのが佐々木、出雲5区9位、全日本4区14位、箱根でも8区14位と大きく崩れること無く走りきっています。今後、最も期待される選手の1人と言えるのでは。


3大駅伝経験者は2人だけですが、吉村は1万で29分40秒を持ち、箱根にも早速エントリーされている選手。原田も1万で29分43秒のベストを持ち、関根は29分54秒のベストに加えてこちらも箱根16人のメンバー入りを果たしています。工藤も同じく29分54秒のベストに全日本、箱根のエントリー経験あり、江口は3大駅伝全てにエントリーされるなど、3大駅伝のエントリー経験者や1万で29分台のベストを持つ選手が多いのも特徴です。2年生となり、3大駅伝エントリーだけではなく、1人でも多く出場する選手が出てきて欲しいところ。今後チームの中心となる可能性を十分に秘めているのでは。

1年生

14分21秒のベストを持つ根岸が早速トップ10入りを果たしていますね。実力者が揃う東農大二ということもあって3年の都大路には出場していませんが、やはりその持ちタイムは魅力。1年目から戦力となってきて欲しい選手です。続くのは森重ですかねえ。持ちタイムこそ14分44秒ではありますが、都大路にも出場し、7区21位で走っている選手です。都大路を経験し、区間中位で走っているというのは楽しみですよねー。


ただ、気になるのは拓殖のHPを見る限り新入生が13人と例年と比べるとやや少ないこと、14分30秒台のベストを持つ選手がおらず、14分50秒切りも3人だけ?という少なさですかねえ。拓殖の育成力を考えれば、当然ここから台頭してくる選手が何人も出てくるとは思いますが、持ちタイムを伸ばす選手も多かったこの世代で、殆どの選手が14分50秒以降の持ちタイムというのはちょっと心配かなあ…

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