2018年 全日本予選戦力分析 順天堂大学 ~戦力は十分も苦手な予選会に不安が・・・~

本日は順天堂大学の全日本予選における考察を行っていきます。選手一覧はこのようになっております。前回の全日本予選では3組までで組30位前後が3人出てしまうなど苦しい状況、最後は塩尻・栃木のダブルエースで乗り切り8位での予選通過を決めました。

 

本戦では、1区で23位と出遅れたのが響き…その後は区間1桁で5区間走るなど巻き返しましたが、総合12位に終わっています。エントリー上位8人の平均持ちタイム(1万m)は私が把握している予選会出場校18校中3位となっていますね。エースの塩尻が27分47秒と留学生に負けないベストを有している他、8番手でも29分30秒切りの布陣はやはり強力です。

 

前回の経験者では、2組1位の花澤、4組9位の栃木とともに好走した4年生が抜けているのはやはり痛いですよね。その一方で残る6人はいずれもエントリーを果たしています。ただ、好走と言える走りを前回見せたのは、塩尻だけというのはちょっと気になりますが。。。

 

まず、最終組を確実に任されるであろう選手は、言うまでもなくエースの塩尻。関東インカレ1部5000m2位、1万mは3年連続3位の日本人最強ランナーを最終組に起用しない理由は無いですよね。今回も最低限、日本人トップ争いは繰り広げてくれることでしょう。

 

となると、もう一人最終組を任される選手が大事になってきますが、、、28分59秒のベストを持ち、関東インカレ1万mで6位入賞を果たしている橋本がまずは第一候補となりそうかなあ。1万mの持ちタイム以上に関東インカレで結果を残しているのが頼もしいんですよね。前回も3組を走っていますし、ふさわしいかなあと。

 

橋本でなければ、28分52秒と塩尻に次ぐベストを誇る野田も候補に挙がってきそうかな。関東インカレもきっちりとまとめていますし、勝負レースでも安定感が増してきましたからね。こちらも橋本ともに来年度のエース候補の1人ですし、どちらにしろ3年生に任せることになりそう。

 

3組の経験者では他に前回29位で走っている2年の清水がおり、ベストも29分2秒と今年度更新するなど頼もしいのですが…まだ勝負レースで結果を残せていないのが気がかりですよね…今回は出場するにしても、負荷の少ない前半の組が良いかなあとは思うのですが…

 

他に4年生では他に今年度1万mでベストを更新している選手の走りが目立ちますね。29分24秒、前回も1組18位で走っている金原、29分29秒、箱根6区10位で走っている江口、29分47秒、箱根5区で2年連続好走している山田攻といった面々がやはり頼もしく、全日本予選でも十分に戦力として計算出来そう。

 

3年生では、関東インカレハーフで8位入賞を果たした難波がやはり実力者ですよね。1年時には全日本予選で3組を任され、前回の全日本も8区8位で走っていますし、橋本・野田らと切磋琢磨していってほしいところ。藤曲は1万mで29分24秒までベストを伸ばし、小畠は前回の経験者で29分47秒までタイムを伸ばしています。1万mで今年度ベストを出している選手が多いのが心強いですね。

 

2年生は関東インカレ1500mで6位に入った野口がエントリー。1万mの距離となると、まだ3,4年生には及ばない気がしますが、1年生が今回はエントリーが無く、3,4年生が11人という布陣であることを考えると、今後を見据えても下級生から1人でも多く出場してほしいところですね。

 

持ちタイムを見ても、これまでの実績を見ても、予選通過は問題無い戦力と言えるかと思います。関東インカレや箱根で活躍している選手も多いですしね。一方で気になるのは過去3回の全日本予選は6位→10位→8位と上位通過は1度も無く、2年前には予選落ちとなってしまっています。全日本予選を苦手としているのが不安要素でしょうか?

 

現時点での皆さんの順位予想では2位となっており、人気ですね!!1~3位通過を予想する方が多く、悪くとも5,6位では通過するだろうという感じですね。いくら予選を得意としていないとはいえ、順大の戦力で全日本に出れないというのは寂しすぎますし、まずはきっちりと全日本予選を突破し、本選で前回の借りを返すような走り、見たいですね~

 

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