駒澤大学 2019年度 出雲、全日本結果&箱根に向けて

続いては駒澤大学について、出雲、全日本の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。出雲・全日本結果はこのようになっております。ここ最近は優勝争いに絡むことさえなかなか出来ていませんでしたが、今年度は久しぶりに最後の最後まで優勝争いを繰り広げた出雲、中盤遅れた全日本も盛り返しましたし、存在感を見せてくれたのではないでしょうか。

出雲振り返り

1区の山下が区間2位、関東勢ではトップとなる走りで好スタートを見せました。ただ、結果としてはスローペースとなった1区に山下を起用したのはもったいない結果となってしまったかなあ。2区の伊東が区間4位で続き、総合2位はキープ、そして3区のルーキー田澤が区間2位、ルーキーがいきなりの主要区間はどうかと思いましたが、何の心配も無かったですね。浦野、吉田圭、相澤という大学トップクラスの選手が揃った集団から抜け出し、総合トップに浮上しました。


4区の小林が区間3位と好走、3大駅伝のエントリーさえ初めてだった選手がこの走りというのはびっくりです。さらに5区の大成も区間3位で総合2位とは16秒差のトップとなりました。しかし、ドラマは最終区に待っていました。6区の大聖が区間4位、29分50秒というタイムとともに決して悪くはなかったのですが、日本人歴代最速タイムで追ってきた國學院の土方に逆転を許し、総合2位に終わりました。

全日本振り返り

1区の大聖がトップと8秒差の区間2位と好スタート、出雲に続いてエース格を起用してスローペースでの区間2位はあまりうれしくない気もしますが、出雲が終わった後は全日本出場は難しいかもとも思ったので、しっかりと全日本に合わせてくれたのは良かったですね。2区の小林も区間5位と上々の走り、繋ぎ区間だけではなく、主要区間でも戦えるまでになったのはチームにとって大きいです。


しかし、3区の神戸が序盤に足を捻ってしまうアクシデント、これによって区間16位、総合では2→10位と8つ順位を落としてしまうこととなりました。4区を任された伊東も区間10位に留まることに。3区も痛かったですが、4区で巻き返すことが出来なかったのも相当痛かったかなあと。総合でも10位のままとなっています。


5区の大成は区間6位とまずまずの走りで総合9位、6区の加藤は区間4位とこちらも良かったのでは。5度目の3大駅伝出場で初の区間5位以内となっています。そして、最大の見せ場は7区の田澤、スーパールーキーとはいえ、エース区間の7区はどうかなあと?またしても余計な心配を…ここで区間賞を獲得、4人抜きで総合4位まで順位を上げてきました。


8区の山下は3年連続の8区、勝手知ったるこの区間で後半にきっちりと差を詰めるらしい走りで区間3位、2位の青学と5秒差の3位にまで浮上し、出雲、全日本ともに3位以内でフィニッシュした唯一の大学となりました。

箱根に向けて

神戸が上尾ハーフでもしっかりと走っていたことから、全日本で足を痛めた影響はもう心配いらなそう。となると、全日本を走った8人はそのまま箱根も任される可能性が高そうかなあ。順当ならば、出雲、全日本で主要区間を任された大聖、小林、田澤、山下に5区の伊東が入ってくるのが万全そうかなあ?


ただ、前回の5,6区でともに好走し盤石だと思っていた伊東、大成がともに学連記録会に出場してきたんですよね。あまり山候補は学連記録会に出場する印象が無いので、ちょっと意外でした。大成は1万で28分31秒を学連記録会で叩き出してしますし、6区はもったいないということで平地での起用も有り得そうかなあ?


加藤、神戸あたりは長い距離でもタイムを伸ばしている上級生ということもあり、復路を任される可能性が高そうかなあ?ここまで名前の挙がった8人以外で真っ先に候補になってくるのが、小島ですね。全日本も万全であれば出場していたという話ですし、上尾ハーフで62分15秒、前回の箱根で7区4位という実績を考えても箱根出場の可能性は高く、往路への抜擢も考えられます。


残る1人が悩ましいところなんですよねえ…3大駅伝経験者では4年の大坪、3年の小原らがいますが、今年度の走りを見る限りは目立った実績はなく厳しそう。となると、3大駅伝の未経験者から選ばれることになりそう。まずは主力の1人として名前も挙がっている2年の石川ですね。持ちタイムを着実に伸ばし、上尾ハーフでは63分7秒、出雲・全日本ともにエントリーとなっています。箱根での3大駅伝デビューが最も近い選手と言えるのでは。


続くのは…現状だとルーキーになりそうです。5千で14分3秒をマークし、上尾ハーフで64分14秒だった酒井、ハーフで63分14秒を出した山野らが候補に挙がってきそう。ただ、過去4大会はいずれもルーキーが箱根に出場しておらず、既に田澤の出場はほぼ確実視される中、ルーキーが2人走るチーム状況はよろしくはないですよね。。。箱根10人と目される選手はズラッと揃っていますが、16人の選手層という点においては、相当薄いように思えます。


前回の箱根4位からの順位アップ、あわよくば優勝を狙うチームにおいては、箱根にベストメンバー・ベストコンディションで臨むことが最低条件かなあ。選手層が薄い分、主力どころは他大の優勝候補とも戦える選手が揃っていますし、No.1ルーキーの田澤も擁しています。そんなチーム状況において、箱根でどんな走りを見せてくれるのか、楽しみです!!

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