東洋大学 新年度(2021年度)戦力分析

続いては、東洋大学について、新年度の戦力を見ていきます。東洋の場合は公式HPではなく公認HPが1番選手情報も豊富で個人的にも公式HPと同じように利用させてもらっています。データベース登録されている人数は4年:4人、3年:11人、2年:8人、1年:1人となっております。各学年ごとの戦力は非常に難しいですが…4年生≒3年生≒2年生>1年生かなあ。どの学年も決め手に欠けるというか、エース級も準エースも揃っている学年というのは現状無いんですよね。

4年生

3大駅伝経験者は4人いますが、前回の箱根を走ったのは宮下のみ、箱根5区で2年連続3位以内と山登りに抜群の強さを誇りますが、平地でも長い距離を中心にハイレベルです。順当ならば、出雲6区→全日本8区→箱根5区かなあというほど長距離区間への信頼度は高く、主将としてだけではなく走りでもチームを牽引する存在です。


続く選手が悩ましいところ…前年度の実績となると、全日本で6区5位で走り、箱根にもエントリーされた腰塚となります。5千で14分0秒のスピードもありますが、長い距離はまだ目立った実績がなく…最上級生として全日本だけではなく、3大駅伝全てで出場が期待される選手です。蝦夷森は2年時に箱根7区6位で走っている選手ですが、前年度は全日本、箱根ともにエントリー止まり。万全であれば蝦夷森も箱根往路を走ってもおかしくない選手ですが…完全復活が待たれます。


2年時に活躍したのが蝦夷森ならば、1年時に最も活躍したのが鈴木、全日本6区5位、箱根8区3位と好走を続けました。その一方で2年時以降は3大駅伝出場がなく、記録会もほぼ姿を見せていません。復活は難しいかなと正直思っていますが、明治の大保のように4年時に復活の走りを見せてくれたら嬉しいです。

3年生

最も選手が揃うのは3年生ですが、4年の宮下、2年の松山、1年の石田と明確にエースがいる学年に比べると、抜けた力のある選手はいないかなあ…安定感では、全日本、箱根ともに1区9位でまとめている児玉が一歩抜けており、5千で13分55秒のスピードもあります。1区を安心して任せられる選手というのは貴重ですし、欠かせない存在となりました。


3大駅伝の経験では、4度走っている前田が抜けており、全日本4区4位、箱根でも3区8位と往路を任されました。今後も3大駅伝全てで主要区間を担い、エースの1人になってほしい選手です。もう1人箱根をはしったのは清野、10区9位ながらもラストで3位争いを制した走りは見事でした。高校ベストは15分台で大学に入ってからの成長ぶりは東洋でもNo.1かもしれません。3部門全てで持ちタイムも良いですし、今後も楽しみです。


1年時に箱根を走っているのは及川ですが、10区19位と非常に苦しい走りに…箱根6区候補とも言われていますが、さらに走力なり安定感なりが増してこないと、現状はちょっと厳しそうかなあ。他にも2年連続で箱根エントリーを果たし、1万も29分19秒を持つ久保田や1年時に箱根エントリーを果たしている山田、古川、1万で29分4秒のベストを持つ町ら選手はズラッと揃っており、メンバー争いだけではなく、実際に3大駅伝に出場する選手が1人でも多く出てきてくれれば。

2年生

1年ながら箱根2区4位の快走を見せた松山がこの学年どころかチーム内で抜け出た存在となりました。5千で13分48秒のスピードも魅力ですが、最難関区間の1つである箱根2区で結果を残す強さも素晴らしく、今後3年間は3大駅伝全てでエース区間を担っていくことでしょう。今後のさらなる成長が楽しみですし、他大のエースに負けない選手となってくれれば。


続く選手の筆頭は佐藤かな。全日本では3区9位で走っており、箱根でもメンバー入りを果たしています。5千で13分58秒のベスト、1万も29分24秒を高校時代にマークしていてロードでの実績も豊富、長い距離にもしっかりと対応し3大駅伝全てに出場してくれれば。松山とともに箱根を経験したのが九嶋、5千で14分5秒、1万も29分5秒のベストを持っており、山下りの6区を任されて区間14位、ほろ苦い箱根デビューとなりました。悔しさを糧にさらに強さを身に着けてくれれば。


ハーフの距離では新潟ハーフで65分30秒で走り、箱根にもエントリーされた村上が一歩抜け出ているかなあ。1万で29分26秒のスピードもありますし、3大駅伝未経験者の中では最も出場に近い選手なのでは。全日本でメンバー入りを果たした奥山や5千で13分56秒をマークしている熊崎もいますし、スピードのある選手も揃っています。2年生になって台頭してくる選手というのも東洋は多いですし、次の新戦力が楽しみです。

1年生

高校歴代最速タイムである13分34秒74を持つ石田にまずは注目が集まります。1万でも28分37秒をマークしており、高校時代の実績はトップクラス。都大路では流石に突っ込みすぎたのか1区14位と不本意な結果に終わりましたが、1年目から即戦力どころかエース級の活躍を見せてもおかしくない期待の新入生です。トラックでもロードでも大活躍を見せて欲しいです。


続く選手はそれぞれに実績があります。5千で14分12秒を持つ甲木は1500mで高校No.1とも言える実績を残しており、短い距離での活躍がまずは期待されます。1500m中心にするのか長い距離も対応を目指すのかは分からないですが、抜群のスピードは魅力的。都大路では、1区11位で走っている梅崎がいます。14分14秒というベスト以上にロードでの強さを感じますし、早い段階から3大駅伝で戦力となってくる可能性も十分。


都大路の長距離区間を見ると、永吉が3区18位、北村が4区9位とともにしっかりと走れているのが心強いです。13分34秒を持つ石田の次が14分12秒を持つ甲木ということで持ちタイムでは石田がずば抜けていますが、1500mのスピードがあったり、都大路の長距離区間で実績があったりと楽しみな選手が揃っているんですよね。14分10秒台のベストを持つ選手が6人もいますし、12人加入しますが12番手でも14分35秒のタイムを持っていますし、チームの中心学年となる可能性も十分ありそう。

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