2013年度 学生ハーフ結果雑感 ~予選会校~
続いては、来年度の予選会に臨む大学の学生ハーフの結果に対する感想を簡単に述べたいと思います。結果はこちらから学生ハーフの速報結果を押下すると、PDFファイルがダウンロード出来ます。自己ベストを更新した選手は、一通り選手情報を更新しましたので、よろしければ平均持ちタイムと合わせて御覧ください。
法政大学:4年生の田井がチームトップの63分37秒となりました。4年生で走る選手は比較的少ない今大会ですが、さすがに安定していますねー。関口も63分39秒で続き、主力としての存在感を見せます。他、藤井孝、黒山、岩崎、森永、佐藤といった中堅どころがきっちりと64分台で走っており、まずまずといったところですかねー。しかし、箱根2区を走った佐野が65分台はちょっと気になる結果です。
中央学院大学:塩谷が62分57秒の好タイムで10位に入りました。今シーズンの全日本あたりから徐々に安定しだしましたかね?チームを引っ張る存在となりそうです。及川、潰滝も63分24秒、63分42秒で主力はきっちりと走っています。久保田、松下が64分台で走ったのは収穫だった一方、木部、山田といった3大駅伝経験者が66分台というのはちょっと残念な結果となりました。
東海大学:箱根1区でも好走した白吉が62分49秒で7位と好走しました。どんどん力をつけていますし、エースと呼んでいい選手ですね。また、石川が63分41秒、そして高木が64分22秒は正直名前を知らない選手でしたので、びっくりしました。来シーズンブレイクしてくれるでしょうか?桐原、福村、今井といった中堅どころも64分台後半でまずまずですねー。心配なのは、67分50秒かかった宮上、どうやら故障をしたということで、箱根5区を好走した貴重な戦力なだけに、大事に至らなければいいのですが・・・
東京農業大学:65分きりが0人という厳しい結果となりましたねえ。そんな中、木山、畠山、西村といった1年生が66分以内で走ったのはまずまずかなあ。現1年生から一人でも多く、戦力となる選手が出てきて欲しいところです。大橋、遠藤といった中堅どころは、せめて64分台は安定して出して欲しいところですけどねえ。。。
中央大学:町澤が64分5秒でチームトップ、一番の収穫はルーキーの谷が64分25秒で走ったことかなあ?中央の1年生はどんどんハーフで結果を残していますし、特に箱根では欠かせない戦力となりそうですね。ただ、主力となってほしい上級生の多田、徳永、永井といった選手がそろって撃沈していますねえ。さすがに下級生に頼ってばかりもいられませんし、上級生の奮起に期待したいところです。
順天堂大学:エースの松村が62分46秒の6位と自己ベストにはわずかに届かなかったものの、さすがの走りを見せました。また、箱根10区を1年で走った聞谷が63分49秒で走ったのは一番の収穫では?他にも稲田が64分8秒、森が64分43秒もまずまずでしょう。ただ、箱根9区を好走した田中が65分11秒はちょっと物足りないかなあ?ハーフの持ちタイムはまだまだ下位に沈む大学なだけに、相浦、西澤、小盛あたりには、もっとタイムを期待したいところですねー。
國學院大學:チームトップは沖守の63分51秒、湯川も63分54秒で走っています。他には、大下、吾妻、川本、高橋、小田切と64分台がずらりと並びました。この安定感がいかにも國學院らしいですねー。ただ、池澤、中瀬、廣川と主力となっていってほしい選手はいずれも65分30オーバーなのはちょっと気になります。ますます、金太郎飴のチームになってしまいそうな気が・・・
神奈川大学:箱根を走れなかった柏部が63分34秒と好走しましたが、続くのが65分7秒の永信で、64分台がいなかったのはちょっと寂しいですね。65分台で走った永信、朝倉、小板橋あたりには来年メンバー争いに加わってきて欲しいところです。有力な新人が多数入りますが、在校生の意地に期待したいところです。
城西大学:主力の横田が63分42秒とさすがの走りを見せ、箱根6区で好走した菊地の64分2秒は今回一番の収穫かなあ?箱根6区ではなく、もっと主要区間を走ってもらいたくなりますねー。ただ、他に66分きりは杵島啓太の65分20秒1人というのは、やはり層の薄さを表しているのかなあ。。。上尾ハーフでの骨折から復帰してきた松村元が67分台、箱根経験者の二平も70分オーバーと撃沈してしまいました。安定感のある選手が求められますねー。
上武大学:池崎の65分23秒がチームトップとやはり厳しい結果ですねえ・・・上田、森田、三好あたりにはもっとメンバー争いに絡んでくるようなタイムを期待したいところなのですが、65分30秒オーバーではメンバーに入れたとしても、好走は難しいですよねえー。個人的に期待している田林も68分きりがやっと・・・高校時代はまずまずの持ちタイムを持っていたのですが、ちょっと大学では苦戦していますねえ。。。
専修大学:吉良が64分8秒でチームトップ、ハーフの距離では安定感がある選手です。中堅どころでは、丸山、加藤がともに64分30秒切りでなかなかのタイムです。ただ、エース格の斉藤は66分26秒と厳しい結果に・・・エースと呼ぶには、ちょっと安定感に欠けますねえ・・・ハーフの距離でもう少し底上げをしていかないと、箱根予選も厳しい戦いとなりそうです。
国士舘大学:中村が先日の神奈川ハーフに続いて63分52秒と好走、一気に主力の仲間入りとなったでしょうか。このまま、どんどん力をつけていってもらいたいです。他の主力である武藤、堀合、石井がそろって64分台と徐々に65分きりが増えてきましたねえ。しかし、箱根予選を突破するとなると、まだまだ選手層は薄いですし、何とか長い距離をきっちり走れる選手を増やしていって欲しいです。
山梨学院大学:兼子が63分31秒と好走しましたが、全日本、箱根でもしっかりと走り、チームでも安定している選手の1人ですね。また、箱根では微妙だった前田拓が63分53秒で先月につづいての63分台、力がついてきたでしょうか?その他、怪我明けの佐藤も64分22秒とまずまずのタイムで走ってくれたのは収穫でした。ハーフの新年度の持ちタイムは3位の青学と1秒差の4位です。どこまえ上位進出を果たしてくれるか、楽しみですね♪
ディスカッション