駒澤13年ぶり箱根優勝までの軌跡 ~その2~

2013年

2012年度は、出雲は1区から出遅れ&4区まで巻き返せずに総合5位と全く優勝争いに絡めなかったですね。この時はおそらく私が最後に3大駅伝をゴールまで見届けなかった時です。途中でふて寝してしまった記憶があります(笑)そのくらい期待していましたし、そのくらい大惨敗でした。。。出岐、久保田らを擁して青学が初優勝を果たした時でもあります。


全日本は2年連続で東洋との優勝争い、1~7区までミスの無いレースでしたが東洋を上回ったのは3区の油布のみ、7区終了時で1分7秒もの差がついていたんですよね。しかし、まだルーキーだった勇馬に8区を託した東洋に対し、駒澤はエースの窪田、この区間だけで1分以上の差を逆転し、連覇を達成することとなりました。


ただ、優勝こそ果たしたものの、6区間で東洋に遅れをとったことで箱根は厳しい戦いになるかなあというのが、当時の印象でした。私が「まったり駅伝」を始めたのもこの全日本の後でした。当時はブログやHPから情報収集に余念がなかったですが、ついには自分が見たいデータを自分で用意し、情報発信をするほどに駅伝にハマっていくことになります。


2013年の箱根は、今年の箱根以上に強烈な向かい風が吹く展開…駒澤は初めて2区に窪田を起用しましたが、風よけにされてしまい区間7位に留まることに…さらに、撹上を起用出来なかったことも響いて4区で湯地が区間19位、山候補もおらず村山が上らざるを得なく、区間8位にとどまって往路は9位とまたも出遅れることに…そして、箱根の山を制したのが日体大の服部、日体大は前回の箱根19位から一転して往路優勝を果たすことに…


最大のライバルと目された東洋は4区淀川が11位、5区定方が10位など二桁区間が2区間あるらしくない走りで往路は3位にとどまっていました。復路も逆に日体大との差を広げられた5分近い差をつけられての総合2位に…東洋が圧倒的強さを誇った6年間で唯一苦戦した2013年に優勝出来なかったのは痛恨だったなあと。そこを服部、本田、矢野の3本柱に復路は3年生に比べ実績の劣る4年生が好走して日体大が逃げ切るという、3冠を達成した早稲田に近い印象だったかなあ。箱根予選、全日本も強かったですが、まさか箱根でも総合優勝を果たすとは思いませんでした。


駒澤は往路で出遅れると復路は好走という何度か見た流れ…6区千葉の区間賞から始まり、9区上野、10区後藤田も連続区間賞で復路優勝を果たし、総合3位に入りましたが、往路がもったいなさすぎるという印象は拭えず…往路で出遅れ、復路優勝というのが何度かあったからこそ、復路優勝のみは虚しく感じるようになってしまった…往路はもは軽視しているわけでは無いのですが、それでも噛み合わないレースが続くこととなりました。

2014年

2013年度は、箱根優勝を逃してきた12年の中で最も可能性の高かった時だと思っています。出雲では中村、謙太、窪田が揃って区間賞を獲得、中谷、油布、西山が区間2位と完璧すぎるレースで優勝、全日本も中村、油布、謙太、中谷、馬場と5人が区間賞を獲得する圧巻の走りで2位の東洋に3分上の差をつけて2冠達成、久しぶり箱根優勝&3冠に向けて期待は高まりました。


しかし、2014年の箱根ではまたしても東洋の恐ろしさを知ることに…1区中村、2区謙太を起用して設楽兄弟を温存した東洋に26秒しか差をつけられなかったんですよね…田口も勇馬も強かったですし、謙太も飛ばしすぎて痙攣…往路は全日本で区間賞を獲得した5人を起用し、5区馬場も区間3位の好走で往路は東洋と59秒差と復路に希望を残して往路を終えたのは箱根優勝以来初めてでした。


しかし、6区、7区と徐々に差をつけられ、8区終了時で3分40秒もの大差がついて勝負あり…窪田を9区に残していましたが、28秒しか詰められずですからね…最終的に4分34秒もの大差で総合2位に…3位には6分半近い差をつけていますから、いかに東洋が凄まじかったか…駒澤も区間賞1つ、区間2位が4区間、区間3位が3区間、区間5位、6位が1区間ずつですからね。これでも勝てないのかと復路で差を広げられながら絶望したのを覚えています。東洋は区間賞が5つ、区間3位が3つ、区間4位が2つとまさに無敵の走りでした。

2015年

2014年度は、今年度と同様に出雲が中止になった年ですね。台風が最悪のタイミングで出雲に接近し、中止ということに…半日でもずれていれば、開催されていたかもしれないと思うと残念です。全日本は復活した中村が4区区間賞を始め区間賞3つの安定した走りで4連覇を達成、全日本は勝ち続けているのに、箱根となるとどうしても勝てない状況が続いていました。この箱根優勝が今年度の全日本で優勝するまで、最後の3大駅伝優勝ということになりますね。こちらも長かったです…


2015年の箱根は、個人的に優勝を期待していた最後の大会だったかも…1区中村が区間賞も2区謙太は区間4位ともう一歩…それでも3区中谷の区間賞、4区のルーキー工藤が区間2位と4区終了時まではトップを走っていましたが、5区の馬場にアクシデントもあって区間17位、一方で青学は神野が柏原のタイムを上回る区間新記録で往路優勝を果たすことに…ここから青学時代が始まることとなりました。東洋時代と青学時代の間が全く空かずにきたのは、辛かったなあ。。。


復路は青学が区間賞3つ、区間2位が2つとこれまた完璧な走りで初優勝、駒澤は10分50秒もの大差をつけられて総合2位…区間賞2つ、区間2位が3つ、区間3位が2つと決して悪くは無い走りではありましたが、前年度の東洋以上にどうしようも無かったですね。。。村山、中村世代も抜けることとなり、またチームは過渡期を迎えることに…この世代が3,4年のどちらかは勝ってほしかったなあと思いますが…東洋も青学も強すぎました。

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