関東インカレ2019展望 ~3000m障害~

最後は関東インカレにおける3000m障害について、1部、2部それぞれの展望を述べていきます。前年度は1部結果2部結果インターハイ結果のようになっています。3000m障害はルーキーがいきなり優勝することもありますし、楽しみですね。最も、今回は1部、2部ともに連覇中の王者が健在ですし、厳しいとは思いますが…

 

~3000m障害(1部)~

法政の青木が2連覇中、勝ち切る強さがありますね。3大駅伝でも箱根5区を始め大活躍を続けていますし、他の種目・距離でも強いですが、3000m障害の強さはやはり別格。今回も優勝候補筆頭として臨むことになりそう。

 

さらに、出場するのであれば優勝争いに絡んできそうなのが東海の阪口、今年度も早速好走を見せています。箱根7区では優勝を引き寄せる素晴らしい走り、スピードも抜群ですし、楽しみな選手です。前回の3000m障害で2位に入ったのが東洋の小室、青木には1秒届かずもここで自己ベストの素晴らしい走り、日本インカレでも3位に入るなどハイレベルな安定感を誇ります。この3人がまずは優勝候補として名前が挙げられるか。

 

安定感を増してきているのが早稲田の吉田、前回も5位で走っていますし、3000m障害ではずっと外さない走りが続いていますね。今回も上位争いに加わってきそう。日体大の小松力も前回7位入賞を果たしており、やはり入賞経験者は強いですよね。他にも中央の萩原、早稲田の大木らが決勝進出を果たしています。

 

ルーキーでは、法政の中園がインターハイ3000m障害で5位、東海の富山が6位入賞を果たしていますね。法政の松本も9位で走っていますし、岡内も3000m障害の実力者。ともに青木、阪口と優勝候補と期待される先輩がいるだけに、どれだけ喰らいついていけるか。ただ、特に法政は他にも人見など3000m障害の実力者が多すぎて、出場するのも大変そう。。。

 

順大も2年前に入賞している野田が出場するのであれば、復活の走りを見たいところですし、ルーキーの長山は3000m障害で8分台のベストを持っている選手ですからね。城西の土子もインターハイで10位に入っている選手。山本、宮下ら3000m障害で実績のある先輩とともに決勝進出を狙いたいところ。

 

~3000m障害(2部)~

関東インカレ3連覇中の荻野が4連覇に挑むこととなります。2部では荻野の実績がずば抜けていますし、ダントツの優勝候補として君臨することになりそう。そうそう、負ける姿は想像出来ないですね。神奈川は当時ルーキーの西方が自己ベストで3位に入り、ダブル表彰台となっています。

 

前回の2位はこれまた当時1年だった中央学院の吉田がいますね。吉田はその後も3大駅伝フル出場を果たすなど活躍を続けていますし、さらに力をつけている楽しみな選手です。中央学院は高橋が前回も5位入賞を果たしていますが、箱根2区を経験したエース格の1人、5千や1万の方に参戦してくるかもしれませんね。

 

東国大もダブル入賞を果たしており、鈴木天が4位、原田が7位に入ってきています。原田は自己ベストも着実に伸ばしていますし、ハーフも64分4秒となっています。長い距離でも期待される選手ですね。もう一人前回入賞したのが駒澤の大西、6位入賞を果たしていますね。その後もトラックでタイムを縮めていますし、こちらも楽しみな選手です。

 

ともに入賞はならずも揃って決勝に進出したのが帝京大学、田村丈が9位、境が11位で走っています。田村丈は2年時に2位で走っていますし、最後の関東インカレも期待したいところですが…

 

新入生で楽しみなのが青山学院ですね。インターハイ3000m障害で7位に入った横田、8位に入った西久保とダブル入賞を果たした選手が加わります。前回は3000m障害に出場さえもしていませんでしたが、インターハイ入賞者2人が加わるのは楽しみ。

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