2017年 駅伝シーズンに向けて ~中央大学~
駅伝シーズンに向けての各大学ごとの戦力分析、今日は中央大学を取り上げます~ 過去5年間の3大駅伝・予選会の結果、選手一覧はこのようになっています。前年度の箱根予選落ちから今年度の全日本予選での走りを見ると、箱根復活へ向けて、希望の光も見えてきたように思えます。
前年度の箱根予選は11位であと1つ足りずに予選落ち、ついに大正時代から続く連続出場が途絶えてしまいました。今年度の全日本予選は3組で猛追、出場ラインまで秒差に迫ったものの、最終組でもう一歩届かず総合12位に終わりました。確定しているのは箱根予選会のみ、前回苦渋を舐めた箱根予選の通過が今年最大の目標となります。箱根予選にエントリーされる14人候補、怪我などを考慮しなければ、現時点では大体以下のような感じでしょうか?
4年・・・竹内、蛭田、江連
3年・・・堀尾、中山、神崎、苗村、石黒
2年・・・二井、舟津、安永
1年・・・池田、畝、加井
箱根経験者は前回出場を逃した&町澤世代に主力が揃っていたこともあり、2人(青色)しかいません。堀尾も関東連合の出場でチームとしての出場は苗村のみ。二人はアクシデントが無ければエントリーされるでしょうが、3大駅伝の経験不足というのはちょっと気になるところ。堀尾は前回51位ですが、それ以上の走りを期待したいですね。
一方で箱根予選経験者(橙色)は5人おり、こちらも全員エントリーされそうかなあ。中でも、前回115位だった2年の舟津、245位に沈んだ4年の竹内の二人には、ここから大幅なジャンプアップが期待されます。特に竹内は、チームトップで走ってもおかしくない選手ですからね。ここでどれだけ上積み出来るかも大事になってきそう。
同じく、前回は下位に沈んでしまった蛭田、江連といった4年生も最上級生の意地を見せて欲しいですね。人数がずっと少なくて苦労した学年、最後に報われて欲しいです。箱根未経験者ながら今年度の全日本予選に出場した選手は4人(赤色)おり、こちらもまずエントリーされてくることでしょう。もう何度も紹介しているように、なんといっても中山の存在が大きいですよね。
全日本予選3組5位の快走、今年に入ってから3部門全てでベストを更新している勢い、いずれもチームトップクラスです。ハーフも64分12秒まで伸ばしていますし、大きな貯金が期待出来そう。畝、加井といったルーキーはまだ20kmの距離は未知数ではありますが、ともに高校時代から長距離区間でしっかりと走っていますからね。特に畝はロードに強く、即戦力として頼りになりそうです。
ここまでで11人、残り3人ですが…1万mで29分37秒をマーク、万全であれば全日本予選に出場していたであろうルーキーの池田はまず入ってきそうですよね。今回は楽しみなルーキーが多く、何人箱根予選に出場してくるかも楽しみです。ハーフは走っていませんが、今年1万mで29分47秒を出した2年の安永もメンバー予想に入れました。昨年の全日本予選は3組40位と散々でしたが…2年となり成長して姿を見せてくれれば。。
最後の一人が悩んだのですが…1万mで29分台を持つ3年の石黒にしました。3大駅伝・予選会のいずれもエントリーされた経験もありませんが、ここは上級生がエントリーされる可能性が高そうかなあと。トラックではルーキーでも萩原や眞田などが活躍していますが、いずれも短い距離でですし、ルーキーに頼りすぎるのも…と思い、3人までにしています。
町澤世代が卒業し、大幅な戦力ダウンが心配されましたが、主力の成長と有力ルーキーの加入で、少なくとも前回の箱根予選よりは戦力アップしているはずなんですよねー。持ちタイムを伸ばしている選手、勝負レースで結果を残している選手も増えてきましたし、箱根予選突破に向けては、十分に通過圏内だと思います。前回逃した箱根出場権、今回はきっちりと確保して欲しいです!!
ディスカッション
コメント一覧
正直全日本予選前までは箱根予選突破は厳しいと思っていましたが、全日本予選で復活の兆しが見えたように思います。昨年の町澤のように明らかに稼げると言える選手が居なさそうなだけに、100位以内に何人送れるかが鍵でしょうかね?前回のように4人しかいない状況はさすがになさそうですね。
全日本予選の走りは、今後に希望を持たせるものでしたね。
個人的には前回よりも遥かに期待出来ると思います。
去年の11月頃、青山学院大学が丹後駅伝にオープン参加を検討!と新聞報道されてましたが、その後の情報がありません。一色選手の地元でもありますし楽しみにしてるんですが、何方か情報ないですか?
私はただの駅伝ファンなので、特に詳しくは。。。
関西(京都・天橋立)で、緑や水色(東海大学川端選手の地元)ユニフォームを応援してみたいです。