トラックシーズン開幕!! ~2019年4月振り返り その3~

いよいよ、明日には関東インカレのエントリーも締め切られますね。トラックシーズン、2019年度のここまでの走りを5千、1万mで自己ベストを出した選手を中心に振り返ってみます。最後は箱根で1~7位だった大学について・・・

 

東海大学

5千、1万でデータベース登録されている選手では、自己ベストを出した選手はいなかったんですよねえ。1500mではルーキーの飯澤が大活躍、3000m障害では阪口が好タイムをマークしたりと関東インカレに向けては期待のもてる結果が続いていましたが…セカンドベストでは、5千で鬼塚が13分42秒、小松が14分3秒といずれも好タイムで走っています。特に鬼塚のタイムは完全復活という印象ですね。

 

1万mでは故障続きの塩澤が28分37秒とベストに1秒と迫る好タイムをマーク、都道府県対抗ではまさかの最下位でしたが、ここまで戻してきましたね。。。そして、本来この時期にハーフのベストはなかなか出ないのですが…焼津ハーフで名取が63分4秒、西田が63分27秒で揃って自己ベストと強さを発揮、都大路1区で1~3位がついにそろい踏みとなりました。収穫の多いここまでの走りと言えるのでは。

 

青山学院大学

5千では自己ベストを出した主力はおらず、1万mでも元々30分35秒がベストだった飯田が29分42秒のベストを出したくらいなんですよね~セカンドベストを見ても、生方が14分7秒を出したくらい…ここまでは比較的静かなスタートとなっています。ただ、今年度は箱根に向けてトラックで自己ベストを狙うよりもじっくりと長い距離に備えていくみたいですし、仕方無いのかなあ。

 

学生ハーフも新号が新戦力として名乗りをあげてきたくらいであまり目立った走りは見せられませんでしたし、ちょっと気になるところですよねえ。関東インカレには吉田圭や神林は留学中で参加しない予定という話でしたし、ここ最近はずっと高得点を連発していましたが、今回も続けられるでしょうか?

 

東洋大学

エースの相澤が5千で13分34秒と素晴らしい走りを披露、元々ハイレベルだったベストを6秒も更新してきました。まさに最強の名に相応しい走り。1万mも28分35秒でセカンドベストで走っています。西山もトラックでユニバ代表を決めていますし、ダブルエースが順当にここまで結果を残してきていますね。

 

ただ、他の選手が目立った走りを見せられていないのはちょっと気がかりかなあ…ベストどころかセカンドベストも主力どころはマークしていませんし…元々、今年度の大きな課題は主力とそれ以外の戦力差ですからね。。。今後の走りに期待したいところです。

 

駒澤大学

大聖が28分31秒と素晴らしい走りを見せてベストを一気に1分14秒も更新する走りを見せました。学生ハーフでユニバ代表を決めた走りも含め、エースに相応しい走りを続けています。大成も5千で14分7秒、1万mで29分4秒とダブルでベストを更新、ダブルタイセイが好調を維持していますね。

 

5千ではルーキーの小倉が既に14分17秒の自己ベストを2度マークしており、ここまでいい走りを続けています。1万mでは神戸が29分28秒で自己ベストを33秒更新、大学では2度目の1万mですが、しっかりとまとめてきています。

 

帝京大学

箱根上位校で大盛況だったのが帝京大学、5千では岩佐が14分ジャストのベストをマークすると、14分4秒で星、14分12秒で増田、14分15秒で鳥飼、14分20秒で吉野、14分29秒の田村丈と自己ベストラッシュとなりました。増田は1万でも29分38秒と好タイムをマークしており、一気にタイムを伸ばしてきた期待の選手ですね。

 

1万mも平田が29分9秒のベストをマークしたのを始め、29分13秒で風馬、29分18秒で小森と続いています。平田や小森は実績豊富ですが、風馬も昨年度の駅伝シーズン以降、面白いように自己ベストを出している選手、増田と風馬という3大駅伝未経験ながら二人の活躍が目立ちました。

 

法政大学

5千ではエースの1人である青木が13分59秒、同じくエースの佐藤が14分8秒と順当に自己ベストをマークすれば、伸び盛りの2年生である鎌田も5千で14分8秒をマークする素晴らしい走り、1万mも29分10秒まで伸ばしてくるなど、絶好調ですね。来年度のエースは鎌田が名乗りを挙げているかも…青木、佐藤もさすがの走りでした。

 

他にも1万mで29分24秒まで伸ばしている山本が5千も14分22秒をマークすれば、期待のルーキーである河田も14分36秒ながらベストと主力どころを含めた何人もの選手がベストを出しています。1万mも岡原が29分9秒と好タイムをマークしていますし、増田が29分38秒、坪井が29分45秒と4年生が揃って自己ベストをマーク、今年度の法政も楽しみと思わせる走りが続きました。

 

國學院大学

エースの浦野が13分52秒とさすがはエースという走りを披露すれば、4本柱の一角に名を連ねるまでになった藤木も負けじと14分6秒の自己ベスト、そして期待の即戦力候補ルーキーの中西大が14分5秒とハイレベルな自己ベスト連発でしたねえ。浦野や藤木はこのくらいで走っても驚きはしませんが、ルーキーがいきなり14分5秒のベストはびっくりでした。

 

1万mでは島崎が29分26秒をマークして一気にチーム4番手に入ってきたのがびっくり。藤木、殿地に続いて欲しい期待の2年生です。他にも添田が29分59秒のベストをマークしていますし、比較的いい形でトラックシーズンに入れたと言えるのでは?

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