高校生特集2017 現:高校1年→新:高校2年

いよいよ今年度も今日で終わりですね。。。新年度、新チームになってどんな走りを見せてくれるのか、今から楽しみです。4月1日には早速金栗記念というハイレベルなレースもありますしね。ロード観戦はあまりしませんが、トラックは近場ならばこまめに観戦する予定です。

 

今のうちに有力高校生を見ていこう、今回は来年度高2となる世代について、有力選手を見ていきます。高1はある意味最も目立たない学年ともいえますよね。2,3年生を抑えてインターハイや国体に出場することも少ないですし、駅伝でも主要区間を任されることは稀・・・今回は持ちタイム、国体3000m,都大路、都道府県対抗、伊那駅伝での走りを参考に有力選手を取り上げます。。

 

持ちタイムでは、14分4秒を誇る田澤(青森山田)が抜けていますね。唯一の14分1桁です。国体3000mでも8分19秒でこの学年ではトップ…しかし2位なんですよね。1位は1つ下の世代最強である林田が並み居る選手を抑えて優勝を果たしています。あらゆるレースで勝ち続けるその走りはまさに驚異的・・・

 

田澤は都大路、都道府県対抗のいずれも1年にして1区を任されました。結果は1区27位ということで1年にしては上出来の走りですが、14分4秒というベストを考えれば、もう少し走ってもおかしくないといったところかなあ。都道府県対抗では1区17位と順位を上げてきました。これまでの実績ではトラックの方が上ですが、長い距離のロードでも早速結果を残していますし、来年度中心選手の1人でしょう。

 

ベストで続くのが14分11秒をマークした佐久長聖の松崎、国体3000mでも4位入賞を果たしています。都大路では優勝候補の高校ということもあって最短区間の2区でしたが、ここで見事に区間賞を獲得、結果を残しました。都道府県対抗は出場せず、伊那駅伝も万全で無かったのか回避していて、長い距離ではまだ未知数な部分もありますが、学年トップクラスの力があることに疑いはなく、来年度は駅伝でも主要区間を任されるようになっていくのでは。

 

自己ベストは14分40秒?と目立ちませんが、勝負レースでの実績が豊富なのが九州学院の井川、国体3000mでも8分20秒で3位と表彰台に上がっています。さらに都大路では優勝候補の一角である九州学院で主要区間の3区に抜擢され、1区18位という走りを見せています。さらに、伊那駅伝でも主力が揃った2区で区間4位の好走、来年度は2年生エースとしてチームを引っ張る役割が求められそうですね。要注目です。

 

自己ベストが14分18秒と世代3番手の荒生(酒田南)もこの学年でトップクラスの1人ですね。国体3000mではきっちりと6位入賞を果たしていますし、都大路では1区17位と1年生トップタイムをマーク、都道府県対抗でも1区18位とロードの長い距離での実績となると、この学年でNo.1でしょう。既に10kmに対応しているのが頼もしく、ロードで最も期待出来る選手かも。。。

 

ここまでに挙げた4人が高1での1年間の走りを見る限りは抜けている印象です。他にも国体で8分20秒をマークした安田(市立船橋)や国体決勝に進み、14分22秒のベストを持つ鈴木(浜松日体)、5千のベストは14分29秒で都大路4区15位で走っている梶山(世羅)、国体で8位入賞、都大路でも4区12位の走りを見せた樋口(佐野日大)、国体は9位、都大路で4区17位で走った横田(学法石川)あたりが続く選手として名前が挙がってくるかなあ。

 

高1で活躍したものの、その後はあまり成長が見られずに苦戦する選手もいますし、逆に高1では名前がほとんど知られていないにも関わらず、2年に一気に飛躍を遂げる選手もいますからね。2年となるとやはりチームにおいて期待される役割も大きくなっていきますし、どんどん力をつけた選手が台頭し、高校長距離界を盛り上げていって欲しいです。

 

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