第26回日本学生ハーフマラソン(2023/03/12)振り返り その1 ~駒澤、順大、城西、帝京、日体、神大、拓殖~

3/12に行われた学生ハーフを大学ごとに振り返っていきます。公式結果(PDFはこのようになっています。全部で4回に分けて振り返ります。最初は駒澤、順大、城西、帝京、日体、神大、拓殖の7校についてです。

駒澤大学

エースの篠原が62分16秒で優勝、見事にユニバ代表の座を勝ち取りました。ハーフの日本人学生記録保持者であり、順当とも思える強さを見せました。さらに箱根を体調不良で欠場、足首の故障もあった花尾が63分21秒で走ったのは収穫。今年度中に復帰レースを走れて良かったです。さらに金子が63分34秒、赤津が64分2秒、篠川が64分29秒と最後の箱根を狙う3年生がしっかりとまとめてきました。特に金子は良かったですね。他には金谷が65分12秒、山下が65分18秒、宮川が65分25秒と下級生がいずれも65分前半で走っています。

順天堂大学

海老澤が63分10秒で14位と上々の走り、箱根にはあと一歩出場出来ませんでしたが来年度は主要区間を走っていてもおかしくないですね。さらに服部が64分6秒のベストと復活を果たし、こちらも来年度に向けて大きいです。斎藤が64分27秒で続いたのも良かったですが、主力の1人である石井は65分8秒と箱根での苦戦に続いて今回ももう一歩という走りに…他には山崎が65分27秒、児玉が65分29秒、鬼澤が65分54秒で走りここまでが65分台となっています。箱根9区を走った藤原は66分14秒ということでこちらもやや苦しい走りに…

城西大学

久保出が64分22秒と上々の走り、箱根に出場していない選手の台頭はそのままレベルアップにつながりますし、頼もしい限り。ただ、続いたのが中田で65分57秒、さらに66分51秒の古橋、67分11秒の沼田と上出来と言えるのは久保出くらいで続いてほしい選手たちはもう一歩だったかなあ。今回は箱根メンバーが出場していなかっただけに、出場選手は少しでもアピールしたかったところですが…

帝京大学

柴戸が63分19秒のベストとさすがの走り、箱根でも結果を残していますし来年度はエースの1人となっていそう。福田が63分26秒、小林が63分38秒、と63分台で続いたのも良かったです。箱根で好走した山中が64分3秒、さらに野村が64分27秒、栗田が64分33秒、エースの西脇が64分45秒はもう一歩でしたが、岩本が64分48秒、石川が64分55秒と64分台の選手がズラッと揃ったところが帝京らしいですよね。箱根に出場していない選手も多く、有力ルーキーが加わる来年度の箱根出場争いも非常に激しくなりそう。

日本体育大学

65分切りが64分16秒だった山口のみというのはちょっと寂しいですね。主力が出ていないとは言え、来年度の箱根を考えると64分台では何人か出てきてほしかったところ。65分34秒の溝上、65分51秒の二村と続いてここまでが65分台、66分19秒の浦上、66分30秒の中津川、66分33秒の植松までが66分台となっています。65分台、66分台で走った選手たちは箱根メンバー争いに加わって欲しい選手たちなのですが、今回はもう一歩だったかなあ。

神奈川大学

大泉が63分45秒でベストと上々の走り、エースの巻田は64分2秒でしたがまずはハーフをしっかりと走れたことが何よりです。来年度は故障無く過ごしてくれれば。酒井が64分58秒、中西が65分10秒、山田が65分11秒で走っており、こういった3大駅伝未経験の選手がメンバー争いに加わってくると、一段と選手層が厚くなりそう。主力の高橋は66分31秒ということで今回はもう一歩でした…

拓殖大学

最も良かったのが64分45秒だった小林ということで、来年度に向けてはかなり厳しい結果となってしまったかなあ。64分47秒で続いた二瓶までは良かったですが、65分42秒の秋吉、66分47秒の赤平と64分台が2人、65分台が1人、66分台も1人しかいませんでしたからね。続いたのが67分8秒だったエース候補の強矢という状況です。69分台で同じタイムでゴールしている選手が複数いるのはペース走だったかと思いますが、せっかく箱根予選と同じようなコースを経験出来るのに、勝負出来る状態じゃなかったのかな?というのも気がかりです。

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