新入生情報その4(2023/03/14時点) ~駒澤、順天、城西、帝京、日体、神大、筑波、日薬~

高校生の進路情報、3/14でまた新たに判明した大学・選手がありますので、大学ごとに取り上げていきます。新入生情報を取り上げるのは今回で最後となります。あくまでも現時点で把握している情報で、トップ5も表で記載しておきます。最後は駒澤、順天、城西、帝京、日体、神大、筑波、日薬の8校です。

駒澤大学
安原海晴13:56.45滋賀学園
小山翔也13:59.06埼玉栄
工藤信太朗13:59.70一関学院
植阪嶺児14:00.93智辯カレッジ
島子公佑14:02.73伊賀白鳳

上位は13分台トリオの安原、小山、工藤に14分0秒の植阪と都大路の1,3区で好走した選手たちが揃い、14分2秒の島子までがトップ5となっています。上位5人の平均順位は2位となっており、全大学を見渡してもトップクラスのスカウトとなっていますね。持ちタイムが6番手でも14分3秒の村上というのも強力、各高校のエースたちが揃っています。今回は新たに14分39秒を持つ松田が判明したくらいかな。この学年の真価が問われるのは再来年度以降でしょうが、来年度から戦力になる選手が1人でも多くでてくればそれが選手層に直結しますね。

順天堂大学
吉岡大翔13:22.99佐久長聖
大野聖登13:56.18秋田工業
荒牧琢登14:06.11開新
児島雄一郎14:09.28洛南
林龍正14:17.47大阪

順大もすでに公式発表がありましたので、変わりは無いですね。高校No.1ランナーであり13分22秒を持つ吉岡、13分56秒を持ち、800m、1500mインターハイ王者の大野が持ちタイムでトップ10入り、14分6秒の荒牧、14分9秒の児島、14分17秒の林まででトップ5,吉岡のタイムがずば抜けていることもあり、上位5人の平均タイムは堂々のトップです。前年度は18位ですから今年度のスカウトは抜けています。800m、1500m、3000m障害で活躍している選手も揃え、少なくともトラックでの実績は全大学No.1です。後はロードでどれだけ戦力となってくるか…吉岡が1年目から大学でもトップクラスの結果を残せるかにも注目です。

城西大学
柴田侑14:03.14滋賀学園
河野温喜14:14.24名経大高蔵
中島巨翔14:22.55大分藤蔭
小田伊織14:27.40西脇工業
福嶋留魁14:33.23福岡一

14分3秒を持つ柴田が持ちタイムでトップ10入り、14分14秒の河野温が新たに判明しています。都大路で1区を走っている選手ですね。14分22秒の中島、14分27秒の小田、14分33秒の福嶋まででトップ5となっており、14分30秒切りが4人は素晴らしいスカウトだった前年度と比べてもやや寂しいかな。14分30秒台は37秒の宮本、38秒の河野世、関根らがいます。箱根メンバーが全員残る中で割って入る選手が出てくれれば。

帝京大学
楠岡由浩13:55.84熊本慶誠
大西柊太朗14:05.18仙台育英
谷口颯太14:10.74鳥栖工業
原悠太14:11.10大阪
浅川侑大14:22.21洛南

久しぶりに箱根シード落ちとなってしまった帝京ですが、13分55秒を持ち世代トップクラスの実力者である楠岡、14分5秒を持つ大西、14分10秒を持ち都大路でも1区17位で走っている谷口、14分11秒の原、14分22秒の浅川と過去最高と言えるスカウトとなりました。楠岡が初めに判明した時はびっくりでしたが、続く選手も実力者揃いですからね。


さらに14分26秒の賀山、侭田、14分28秒の西森、14分29秒の國安と14分30秒切りが9人いますからね。タイムでは9番手の國安は都大路1区13位で走っている実力者。これはもう楽しみすぎる新入生ですよね。シード返り咲きを目指すチームにおいて、1年目から中心学年として大活躍してくれそうです。

日本体育大学
纓坂倭人14:23.76高岡向陵
瀬戸雅史14:26.18上伊那農業
吉田黎大14:26.74埼玉栄
佐藤輝歩14:29.73学法石川
池田優也14:45.03秋田工業

14分23秒を持つ纓坂がトップということで13分台はおろか14分20秒切りが1人もいないというのはさすがに気になるところです。14分26秒の瀬戸、吉田に14分29秒の佐藤、14分45秒の池田でトップ5ということで14分30秒台もいないんですよね。すでに15人いることを考えてもほぼ判明していそうですし、かなりスカウトに苦戦した印象です。日体大のことですから、ここから箱根予選をしっかりと走れる選手を育成してきそうではありますが…

神奈川大学
滝本朗史13:56.56智辯カレッジ
新妻玲旺14:04.44西脇工業
平川瑠星14:10.39西京
大岩蓮14:22.20愛知
森稜真14:24.85敦賀気比

13分56秒を持つ滝本、14分4秒の新妻はいずれも都大路でも結果を残している実力者で即戦力候補です。滝本はトラックでも実績豊富ですね。さらに14分10秒の平川、14分22秒の大岩、14分24秒の森が5番手とやはり良い選手が揃っていますよね。14分25秒の近藤、14分26秒の花井、三原と続きます。三原は今回判明した選手です。14分30秒切りは8人もおり、まさかの箱根予選落ちとなってしまった神大にとって頼もしい選手たちが加わります。

筑波大学

14分52秒を持つ伊佐だけが判明しているかなあ。国立大学である以上、有力選手が加わるのは非常に困難ですし、もう育成力でカバーするしかないですよね。エースを育てられているのは素晴らしいですが、選手層を厚くするのは本当に大変でずっと続く課題となっています。。。

日本薬科大学

14分33秒を持つ九国大付の近藤が持ちタイムトップ、14分43秒を持つ自由が丘の田崎、14分49秒を持つ福岡第一の田中と続いています。14分30秒台が1人、14分40秒台が2人ということで、やはりなかなかに厳しいスカウトではあるかなあ。14分53秒をともに持つ福岡第一の濱村、唐津工業の光岡でトップ5ということに。15分切りは9人いますし、コツコツ育てていくことになりそう。

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