2013年出雲駅伝戦力分析&区間配置予想 ~青山学院大学~

2014年9月24日

ようやく、全大学のエントリーが出揃いましたねー。今からでは、1日1大学紹介していっても間に合わないので、1日複数回更新していきます♪では、連覇を狙う青山学院大学について、戦力分析と区間配置予想を行っていきます。エントリー一覧過去5年成績はこのようになっております。エントリーを見ますと、1万mでは持ちタイム3位の遠藤、5位の橋本が抜けてしまいました。5000mでは、上位8人がいずれもエントリーされております。ただ、遠藤は箱根には2年連続で出場しているものの、そこまで実績は残せていませんし、橋本も全日本予選で1組を5位で走っていますが、3大駅伝の出場はありません。

 

今シーズンの実績などを考慮しますと、ほとんどベストメンバーと言えるのでは無いでしょうか?1万mで唯一の28分台を持ち、怪我から復帰してきた竹内、全日本予選で最終組を任され、5000m,1万mともに今シーズンベストを更新している石田、今年に入って5000mの自己ベストを連続して更新し、14分3秒まで伸ばしてきた鈴木、5000m13分51秒は青学記録、昨年度の出雲でも2区で好走している藤川拓、昨年度の箱根では8区区間賞、直近でも1万mのベストを更新している高橋、5000m13分台を今年出している川崎、昨年度の3大駅伝出場はないものの、5000m,1万mともに大幅ベストを更新し、もはやチームの主力となった神野、昨年度の出雲1区で好走し優勝に貢献、1万mハーフ換算でもチームトップクラスのタイムを持つ小椋、青学のエースであり出雲3区区間賞、ロードに特に強さを発揮する久保田、ルーキーながら13分台を持ち、全日本予選でも2組トップの好走を見せた一色の10人です。

そんな青学の区間配置予想は以下の通りです。

 

小椋-一色-神野-川崎-藤川-久保田

 

1区は昨年度と同様に小椋にしました。有力選手でもブレーキになることが多い1区で好走経験があるのは大きいですし、一時期の怪我からも復活して、13分台を出してきましたからね。昨年同様かそれ以上にいい位置でつないでくれればと思います。昨年度はノーマークでしたが、今年は連覇を狙うチームとして注目されるなかで、どんな走りを見せてくれるのかも楽しみです。

 

2区はスーパールーキーの一色、今年の1年は茂木、内田、秋山など有望なルーキーが多数加入しているのですが、いずれも故障の影響かトラックシーズンはほとんど姿を見せませんでした。そんな中、一色だけがずっと記録会・大会に出続け、全日本2組での勝負強さ、直近で13分台を出していることなどから、最短ながら重用区間と言われる2区でもしっかりと走ってくれるのではと思います。

 

3区は神野、今シーズンに入って急成長した選手で、5000mで14分1桁、1万mも29分一桁のタイムをいずれも今年出しており、全日本予選でも3組で久保田に先着するなど、今シーズンの活躍は目をみはるものがあります。ということで、初の3大駅伝でいきなり主要区間を任せられるのではと思い、3区にしてみました。去年の久保田のような走りはさすがに難しいでしょうが、今年の勢いそのままに好走を期待したいです。

 

4区は川崎、ここに13分台ランナーをおければチームとしても安心感があるかなと思います。万全であれば竹内かな?とも思ったのですが、先日の記録会などを見ている限り、まだ完全復活とまではいかないかなあと思い、竹内は外してあります。一段と磨きがかかったスピードを出雲で見せて欲しいです。

 

5区は藤川拓、先日の日体大記録での13分51秒はさすがの走りでした。やはり、短い距離に特に強さを見せています。2区と迷いましたが、今シーズンの勢いを考えると一色のほうが上かなと思い、より重用区間と思っている2区に一色、5区に藤川としました。特に短い距離では層の厚い青学なだけに、区間配置もいい意味で悩みますよね。

 

6区は久保田、アンカーにエースというのが、私の一貫した予想となっております。もちろん、前半区間でエースの作った流れを引き継ぐというのも魅力だと思うのですが、優勝を狙う他大がまさに学生を代表する選手が集う可能性が高く、そういった選手と張り合えるのは、今の青学では久保田だけかなと思いました。持ちタイムではやや他の選手に比べると劣っていますが、ロードでの実績は抜群ですからね。出雲6区でもいい走りを見せてくれるのではないでしょうか?

 

こうしてみてみますと、今年も選手は揃っていますね。2連覇も可能性としてはあると思います。ただ、大谷、出岐の穴は大きいですし、他大のミスにも助けられた部分は正直大きいですし、昨年度は全日本が無かった影響もあり、出雲にしっかりと合わせることが出来ました。今年はどのように調整をしてくるのか、そして出雲王者として臨む今年、プレッシャーの影響はどの程度あるのか?など昨年の再現は一筋縄では行かないのではと思わせる要素もいくつかあります。期待と不安、半々といったところですかねえ?楽しみなチームであることは間違いなさそうです!!

 

 

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