90回箱根駅伝 上武大学の不安要素

続いては、箱根予選会を11位通過、何とか増枠に救われた格好となった上武大学の不安要素について・・・過去10年の箱根成績はこのようになっております。エース格が伸びず、集団走も上手く機能しないという非常に厳しい箱根予選となった上武大学、増枠が無ければ落ちていたわけですからね。本当に危機的な状況でした。そんな上武大学の不安要素について分析していきます。箱根予選を見る限り、色々と不安要素が見えてきました。。。

 

まずは怪我・不調についてです。3年生主将の佐々木が箱根予選のエントリーから漏れてしまいましたからね。ただでさえ、選手層の薄い上武大学にとってこれは痛かった。どちらかといえば、稼ぐ役割を期待された選手ですからね。また、ユニバ代表になるなど今年大きな飛躍を遂げた山岸が実は故障明けで万全では無かったようです。それでも予選32位で走ったのはさすがですけどねえ。そして、エース格の佐藤が96位とギリギリ区間二桁の走り、特に故障とは聞いていませんので不調でしょうか?さすがにこれだけ主力に怪我・不調があっては厳しいですよね。何とか、箱根本戦にはしっかりと調整していってほしいです。

 

また、選手層の薄さは上武大学がずっと抱える課題でもあります。1万mの持ちタイムで30分を切っている選手が7人しかいませんからね。23大学を見回しても神奈川と並んでワーストの成績となります。あまり中堅以降が記録会に出ないのもありますが、例年と比べても選手層が薄いように思えます。なかなか、1,2年生が思うように育っていないのが一番の要因でしょうか?3年生が卒業した後、箱根出場を途絶えさせないためにも、下級生の奮起、そして選手層を少しでも厚くしたいところです。

 

箱根へのピークの合わせ方というのもちょっと心配になるところです。わずか6校にしか与えられない全日本のシードは獲得したことがあるにも関わらず、10校に与えられるシード権については一度も絡んだことがありません。また、過去5大会連続出場、すなわち合計50区間上武大学は走っているわけですが、そのうち区間一桁となったのはわずかに6回しかありません!!つまり、10区間中9区間は区間二桁となってしまっている計算になります。これでは、とてもシードには届かないですよね。前回は1区20位で終戦してしまいましたし、どうしても往路で出遅れてしまい、復路もズルズルと行くパターンが多いです。箱根への合わせ方というのもそろそろチームとして、ノウハウを高めていって欲しいです。

 

うーん、他にも1区の出遅れ、2,3区という主要区間で13位以内で走れたことがない、5区も経験者が抜けて心配など不安要素を上げればキリは無いですが、まずは3本柱といえる倉田、山岸、佐藤を往路につぎ込んでということになりそうかなあ?佐藤が箱根予選からどこまで調子をあげられるかが鍵になりそうです。箱根予選を見ている限り、シードはかなり厳しい戦いとなりそうですが、実質21位から、1つでも順位を上げられるように頑張って欲しいです!!

 


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