2019年度 5000m持ちタイム遷移 ~その2~

2020年2月27日

現時点で5千の平均持ちタイムが9~16位の大学について、2019年4月1日(今年度開始)、2019年2月24日(今年度最終版予定)、2020年4月1日(来年度開始)の3つのポイントで持ちタイム遷移を振り返りつつ、来年度の戦力を見ていきます。来年度には新入生の持ちタイムも加算されています。

大学名 2019/4/1 2020/2/24 2020/4/1(予定)
順天堂大学 7位 14:05.18 9位 14:00.23 3位 14:00.33
東京国際大学 8位 14:05.70 10位 14:00.94 9位 14:04.97
城西大学 17位 14:13.13 11位 14:02.37 16位 14:11.43
神奈川大学 10位 14:07.93 12位 14:04.86 14位 14:10.56
法政大学 14位 14:10.95 13位 14:05.07 19位 14:14.60
日本体育大学 16位 14:12.17 14位 14:05.81 13位 14:09.81
中央大学 9位 14:07.66 15位 14:06.61 10位 14:05.67
日本大学 11位 14:09.64 16位 14:07.11 11位 14:06.81
9位:順天堂大学

今年度はじめは7位でしたので、2つ順位ダウンということになりますね。ただ、明治大学も順天堂大学も14分00秒23までは全く一緒のようなので、8位タイということで良かったかも…13分台の自己ベストラッシュはあったのですが、10番手が14分8秒だとタイムはそこまで伸びないですかね。ハイレベルすぎます。


気になるのは来年度の持ちタイム、わずか0.1秒しか下がらず、順位は3位にまで浮上しています。13分51秒を持つ三浦、13分56秒を持つ石井、14分8秒を持つ馬場園とトップ10のうち3人を新入生が占めることで、大幅な順位アップとなっています。これだけスピードがある選手が集まるとなると、来年度は俄然期待せずにはいられません。

10位:東京国際大学

今年度はじめは8位で現時点で10位ですから、意外にも2つ順位を下げているんですよね。13分台はヴィンセント、ムセンビ、伊藤の3人しかいませんし、14分10秒台もトップ10に4人いることを考えると、しょうがないかなあ。そして、東国大史上最強世代が抜けるにも関わらず、来年度は9位と1つ順位を上げるところも要注目ですね。新入生では川畑、加藤の2人が14分10秒台のベストを有しており、早速トップ10に入ってくることになります。

東国大のスカウトが年々良くなっている一方、獲得する人数も多いのでそこから抜け出してくる選手もいて、総合力アップに大きく貢献しています。この流れはまだまだ続きそうかなあ~伊藤世代が抜けても楽しみな選手がズラッと揃っています。

11位:城西大学

今年度はじめは17位でしたから、そこから6つも順位をあげてきたことになります。ただ、箱根出場出来なかった大学は11月、12月の記録会で一気にタイムを伸ばすことも多いですし、一概に比較は出来ませんが…菅原、荻久保を始め13分台が5人いるのは凄いですよね。その一方で来年度は16位と再び大きく順位を下げてしまいます。荻久保、西嶋の13分台を始め、トップ10のうち5人が4年生ですから、その抜ける穴は大きい…


新入生は14分10秒台で山下、山本樹と2人がトップ10に入ってくるのですが、それでもなかなかタイム上は埋めきれず…駅伝シーズンにタイムを伸ばしてきた選手が、まずはトラックシーズンでどれだけ活躍を見せられるかが大事になってきそうです。

12位:神奈川大学

今年度のはじめは10位だった神奈川大学ですから、2つ順位を落とすことに。自己ベストラッシュに湧いた1万に比べると、5千は13分台を安田共がマークしたくらいで全体的にやや低調だったかなあと。来年度のはじめは14位ですから、さらに2つ順位を下げることとなります。持ちタイムトップ4を占めるのが全員4年生ですから、当然順位は下がりますよね。


しかし、その一方で来年度の新入生は14分5秒を持つ高橋がいきなりチームトップ、14分9秒の宇津野、14分10秒の加藤とトップ6のうち3人を新入生が占めることもあり、タイムダウンは4年生の抜ける影響の大きさからすると、小さくなっています。それだけに、ルーキーへの期待も大きいですよね。特に高橋、宇津野は即戦力候補と言われる選手ですし。

13位:法政大学

今年度はじめは14位ですから、1つ順位をあげてきていますね。13分38秒をマークした佐藤に青木も13分台をマークしましたが、13分台が2人ではなかなか順位を上げるのは難しいですね。。。そして、来年度は19位ということで6つも順位を下げることとなります。持ちタイムトップ3である佐藤、青木、強矢を始めトップ10のうち6人が4年生ですからね。来年度は10秒近くタイムが下がることになります。


その一方で新入生では14分10秒を持つ宗像が3位、松永も10位に入っていますね。トップ10のうち新入生が2人入ってきてなおこれだけ下がるのは、いかに4年生が偉大な学年だったかとも言えそうです。まあ、法政はあまり記録会に出ないのもありますが、3年生以下にはどんどんタイムを伸ばしていって欲しいところ。

14位:日本体育大学

今年度はじめは16位だった日体大が2つ順位を上げることに。藤本、山口らトップ4の13分台はいずれも今年度ベストをマークしていますし、当然タイムは上がってきますよね。その一方でトップ10のうち14分15秒台が4人もトップ10にいるという状況もあって、そこまで順位は上がらずだったかなあ。来年度は13位ということで1つ順位を上げることとなります。


山口、中川の13分台コンビを始め、トップ10のうち4人が抜けますが、2人が14分15秒台、新入生では14分12秒を持つ漆畑がトップ10に入ってくることになります。10番手の選手でも14分18秒台ですから、タイムも4秒ダウンということでそれほどは下がらず…日体大記録会を主催していることを考えても、もっとタイムを伸ばしてきてほしいなあと。

15位:中央大学

今年度はじめには9位だった中央ですが、6つも順位を落としてしまうことに。トップ10で自己ベストを出した選手が少なかったですし、更新したタイムも少なく…わずかに1秒しか更新出来ていませんので、当然順位も下がることとなります。ただ、来年度は10位ということで一気に5つ順位を上げることに。タイムも1秒縮めてきます。


持ちタイムトップの舟津が抜けることとなりますが、吉居が13分55秒でいきなりチームトップ、中野、伊東、羽藤とトップ10のうち4人が新入生とスカウトが良いですからねえ。特に吉居、中野の駅伝での実績は抜群ですし、スカウトがここ数年良い中でもさらに魅力的な選手が揃うわけですから…そろそろ3大駅伝でも結果を求められることになりそうです。それに応えられるだけの選手は揃っていると思うのですが~

16位:日本大学

今年度はじめは11位でしたので、5つ順位を下げてしまったことになります。トップ10のうち4人は自己ベストを更新してはいますが、タイムとしては2.5秒ほどの更新に留まり…1万mの自己ベストラッシュに比べると、タイム的には物足りなかったですかねえ。その一方で来年度は11位とこちらも5つ順位をあげ、さらにタイムも0.3秒ほど上回ってきます。


4年生で抜けるのは14分11秒の廣田だけですし、その一方で新入生は14分12秒を持つ谷口、高貝と2人がトップ10に入ってくることになります。さらに、ハーフで64分16秒を高校時代にマークしている原田も楽しみな存在ですよね。日大も中央同様にスカウトは良くなってきたものの、箱根シードには届いていない伝統校、日大も3大駅伝で結果を残していきたいところです。

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