日本選手権2019 5000m ~富士通の松枝が2年ぶりの栄冠~

いよいよ、本日から日本選手権が始まりました。1万mは既に先月行われていますので、長距離のメイン種目は5000m…その5000mが初日である本日行われました。レース結果はこのようになっております。

 

優勝を果たしたのは13分41秒をマークした富士通の松枝、2年前にもこの種目を制している松枝が2年ぶり2度目の優勝を飾ることとなりました。ラスト勝負となるとその切れ味は抜群ですね。他にもラストの切れ味鋭い選手たちが揃っていた5000mですが、2位に2秒差をつけて栄冠に輝きました。1500mでも3分38秒を今年度マークするなど絶好調の松枝、1500mとの2冠の可能性も十分あり得そう。

 

2位にはTOYOTAの田中が13分43秒で入ってきています。田中も松枝同様に社会人になってからグッと力をつけてきた選手ですが、日本選手権という大舞台でも素晴らしい走りを見せてくれました。そういえば松枝も田中も順大OBですね。3000m障害で競陸標準を上回ってきた塩尻といい、順大OBの活躍がここまで目立っています。

 

3位にトーエネックの弾馬が13分44秒で走っており、ここまでが表彰台ということに。前回は弾馬が5000mで優勝を果たしていますが、今回は惜しくも及ばず…それでも2年連続の表彰台は素晴らしいですね。

 

4位に旭化成の茂木が13分46秒で入ることに。一時期の大活躍ぶりからすると、やや目立つ走りが出来ていなかった茂木ですが、また復活の走りを見せてくるようになっていました。日本選手権でもその強さを証明してくれましたね。高卒で実業団に進み、いきなり活躍した選手はその後も苦しむ選手が多いように思えますが…それだけに、また茂木が復活してきてくれたのは嬉しいです。

 

5位に東洋の相澤が13分47秒で入賞、1万mに続いての入賞ですね。本当に大事な勝負にきっちりと合わせてこれる選手ですし、大学生の中でも抜けた存在となっていますね。そもそも、5千や1万で日本選手権に出れる大学生がほとんどいない状況の中、ダブル入賞ですからね。駅伝シーズンでも大いにその強さを見せてくれることでしょう。

 

6位にカネボウの平が13分47秒19で入っています。13分47秒では、住友電工の遠藤が7位、HONDAの悠太が8位、東海の鬼塚が9位で入っており、入賞争いは大接戦でしたね。平も実業団に入って安定した活躍を見せている選手ですし、遠藤は前回も2位に入っている実力者。前回よりは順位を落としたものの、2年連続での入賞はさすがの走りです。

 

悠太の今年度の目標はもちろん東京オリンピックのマラソン代表をMGCで勝ち取ることでしょうが、トラックのスピードも変わらずさすがですね。大迫や井上とともに最有力候補の1人に挙げられていますが、日本選手権でもきっちりと入賞を果たしてきました。

 

鬼塚は入賞にはあと一歩届かずも日本選手権で9位ならば上出来かなあ。ちょっと、ここ最近はらしくない走りも続いていましたが、一番の大舞台で結果を残してきたのは、最後の駅伝シーズンに向けても良かったのでは。引き続き、エース級の活躍を見せてほしいものです。

 

他に有力選手では…MHPSの井上が12位に入っていますね。井上は距離が延びるほどに強い選手という印象ですが、トラックのスピードも磨きをかけていますからね。MGCでの争いがこちらも非常に楽しみな選手の1人です。今年度のトラックでずば抜けた走りを連発していた富士通の坂東は16位に沈んでしまい、今回はちょっと奮わなかったですね。実業団に進んでからの走りは驚異的なものばかりでしたが…また、びっくりさせるような走りを見せてほしいものです。

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