2013年度丸亀ハーフ結果雑感

2014年3月8日

今日は、丸亀ハーフ、神奈川ハーフ、守谷ハーフといくつもハーフマラソン大会が行われました。丸亀ハーフの結果がこちらにもう載っていましたので、まずは丸亀ハーフから大学別に見てみたいと思います。

 

東洋: 淀川が65分ジャストで走りました。ちょっと奮わなかったですね。箱根も出場できませんでしたし・・・最上級生となる来年度は走ってもらわないと困る選手ですし、今後に期待したいです。

 

駒澤: 村山が前半日本記録ペースでかっ飛ばし、15km以降はさすがに失速するも60分50秒は日本学生歴代最速、日本歴代3位という素晴らしいタイムでした。去年の61分19秒というタイムにもびっくりしましたが、さらに29秒ベストを更新しました。来年度の活躍が楽しみです。また、西山も62分43秒でベストを更新、ルーキーにして62分台を2度記録しているのがすごいですね。来年度は村山、中村に次ぐ選手として活躍が期待されます。

 

日体大: 箱根3区でブレーキとなってしまった勝亦が62分39秒と好タイムを出しました。強い4年生が卒業してしまうだけに、来年は山中とともにチームを引っ張る存在となってほしい。また、奥野も63分56秒と2度目の63分台、4年生の鈴木が64分2秒というタイム、2年生が山中、勝亦、奥野と力をつけてきました。来年度以降も上位争いに顔を出してきそうです。

 

早稲田: 唯一走った平が63分12秒と大きくベストを更新しました。高校の終わりから1年の前半こそ苦しみましたが、その後は順調に成長してきており、ベストも49秒更新してきましたね。3年生以下のハーフ平均ベストは全大学中トップですし、ここ3年2位以内に入れていませんが、再び優勝候補に名を連ねることが出来るでしょうか?

 

青山学院: エースとなった神野が62分42秒で青学のハーフ記録を更新しました。駅伝での実績、持ちタイムともにチームトップクラスで名実ともにエースとなってきました。まだ2年生、どんどん成長して欲しいですね。また、箱根で9区3位と好走し、5000m,1万mの青学記録保持者である藤川が63分19秒とこれまた好タイムでともに結果を残しました。3年生以下のハーフ平均ベストは早稲田に次ぐ2位、優勝候補に名を連ねてくることになるかも・・・

 

明治: 有村が走りましたが64分1秒とベスト更新とはなりませんでした。箱根駅伝では毎年結果を出していますし、心配は無いですかね?ただ、明治としては来年度が勝負の年になります。もう何十年も届いていない悲願の優勝に手は届くのでしょうか?

 

日大: キトニーが61分44秒の好タイムで走りましたが、学生の村山に54秒、山梨学院の井上にも5秒遅れをとったのは不本意だったか?初の箱根では5区10位と不本意な結果となりましたし、来年度は2区で勝負して欲しいです。チームとしても、今回の箱根シードをきっかけに、また強いチームを蘇らせて欲しいですね。

 

東海: 1区で好走した白吉が62分44秒とベストを1分23秒縮めてきました。これくらいのタイムで走る力が無ければ箱根1区のハイペースにあそこまで付いていけないですよね。エース候補がたくさんいる東海ですが、今最もハイレベルで安定している選手ではないでしょうか?1年生の土屋も63分47秒と自己ベストで走りましたが、今シーズンの活躍を見ているとちょっと不満の残る結果かなあ?3年以下のハーフベストは5位、来年度こそシード確保、上位進出といきたいところです。

 

東京農業: 岩渕、遠藤、大橋と3人が出場しましたが、65分29秒、66分50秒、67分42秒といずれも微妙な結果に・・・箱根前までの勢いはどこに行ってしまったのか?という感じですね。。。ただでさえ選手層が薄く、新1,2年生はまだまだ戦力としては期待しにくいだけに、ここらへんの選手がしっかりと走ってくれないと困るんですけどねえ。。。

 

中央: 新庄が63分35秒で走りましたが、ベスト更新とはなりませんでした。ちょっと終盤伸びなかったみたいですねえ。15km以降の課題はなかなか解消されないですね。連続出場を途切れさせないためにも、エースの活躍を期待したいと思います。もちろん、さらなる底上げも必須ですけどね。。。

 

順天堂: 稲田が64分17秒でベストを2分更新しました。しかし、9区5位の田中は65分7秒と奮わず・・・万全ではなかったのかな?ベストは更新しましたが、今シーズンの実績を考えると物足りない走りでした。他には上野、山下が走りましたがともに68分オーバーでした。。。ハーフの平均タイムは相変わらず最下位のようですし、不安はありますが、箱根予選会をまずはきっちりと突破して欲しいですね。

 

國學院: 廣川が63分54秒、蜂須賀が64分20秒で走りました。廣川は箱根に続いての好走で、エース寺田の後を継いで欲しい選手です。蜂須賀もハーフの距離にしっかりと対応してきていますし、なんだかんだ選手は揃っているんですよねー。箱根予選は大丈夫だとは思いますが、今年度のチーム1,2位が卒業するだけに、エースとして稼げる選手が出てきて欲しいです。

 

上武: エースの佐藤が走ったのですが、65分41秒という散々な結果に・・・本当に年々安定感が無くなってきてしまっているような。。。徐々に安定してきている倉田とは逆になっているような・・・箱根予選会も本当に正念場となってきましたねえ。来年度も不安ですが、再来年度は本当に不安に。。。何とか上武らしい予選会の強さを見せて欲しいです。

 

専修: エース格の斉藤が63分58秒と自己ベストを更新しました。しかし、同じくエース格の吉良は65分8秒と苦しい走りに。。。他には加藤が65分13秒で走るも、ルーキーの丸山が66分8秒、67分台に小澤、楠岡、森、ルーキーの渡辺は69分台と厳しい走りになりました。丸山、森あたりは主力になっていってほしい選手なんですけどねー。来年度以降も箱根出場はボーダー争いとなりそうですが、インカレポイントもありませんし、何とか総合力で予選突破してほしいですね。

 

山梨学院: エースの井上が61分39秒、学生歴代5位という素晴らしいタイムで走りました。どんどん強くなっていきますね。山梨学院のエースからもはや大学を代表するエースとなりました。箱根5区はやはりもったいないですね。。。2 or 3区あたりを走ってほしいなあ・・・ 5区に適性のある選手が出てきほしいところです。また、参考ながら箱根9区を好走した阿部が62分55秒と62分台に突入しました。復路を安心して任せられそうです。3区で好走した兼子も63分39秒でベストをきっちりと更新しましたし、4年生の森井も63分57秒でベスト更新です。ただ、箱根1区を走った田代が65分28秒、期待の1年生である伊藤が65分31秒と撃沈組だったのはちょっと不安が残るところですね。特に田代は主要区間を走って欲しい選手なのですが・・・また、来年度の新入生である河村が64分8秒と高校歴代最高タイムをマークしました。13分台の上田、市谷もいますし、本当に楽しみな新入生ですね。すでに、3年生以下のハーフ平均は3位となっており、棄権の翌年にいきなり優勝争いに絡んでくるかもしれません。

 

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