全日本予選2015 大学別結果雑感 ~19位:創価大学~

2015年7月4日

本日は、創価大学における全日本予選の各組ごとの結果を写真とともに振り返っていきたいと思います。公式結果はこちらをご覧ください。昨年度、箱根初出場を決めた創価大学、全日本も初出場といきたいところでしたが、19位と惨敗な結果になってしまいました。中堅どころだけではなく、エース格まで惨敗というのは、さすがに心配になってしまいます。そんな創価大の全本予選結果はこのようになっております。

 

 

1組: No.14 彦坂、No.34 柴田

1組は箱根で9区を任された彦坂に、1万mで30分34秒を持つ柴田という3年生コンビとなりました。序盤から二人とも後方でのレースとなりました。しかし、ややペースが上がってくると、二人ともかなり早い段階で集団から遅れ始めることに・・・まだ数人しか遅れていない状況で二人ともですからね。ここから粘るのは容易ではありません。結局最後までペースは上がらず、周回遅れにまでなってしまい・・・彦坂が34位、柴田が37位と揃って苦しい順位となってしまいました。

 

 

うーん、彦坂は箱根予選では85位に入るなど結果を残している選手なのですが、揃って奮いませんでしたねー。やはり、箱根予選はチームとしてばっちりと噛み合った結果だったのかなあ。柴田も3大駅伝・予選会通じて初の舞台でしたが、力を発揮することは出来ませんでした。1組を終えて総合は18位と大きく出遅れてしまいました。

 

 

 

2組: No.14 蟹澤、No.34 古場

2組は昨年度ルーキーながらチームの主力として活躍し、箱根予選突破に大きく貢献した蟹澤と、ルーキーながら既に500mでベストを更新している古場というコンビとなりました。古場、蟹澤ともに先頭付近でレースを進めるという1組とは真逆の序盤となりました。そのまま鑛位置をキープしていたのですが、中盤になってペースが上がると徐々に後方に下がるように・・・そして、上武の井上がペースを上げて一気に集団が崩れると、古場が遅れ始めてしまいます。この時点で順位は35位以下だったと思います。

 

 

1組同様、数人が遅れ始めた時に遅れてしまっているんですよねー。結局、そのままずるずると下がっていってしまい、最下位でのゴールとなってしまいました。タイムも31分41秒と1組の彦坂、柴田よりも悪いタイムとなってしまいました。一方の蟹澤は最初はペースが上がっても付いて行きましたが、先頭集団が10人ほどに絞られると落ちてしまうことに・・・そのまま第二集団でも粘ることが出来なかったんですよねー。徐々に遅れて行ってしまい、最終的に25位、30分39秒となっています。古場は勝負レースの洗礼を浴びた形ですかね・・・・蟹澤は昨年度のブレイクぶりを見ると2組ならばもっとやれると思うのですが、ちょっと物足りない結果となってしまいました。総合順位はさらに落として19位ということに・・・

 

 

 

3組: No.14 後沢、No.34 セルナルド

 

3組は今年度14分4秒をマークしたエース格の一人である後沢に箱根5区を任されたセルナルドという実力派コンビとなりました。どちらかが最終組を任されてもおかしくない選手ですからね。序盤は二人とも中盤からやや後方でレースを進めていました。スタンレイが先頭に立ってペースを上げ始めるとすかさず後沢が反応し、スタンレイの後ろにまで上がってきました。こういった対応がさすがというべきか・・・一方のセルナルドも集団から遅れること無く、何とか食らいついていきました。

 

 

3組してようやく勝負に参加出来たって感じですねー。終盤まで上位での争いを続け、後沢が10位、セルナルドが14位、タイムも29分台でトップとの差も最小限に抑えていますからね。揃って上位に入る走りでしたが、総合は18位・・・1,2組の遅れが大き過ぎはしましたが、3組の二人は一矢報いてくれました。

 

 

4組: No.14 山口、No.34 大山

4組はチームの絶対的エースである山口に、昨年度ルーキーながら大活躍、箱根でも4区10位とチーム最高順位で走るなどチームでも安定感トップクラスの大山というコンビです。山口の勝負レースにおける強さは創価でも飛び抜けていますし、大山も後沢やセルナルドを押しのけての最終組に抜擢ですからね。3組以上に期待は大きかったです。しかし、大山、山口共に集団後方でのレースに・・・3組目までなら問題無いでしょうが、ハイペースで進む最終組で後ろにいるというのは苦しいですよね。。。

 

 

山口があっという間に集団から遅れ始めてしまったのにはびっくりしました。その後もペースは上がらず、ほとんど単独走で走っていましたからね。勝負レースで外すことは殆ど無いと思っていたのですが、教育実習とかあったのかなあ?ちょっと把握していませんが、この時期、4年生は教育実習をしている選手が多く、力を発揮出来ない4年生エースも多いですよね。直前まで1ヶ月あまり走っていないとなると、さすがに厳しいですよね。。。

 

 

結果として山口はまさかの39位とブービーになってしまいました。タイムも30分46秒とちょっと考えられないタイムですね。。。一方の大山はまだ山口よりは前に付いていましたし、遅れてからも集団で粘っていたのですが、それでも徐々に遅れて行き、32位で30分19秒と揃って30台に沈んでしまうとは。。。1,2組以上に予想外な結果となってしまいました。総合でも19位と惨敗と言っていい結果ですね。

 

 

 

昨年度の箱根予選前は好記録連発でひょっとしたらひょっとするかも?という希望も見える状況でしたが、箱根以降はちょっと奮わない結果が続いており、さらに今回の全日本予選での惨敗と2年連続の箱根出場がちょっと心配になってしまいますね。なかなか、明るいニュースが無いように思えます。今回好走した後沢、セルナルドはもちろん、微妙だった山口、大山、蟹澤といった箱根で往路を走った選手たちは何だかんだ箱根予選には合わせてくれると思うのですが、6番手以降がどうなるのかなあと・・・前回予選落ちした大学も有力新入生が入ったり、記録会で好記録を連発したりと勢いがあるところが多いですからね。せっかく前回箱根に出場し、今回は主力も多く残る状況なだけに、1度の箱根出場で終わってしまうのはもったいないですし、何とか箱根予選までにはチームを立て直し、2年連続箱根出場を果たして欲しいです!!

 

 

出雲の区間配置予想の投票を受けつけています。1~6区の出場選手を予想してみてください。投票をお待ちしております~

※大学ごとに1人1票でお願いします。