２０１９年　トラックシーズン振り返り　～山梨学院大学～

新留学生のムルアが大学初の５千で１４分６秒で走っていますね。そして、いきなりのチームトップタイムとなっています。まあ、ムルアの力からすればすぐにでも１３分台をマークしてもおかしくは無いですし、どんどんタイムを更新していって欲しいですね。


さらに、２年の松倉が１４分１０秒で自己ベストを１０秒更新し、チーム２番手に浮上してきましたね。まだ１万やハーフは走っていないはずですが、高校ベスト１４分４６秒からここまでタイムを縮めてきているのは魅力的…全日本予選でもエントリーを果たしましたし、今後が楽しみな選手です。


トップ１０のうち自己ベストを更新したのは２人だけですが、１，２位ということで１０点となっていますね。トップ１０圏外を見ても、主力どころで自己ベストを更新した選手はいなかったかなあ。５千では２人の走りが際立っていますね。ただ、関東インカレでもこの二人がエントリーされましたが、ここではムルアが出場せず、松倉も１４分３８秒で２３位に終わっています。

ムルアが初の１万で２８分１７秒をマーク、チーム唯一の２８分台であり、当然トップタイムとなっています。１万でいきなりこれだけのタイムをマークしてくるのが、さすがです。関東インカレでは７位入賞ですし、全日本予選でもモチロン最終組を任されましたが、１４位に留まっているんですよね。まだ、その力を発揮するまでには至っていないかなあ。。。


２年の坪井も２９分１２秒をマークしており、チーム２番手に入ってきました。奇しくも、５千、１万ともにトップ１０のうち１，２位だけが更新され、１０点という結果に。それも留学生＋２年生という組み合わせも一緒ですね。坪井は今年度だけで複数回１万のベストを更新し、全日本予選でも３組５位と好走していますからね～日本人エースが待たれるチームにおいて、待望の存在となるかもしれません。


トップ１０圏外では、山田が３０分１４秒、小西が３０分１８秒、ルーキーの篠原が３０分１９秒といずれも３０分１０秒台ですが、自己ベストで走っていますね。特に山田は全日本予選でも２組８位と好走し、箱根も出場している選手、まだまだタイムを伸ばせそうです。

関東インカレでは、１万ｍで７位入賞したムルア以外は入賞には届いていないんですよね～ただ、３０００ｍ障害では森山が１０位と入賞にあと一歩という走りを見せていますし、ハーフでも山田が１３位というのはまずまずの結果と言えるのでは。