東京国際大学 2019年度 箱根予選、全日本結果&箱根に向けて

2019年12月15日

続いては東京国際大学について、全日本、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果全日本結果はこのようになっております。 今、最も勢いのある大学は?と聞かれれば多くの人が東国大の名前を挙げるのではないでしょうか?全日本予選、箱根予選をトップ通過し、全日本では初出場で4位という驚異的な結果を残し続けています。

箱根予選振り返り

箱根予選通過は間違いなしと言われていた東国大でしたが、きっちりとトップ通過を果たしてくるのが凄いですよね。留学生のヴィンセントが3位とさすがの走り、これまでの実績から予想はしていましたが、初ハーフでもきっちりと結果を残してきます。ダブルエースの一角である伊藤も日本人トップの5位とさすがの走り、走るべき選手が圧倒的な走りを見せました。


さらに、前回も好走している相沢が3番手の27位と2年連続の好走、4番手の38位に山瀬と箱根でも8区6位と好走している選手が上位に入ることに。ここまでは実績のある選手が順当に上位に入ってきたかなあ。すると、5番手の50位に丹所、今年度絶好調のルーキーがハーフの距離でも好走…高校時代の実績は目立ったものは無いのですが、全日本予選に続けて結果を残しています。


箱根3区でも好走している真船が6番手の73位、3大駅伝・予選会通じてデビューとなった菅原が7番手の93位と7人が2桁順位で走っています。3年生の中では特に結果を残している佐伯が8番手の102位、3大駅伝・予選会初エントリーの杉崎が108位で走っています。


10番手の加藤も132位と危なげない走りでトップ通過を決めました。11番手の142位に佐藤、12番手の168位に草場と12人全員が崩れることのない走りでしたね。何の心配も無い走りというべきか…

全日本振り返り

箱根予選以上の衝撃が全日本にはありました。13分台を持つルーキーの山谷が1区14位もトップと31秒差という好位置でエースに繋ぎました。すると、2区伊藤が区間賞という圧巻の走りで13人抜き、一気にトップに浮上したのにはびっくりしました。1週間前に箱根予選を走り、2区にも選手が揃っていたのですが…東国大のエースというだけではなく、大学を代表する選手の1人となっています。


3区の芳賀は区間11位、前回の箱根では好走していましたが、今回はちょっと苦しかったかなあ。それでも、総合5位となっています。4区の相沢は区間9位とまずまずの走り、総合7位とまだシード権内はキープしています。すると、5区真船が区間4位と素晴らしい走り、駅伝でも勝負できる選手になってきたのは頼もしいです。6区の山瀬が区間10位とまずまずの走りで総合7位、7区の内山も区間12位で総合6位と2区以降はずっとシード圏内を守る走り。


元々、多少はシード圏外でも8区ムセンビで巻き返す戦略だったであろう東国大、シード圏内で来てくれたとなれば、ここで区間賞を獲得、前を猛追して2人を抜き去り、総合4位という初出場でいきなり4位でのシード獲得という快挙を達成しました。伊藤、ムセンビという柱が稼げるだけ稼ぎ、他の区間でも大崩れしなかったのは、箱根予選と同様かなあ。東国大の強さをこれでもかと見せつける結果となりました。

箱根に向けて

4度目の箱根出場で初のシード獲得を狙うこととなりますが…正直、もうそんなレベルでは無いという印象です。全日本予選、箱根予選をトップ通過、全日本で4位のチームですからね。箱根予選の翌週で4位に入るならば…箱根では5強の1角を崩してきてもおかしくないのでは?まで期待したくなりますよね。


まず、2区に伊藤はまず間違いないでしょう。2区の困難さをまだ経験していないルーキーの留学生よりも、2度走っている伊藤に任せるのが確実かつむしろ伊藤の方が速いかもしれませんし。。。ヴィンセントは3区が濃厚ですかね。二人を並んで起用すれば、そこで一気に抜け出すことも可能ですし。それとも、前回と同様の留学生1区で抜け出す戦略もあることはあるかなあ。


他には、前回と同様に真船、相沢の往路起用の可能性が高そうですね。真船は前回も好走していますし、相沢も全日本できっちりとまとめているのは心強い。となると、気になるのは5,6区という山をどう攻略するかですね。前回は5区で21位となってしまい、シード争いに絡むことができなくなってしまいました。6区は前回走った河野が卒業していますからね。ただ、あれだけ選手が台頭してきていますし、もう箱根予選通過は自信満々だったでしょうから、山対策する準備も十分ありそうですよね。


復路となると、これまた楽しみな選手がズラッと揃っています。前回好走している選手では芳賀、山瀬がいますし、ルーキーの丹所も楽しみな存在で箱根デビューの可能性は高そう。さらに、前回箱根を走り、全日本ではエース区間の7区に抜擢された内山、2年前に8区を走った佐伯に箱根予選で上々の走りを見せた菅原、杉崎という上級生たちも虎視眈々と箱根出場を狙っていることでしょう。


そして、箱根予選を走らなかった選手では…中島が1万で28分台、ハーフで63分台と2週間の間に一気にタイムを伸ばし、メンバー争いに名乗りをあげました。荒井、杉崎といった他の3年生も中島にタイムは及ばずも上尾ハーフで64分前半、1万mでも29分30秒前後とタイムを伸ばしていますし、栗原もハーフで64分9秒、1万では29分13秒を先日マークしました。


3年生が面白いように台頭してきているんですよね。ずば抜けた選手はいないのですが、選手層の厚さではどんどん4年生に迫ってきていますし、箱根16人を狙えるような人数では4年生を上回るほどになってきました。勝負レースで結果を残し、これだけ持ちタイムを伸ばしてきている選手がいるとなると、調子の良い選手を起用する余裕もあるでしょうし、もう期待は高まるばかりです。


箱根初シードというのは本当に最低限すぎる目標だと思いますし、全日本のように1つでも上の順位を目指してほしいですし、東国大旋風を箱根でも起こして欲しいです!!