2018年度 4年生特集 ~大東文化大学~

本日は大東文化大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で9人となっており、多いですね。3大駅伝経験者は6人、うち5人は複数回の出場を果たしており、13分台、28分台こそ新井だけでしたが、ハーフで63分台が4人、64分30秒前後にも3人いるなど、長い距離で着実にタイムを伸ばしてきました。

 

 

新井 康平・・・高校ベストは14分14秒とこの学年でトップタイム、1年目からいきなり13分57秒と13分台をマークし、箱根では1区に抜擢されましたが、ここでは区間19位と苦しい箱根デビューととなってしまいました。2年時、箱根予選ではチーム8番手の68位とまずまずの走りを見せるも、全日本では5区20位となかなか3大駅伝では結果を残せず…

 

3年時、全日本予選では3組2位と素晴らしい走りを見せ、5千で13分56秒、1万mで28分50秒と大学ベストとなるタイムをマークし、トラックでの好走が光りました。箱根予選では273位でまさかのチーム最下位に沈んでしまいましたが、全日本は3区13位、2年ぶりの箱根は1区14位でまとめています。

 

4年時、全日本予選では2年連続の3組でしたが、ここではまさかの39位、その一方で前年度苦戦した箱根予選ではチーム3番手の50位、なかなか2年連続で結果を残すことが出来ていないですよね。。。そして迎えた最後の箱根、3度目の1区を任されることとなりましたが…最初の数百mで転倒…しかも足を痛めてしまう最悪の状況…タスキを繋いだのがもう凄いですよね。ただ、完治までは半年以上という話もありますし、難しいところですよね…最後の箱根が本当に残念な形で終わってしまいました。

 

齋藤 諒・・・高校ベストは14分26秒、2年時に5千で14分11秒、1万mで29分9秒と大学ベストをマーク、全日本予選でも3組16位とトラックで結果を残しました。しかし、箱根予選では126位でチーム最下位となってしまったこともあり、全日本、箱根ともに出場することは出来ませんでした。

 

3年時には全日本予選では4組32位と苦しみましたが、箱根予選ではチーム6番手の62位、全日本では7区11位、箱根でも同じ7区を任されて16位で走っており、3大駅伝デビューを果たすこととなりました。4年時、全日本予選では3組14位と2年ぶりの3組で好走、箱根予選ではチーム8番手の113位という結果でした。最後の箱根では3区を任されて区間15位でしたが、1,2区が連続最下位という状況でしたから。。よく走ってくれたと思います。

 

谷川 貴俊・・・高校ベストは14分18秒と2番手、1年の4月に14分11秒でベストを更新しており、これが結果的に大学ベストとなっています。2年の全日本予選に出場し、2組5位と見事な走り、さらに箱根予選もチーム3番手の32位と好走を見せると、全日本では最長区間の8区に抜擢されて区間11位、そして箱根でも9区を任されて区間6位と多くの勝負レースで結果を残す見事な1年となりました。

 

3年時、箱根予選では72位、全日本では8区14位、箱根では9区12位と出場したレースのいずれにおいても、前年度よりも順位を落としてしまったのが残念だったかなあ。特に箱根予選や箱根は決して悪くは無いんですけどね。

 

4年時、全日本予選で2組19位、箱根予選ではチーム2番手の40位と好走、箱根予選では3年連続で安定した走りを見せ、チームの箱根連続出場に貢献しました。最後の箱根でも3年連続の9区を任されて区間13位、箱根も一度も崩れることは無かったですし、チームで最も安定してた選手の1人でした。

 

中神 文弘・・・高校ベストは14分29秒、大学4年間では意外にもこのタイムは更新していないんですよねえ。しかし、1年時に1万mで29分40秒をマークすると、箱根でも4区に出場することに。ここでは区間19位と苦しい走りになってしまいました。2年時にはハーフで63分31秒の好タイムをマークするも、箱根にはエントリー度ありで出場出来ず…

 

その後は故障などもあって、なかなか出場の機会を掴めないんですよね。3年時に1万mで29分31秒をマークしていますが、全日本予選、箱根予選、全日本は全てエントリー止まり、箱根にはエントリーされることはありませんでした。4年時も全日本予選でエントリー止まり、箱根予選はエントリー漏れということで最後の箱根も厳しいのあなあと思っていあしたが、10区で出場して区間12位と最後の箱根出場を勝ち取りました。

 

大久保 陸人・・・高校ベストは14分21秒、1年の全日本予選から出場して2組8位と好走すると、1年の出雲から3大駅伝に出場、ここでは4区13位、全日本では7区16位といずれも苦しい走りとなりました。しかし、さらに苦しかったのはその後、、、故障などもあって2年時は3大駅伝・予選会全てに未エントリー、3年時も箱根にはエントリーされましたが、出場することは出来ませんでした。

 

しかし4年時、5千で14分18秒、1万mで29分43秒、ハーフで64分32秒と3部門全てで大学ベストをマーク、全日本予選には3年ぶりの出場で1組21位、箱根予選には初出場を果たしチーム7番手の96位で走っています。見事に復活を遂げただけに、最後の箱根に出場出来なかったのは残念でした。。。

 

奈須 智晃・・・高校ベストは14分38秒、2年時に14分26秒までタイムを伸ばしています。一気に台頭してきたのは3年時で、全日本予選で1組15位と上々の走りを見せると、箱根予選にも出場しチーム8番手の83位、さらに箱根にも出場して6区16位で走っています。1万mのベストである29分46秒も3年時にマークしていますね。

 

4年時は2年連続で箱根予選に出場してチーム10番手の141位で走っていますが、箱根では16人には入ったものの、出場することは無かったのが残念でした。

 

立石 悠・・・高校ベストは14分49秒、2年時に5千で14分35秒の大学ベストをマーク、ハーフベストである66分11秒もマークしています。箱根予選にもエントリーされましたが、ここでは出場することは叶わず…その後は1万mで30分ちょうどのベストを出したものの、3大駅伝・予選会にエントリーされることは無かったのが残念でした。持ちタイム的にもちょっと厳しかったかなあ。

 

山崎 光・・・高校ベストは14分42秒、2年時に14分30秒までタイムを伸ばしていますね。3年の箱根予選に出場し、チーム9番手の97位と上々の走りを披露、1万mで30分9秒のベストをマークし、箱根にもエントリーされましたが、残念ながら出場には至らず…4年時には2年連続で箱根予選に出場しましたが、ここで281位とチーム最下位に沈んでしまったのは痛かったですね。最後の箱根にエントリーされることはありませんでした。

 

平内 幹太・・・高校ベストは14分54秒、2年時に5千で14分40秒、4年時に1万mで30分34秒を出したのがいずれも大学ベスト、3年時まではエントリーもありませんでしたが、4年の箱根予選に初めてエントリーを果たすことになりました。ここで出場することは出来ませんでしたが、その後ハーフで66分45秒でベストを更新しています。ただ、持ちタイムを見ても3大駅伝や予選会に出場となると、ちょっと厳しかったかなあ。

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