関東インカレ2017展望 ~ハーフ1部&2部~

続いては関東インカレにおけるハーフについて、1部、2部それぞれの展望を述べていきます。前年度はハーフ1部結果ハーフ2部結果のようになっています。ハーフは誰が出場するかに大きく依存しますので、入賞予想は難しいですね。主に大学別に見ていくことになるかと。また、ルーキーが出場することはまず無く、上級生が走ることが多い種目です。

 

~ハーフ(1部)~

留学生が出場すればそのまま優勝候補筆頭となるこの種目ですが、どちらかと言えばスピード型のワンブィ(日大)よりはスタミナ型のニャイロ(山梨学院)が出場する可能性が高いですかね。前回もニャイロが出場し、見事に優勝を飾っています。今回も1万mとハーフの掛け持ちになるのかな?

 

山梨学院は前回トリプル入賞を果たしていますが、今回も上田、永戸、市谷らが出場するのであれば、引き続き入賞候補となりそうです。前回の入賞者はニャイロ、上田以外に大東大の原、東洋の山本修がいますね。山本修はもはや東洋大のエースですし、ハーフに出場する可能性は低いかなあ。出場するとなると、5000mと1万mの可能性が高そうです。

 

ハーフに出場しそうな選手で持ちタイム上位となると、東洋の相澤、そして東海勢が選手が揃っていますね。東海勢持ちタイムトップの鬼塚はトラック出場の可能性が高そうですが、松尾、川端、國行、春日と上位10人のうち5人が東海を占めますからね。前回の関東インカレは全くもって目立ちませんでしたが、今回は誰が出場するにせよ楽しみです。

 

他にハーフ62分台では、早稲田の太田や安井あたりも出場すれば面白そうですねえ。他にも石田が前回10位で走っていますし、早稲田のハーフでの強さは定評があります。個人的には法政の佐藤が楽しみですね~。自己ベスト連発でどの種目に出ても活躍してくれそうですが、ハーフならば一際期待出来そう。

 

~ハーフ(2部)~

前回は奮いませんでしたが、2部は1部以上に留学生が揃っており、日本人選手が入賞するのも容易では無いですね。2年連続3位以内で走っているカリウキ(日薬大)は3年連続で出場するのであれば、そろそろ優勝したいところ。前回6位で走っているスタンレイもこれまでの実績からすれば優勝してもおかしくないですからね。他にも留学生が出場となれば優勝争いの中心に加わってくることでしょう。

 

前回2位に入った中央学院の大森も、引き続きハーフ出場となれば優勝候補の1人になってくることでしょう。エースとしてはトラックを走って欲しい気もしますが…前回1部4位の原は今年度は2部のはず…箱根予選で快走するなどさらに力をつけていますし、出場するのであれば再びの上位入賞も期待出来そう。

 

大学別で見ていくと、私が把握する25大学のうち、2部ハーフトップ10のうちともに3人を占める青山学院、駒澤が実力者揃いですね。特に青学は2年連続で優勝しています。田村和が出場する可能性は低そうですが、下田、中村祐、橋詰、森田、鈴木、近藤あたりはハーフに出場してもおかしくないですし、いずれも62分台という恐ろしさ…誰が出場するにしても上位入賞が期待されます。

 

駒澤は工藤、下、片西のトップ3のうち、出場するとすれば片西くらいかなあ?工藤、下はトラックでの出場の可能性が高そう。片西は学生ハーフでも好走していますし、出場するのであれば上位入賞も期待したい選手。他には前回出場した高本、堀合がいますが、いずれも入賞争いに加われていなかったことを考えると厳しそうかなあ。

 

各大学の主力級で入賞が期待される選手としては、神奈川、帝京あたりが面白そうですかね。さすがに神奈川のダブルエースである鈴木健、山藤は出場しないでしょうが、前回10位の大野の他、大塚、鈴木祐ら63分台の選手も力があります。帝京は前回7位入賞の畔上の他、横井、岩佐、濱川といった63分台&箱根1桁順位で走っている選手揃っていますからね。

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