2013年度 学生ハーフ結果雑感 ~シード校~

2014年3月8日

学生ハーフが本日行われました。雨がちらつく肌寒いコンディションの中での大会となりましたが、自己ベストの更新ラッシュとなりました。結果はこちらから学生ハーフの速報結果を押下すると、PDFファイルがダウンロード出来ます。自己ベストを更新した選手は、一通り選手情報を更新しましたので、よろしければ平均持ちタイムと合わせて御覧ください。それでは大学ごとに簡単に見ていきたいと思います。

 

東洋大学:今年度の箱根に出場した選手は誰一人いなかったこともあり、淀川の64分10秒、52位が最高という奮わない結果となりました。来年度は戦力となってきてほしい選手である山本、名倉、斉藤、口町といった選手がそろって64分オーバーとちょっとさびしい結果となりましたねえ。。。他大の優勝を争うであろう大学が結果を残していますからねえ。。。まあ、箱根となれば得意の調整力で合わせてきてくれるとは思いますが・・・

 

駒澤大学:箱根6区を走った西澤が62分33秒で4位、5区を走った馬場が62分37秒で5位と山を走った二人が揃って2分前後自己ベストを更新しました。箱根の山は安心して任せられそうですね。また、3大駅伝未出場の小根山も63分34秒、初ハーフとなった大塚も63分49秒とベストを更新し、3年生以下のハーフ平均持ちタイムは62分59秒で2位、10番手のタイムが63分50秒というレベルの高さです。来年度も、3大駅伝全てで優勝争いに絡んでくることは間違い無さそうですね。

 

日本体育大学:4年生の卒業で絶対的なエースとなる山中が62分9秒と学生ハーフ新記録で貫禄の優勝を果たしました。エース級が揃った箱根1区での区間賞は伊達ではないですね。本当にどの大会も外さないですし、大学トップクラスの選手といっていいでしょう。来年度も活躍が楽しみです。他にも奥野が63分05秒、加藤が63分41秒、木村が63分51秒、坂本が63分53秒、泉が63分58秒と64分きりが実に6人も出ています。4年生の卒業で一気に層が薄くなると言われる日体大ですが、このタイムを見ていると、来年もかなりやってくれそうな気がしますねえ♪

 

早稲田大学:全大学中最も好結果を残したのが早稲田大学でしょう。昨年度の学生ハーフ、今年度の上尾ハーフに続いての好記録ラッシュとなりました。田口が62分30秒で2位、井戸が62分33秒で3位と表彰台に2人を二人送り込みました。これだけではなく、三浦が62分52秒で9位、柳が63分4秒で12位、中村信が63分7秒で14位、平が63分22秒で17位トップ20に6人を送り込む快進撃を見せました。臼田稔を63分55秒で自己ベストを更新、故障していた佐藤も64分13秒で復活をアピールし、3年生以下のハーフ平均持ちタイムは脅威の62分57秒、全大学中トップとなっております。チーム10番手が駒澤と同じく63分台という素晴らしさです。今年度はトラックシーズンで躓いただけに、来年度はしっかりとトラックでも結果を残し、再び優勝候補に名を連ねて欲しいです。

 

青山学院大学:主力が出場しなかった中、渡辺利が63分32秒の好タイムで20位に入っています。一気に、来年度のハーフチームランクで7位に食い込んできました。村井も63分51秒と64分きりで、既に青学はハーフ64分きりが20km換算も含めて15人もいるんですよねー!!3年生以下でこの人数は驚異的です。もちろん全大学中トップです。ただ、63分きりとなると、62分台後半が2人いるだけなのが響き、来年度の平均持ちタイムは早稲田、駒澤には大きく離されての3位となっています。他にも松島、三野、渡辺心といった中堅どころが64分台で走っており、選手層の暑さは抜群なので、優勝候補チームのエースと勝負出来る選手がさらに出てくるようですと、今後が更に楽しみになってきそうです。

 

明治大学:エース格は出場しなかったものの、小川が63分11秒で15位、山田速が63分21秒で16位とともに箱根を走っていない二人が好走、牟田も63分42秒、松井も63分48秒と64分きりが4人おり、まずまずと言っていい結果では無いでしょうか?来年度は明治にとって勝負の年ですからねえ。主力の活躍はもちろん、下級生の突き上げも優勝を狙うには必要となってきそうです。。そんな中、ルーキーの吉田、江頭賢がともに64分半前後で走ったのは収穫だったかなあ?来年度、要注目の大学ですね。

 

日本大学:箱根では見事に7位でシード獲得となりましたが、今回の学生ハーフは竹ノ内の64分00,45位が最高と奮いませんでしたね。。。それでも、村越直が64分21秒までタイムを伸ばし、以前よりも安定感が出てきたのが収穫かなあ?65分きりはこの二人だけと非常に厳しい結果となりました。今回の箱根の一発だけで終わらないように、チーム力の底上げが求められますね。

 

帝京大学:来年度、チームを引っ張っていって欲しい柳原が62分49秒の好タイムで8位、杉山も64分9秒で自己ベストを出しています。その他、64分30秒以内に堤、竹本、高橋勝と3人が入っていますし、まずまずといった結果でしょうか?しかし、チームのエースとなることを期待している熊崎はまさかの619位、71分台と大失敗のレースとなってしまいました。ちょっと安定感がないのが不安ですねえ。。。4年生卒業の穴は大きいですが、確実の成長で少しずつ埋めていって欲しいです。

 

拓殖大学:栩山の64分27秒がチームトップであり、チーム2位が64分59秒の櫻井というのはさすがにシード校として寂しすぎる結果ですよねえ。。。65分台だった金森、東島はもっと走れると思うのですが・・・元々選手層が薄いチームなだけに、ここらへんの選手が主力となっていって欲しいですね。

 

大東文化大学:市田宏が63分52秒の38位というのは失敗レースという感じですよねえ。最低限の走りはしたとは思いますが・・・続く選手が出てきて欲しかったところですが、チーム2位が65分42秒の立花というのはさすがに厳しい結果ですねえ。。。選手をを厚くするためにも期待したい1,2年生がそろって66分、67分台ですからねえ。来年度も心配ですが、再来年度以降が非常に心配になってしまう結果となりました。。。

 

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