91回箱根駅伝を振り返る ~8位:中央学院大学~

都道府県対抗の男子のエントリーが発表されました。中学生~実業団選手まで一堂に会するというのは、他の駅伝には無い魅力ですね。ここで活躍した高校生はそのまま大学でも即戦力になることが多く、大学駅伝ファンとしては、応援する大学に入学する高校生をチェックするのも楽しいです。

 

 

本日は中央学院大学の箱根路を振り返ってみます。大学別結果選手別結果はこんな感じです。往路5位の快走、復路も粘って8位でのシード権獲得となりました。前評判は決して高くは無かったように思えます。箱根駅伝順位予想でも16位という結果でしたし・・・さすがにこれは低すぎるけれど、シード権争いには絡んだとしても、シード獲得は厳しいのかなと思っていました。シード獲得には、何といってもダブルエースの活躍が大きいですね!前回1区13位だった潰滝が1区5位の快走で絶好のスタートを切り、前回5区18位だった及川が区間3位、80分切りの爆走で6位→5位と順位は1つアップですが、シードボーダー校との差を一気に広げました。

 

 

3区を走った塩谷も2年連続3区で区間4位の快走、主力達が揃って結果を残しました。前回思うような走りが出来なかった潰滝、及川も前回好走した塩谷も揃って好走というのが本当に大きかったですね!走って欲しい選手が往路でしっかりと走ってくれれば、例え区間二桁が6区間あったとしてもシード争いに巻き込まれること無くシードを取れるものなんですよね。2区を任された海老澤剛も11位にまとめていますしね。6区→2区というと、前回2区を走った岡本を思い出します。中央学院にとって6区は出世区間なのでしょうか(笑)剛はまだ2年ですし、さらなる活躍も期待したいです。

 

 

往路とは一転、 復路は区間二桁が4つと苦しい戦いを強いられました。2年連続10区で好走していた山田も9区16位と苦しみましたし・・・そんな中、3大駅伝デビューとなった剛と双子の兄弟である太が7区11位、初の箱根路となった山本が8区8位と踏ん張ったのがシード争いに巻き込まれなかった要因でしたね。チーム目標としていた6位とまではいきませんでしたが、往路5位でのシード獲得はチームに自信をもたらしたのではないでしょうか?

 

 

来年度は5区で快走したエース各の及川に、6区木部、9区山田と爆発力は無いものの安定した走りでチームを支えていた二人も抜けることになります。その戦力ダウンは決して小さくは無いでしょうが、潰滝、塩谷のダブルエースは健在で、他の3年生でも山本が台頭してきましたし、2年生も剛や村上を中心に太、久保田など楽しみな選手が揃っているんですよねー。川崎監督の育成力でまた来年度も楽しみなチームを作り上げてきてくれるでしょう。前回シードを獲得した際は、出雲で好走を見せています。来年度も潰滝、塩谷、剛で主要区間を任せられるので結構面白そうなんですよねー。シード権を獲得した勢いそのままに3大駅伝を盛り上げていって欲しいです。

 

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