トラックシーズン2019開幕&振り返り その1~

今年度も1か月が経過しました。10日には関東インカレのエントリーも締め切られますね。エントリー発表が待ち遠しいです。どの大学が今年度の好スタートを切ったのか?自己ベストを出した選手を中心に気が早いですが、振り返っていきます。まずは、箱根で16位以下だった大学について・・・

 

神奈川大学

5千では安田が13分55秒をマークし、チーム3人目の13分台ランナーとなったのが印象的でした。着実にエース格へと成長を遂げています。1万mでは、藤村が29分19秒、井手が29分25秒とともに29分30秒切りでの自己ベスト、原塚も30分24秒でベストをマークしています。主力以外では藤村の好走が目立ちましたね~

 

明治大学

5千では小袖が13分52秒を先日マークしたのがやはり印象的。小袖がエース区間を任せられるようになれば、戦略の幅も広がりそうです。1万mでは手嶋が30分12秒のベストを出したくらいで、目立ったベストはありませんでした。ただ、小袖は28分58秒のセカンドベスト、前田も29分7秒でセカンドベストときっちりと1万mでも主力が好タイムをマークすることに。既に平均持ちタイムはトップクラスなだけに、ここから伸ばすのは容易では無いですね。

 

国士舘大学

5千でギトンガが13分45秒を叩き出せば、ヴィンセントは1万mで28分7秒と二人で競うかのようにどんどんタイムを伸ばしていきますね。正直、ギトンガがここまで成長するのであれば、ヴィンセントが2年連続で加入しなくても良かったのでは…?なんて思ってしまうほどです。5千では曽根が14分28秒、長谷川が14分30秒、小早川が14分32秒など14分30秒前後でのベストが多かったですね。

 

1万mでは他に荻原が30分9秒でベストを更新したくらいですが…ギトンガが29分21秒のセカンドベストを出した他、石川、長谷川らも29分台でセカンドベストを走っており、比較的順調なトラックシーズンのスタートと言えるのでは?

 

大東文化大学

5千では先日、ルーキーの倉田が14分26秒のベストを出したくらいかなあ。1万mでは、三ツ星が29分29秒とチーム4番手のベストを出したのが光ります。すっかり、主力の一員という印象。他には佐藤陸が30分23秒でベストを出しています。ハーフでは、焼津ハーフで吉井が66分5秒とベストを更新しているんですよね。新たに台頭してきた楽しみな3年生の1人です。

 

城西大学

5千では菅原が13分50秒を叩き出したのがなんと言っても光りますね。14分5秒のセカンドベストも4月に出したものですし、ここまで絶好調。駅伝ももちろんですが、関東インカレから期待が膨らみます。エースの荻久保も5千で13分53秒のベストを出して完全復活をアピール、菊地も14分7秒のベスト、14分20秒のセカンドベストと良かった選手はとことん良かった印象です。

 

荻久保は1万mも29分2秒のセカンドベストで走っていますし、勝負レースが待ち遠しいです。自己ベストでは、藤井が29分36秒をマークして一気に名乗りをあげてきたのが収穫。宮澤も29分45秒で走っています。

 

山梨学院大学

新留学生のムルアが大暴れ。5千で14分6秒、1万mでは28分17秒を叩き出し、既にその力を存分に見せつけています。新エースとして関東インカレから全日本予選から活躍してくれそう。日本人選手では坪井が1万mで29分23秒をマークしたのが目立ちました。2年生の中では抜けた存在となってきており、このまま日本人選手の中でもトップクラスになってくれれば嬉しいですね。他は、井上広が1万mで29分48秒のセカンドベストを出したくらいかな…?

 

上武大学

5千では、主力どころでベストを出した選手はおらず…その一方で、1万mでは佐々木の29分37秒、鴨川が29分45秒と頼りになる4年生が揃って自己ベスト、上武の選手は4年生になるとグッと力をつけてくる選手が多いのが心強い。30分7秒を出した岩崎、30分23秒の橋立、30分32秒の田波と30分台ですが、ベストを出した選手が多かったですね。

 

創価大学

エースのムイルが13分40秒台で走れるまでに戻ってきたのは大きな収穫ですね。今年度は怪我無く過ごしてもらわないと困りますから。5千では米満が13分55秒と2度目の13分台と好調です。しかし、他の選手がまだタイムを伸ばせていないんですよね。新入生もまだまだといったところですし、箱根復活を目指すチームにおいては、ちょっと気になる今年度のスタートだったかなあ。。。

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