2020年度 4年生特集 ~明治大学~

本日は明治大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で8人登録されています。1年時はチームも予選落ちという憂き目に合いましたが、3年時は箱根で6位とシード獲得、4年時は全日本で3位も箱根ではまさかの11位でシード落ちと波乱万丈の4年間だったかなあ。6人が箱根を経験し、チームの中心として明治を支えました。

小袖 英人

高校ベストは14分11秒、1年の箱根予選から出場を果たしていますが、ここではチーム11番手の223位と苦しすぎる走りとなりました。2年時には全日本予選で3組23位、箱根予選ではチーム2番手の46位としっかりと結果を残すと、3大駅伝デビューとなった全日本では4区9位、箱根では7区18位という走りでした。


エースクラスになったのは3年時、関東インカレ1部1万mで8位入賞を果たすと、全日本予選では最終組で8位とこちらも好走、5千で13分46秒、1万で28分34秒と持ちタイムもエースとして申し分の無いものになってきました。箱根予選ではチーム8番手の117位と奮わなかったものの、全本では1区5位、箱根でも1区10位とスターターとしての役割を十分に果たし、5年ぶりのシード獲得に貢献しました。


4年時には5千で13分46秒、1万で28分29秒といずれも大学ベストをマークすると、全日本では2区4位と好走、箱根では3区を任されて区間12位、区間順位としては最低限の走りは見せてくれたと思いますが、2区終了時で総合17位と出遅れたチームにおいて、総合順位を上げることが出来なかったのはもう一歩だったかなあ。。。

長倉 奨美

高校ベストは14分27秒、2年時までは3大駅伝・予選会にエントリーされることは無かったのですが・・・3年の箱根予選に出場し、チーム9番手の122位で走っています。全日本、箱根はエントリー止まりではありましたが、1万で29分12秒、ハーフで63分23秒までタイムを縮めています4年時には5千で13分50秒、1万で28分36秒とエース級に劣らない好タイムを連発、箱根では最初で最後の3大駅伝出場を10区で果たして区間10位、総合10位とは26秒届かずに箱根シードを獲得出来なかったのは残念ですが、4年時の自己ベストラッシュなど大きく成長した姿を見せてくれました。

村上 純大

高校ベストは14分10秒、2年時に1万で28分58秒をマーク、全日本予選に出場し2組17位で走っています。箱根予選はチーム9番手の118位ともう一歩でしたが、全日本では5区7位、箱根では9区10位と3大駅伝ではしっかりとまとめてきました。3年時には全日本予選で3組9位と好走も箱根予選ではチーム10番手の146位と箱根予選は2年連続で苦戦気味だったかなあ。


全日本では5区13位ともう一歩の走りでしたが、箱根では9区11位と2年連続で区間中位で走り、チームのシード獲得に貢献しました。4年時には5千で13分55秒、1万で28分40秒といずれも大学ベストとなるタイムをマークしたものの、全日本ではエントリー止まり、最後の箱根では故障で出場することは叶わず…2年連続9区を走っていた村上がいなかったもの、明治にとっては痛かったなあ。

大保 海士

高校ベストは14分35秒、1年の箱根予選から出場してチーム7番手の117位とまずまずの走り、全日本にも出場し、5区13位で走っています。1年時から3大駅伝・予選会に出場したものの、その後は故障に悩まされ続けることに…次に出場したのは3年の箱根予選でしたが、ここではチーム最下位の305位に沈むことに…


それでも4年時、5千で14分22秒の大学ベスト、1万で28分40秒のベスト、29分19秒のセカンドベストをマークすると、3年ぶりの出場となった全日本では6区2位、区間賞とも5秒差の快走でチームの3位に貢献しました。さらに、最初で最後となった箱根では8区を任されると、苦しい位置ながら区間歴代2位&区間賞という素晴らしい走りで有終の美を飾ることとなりました。2,3年時を考えると、4年時に完全復活どころか大幅に成長した姿を見せてくれました。

樋口 大介

高校ベストは14分42秒で8人の中ではタイムはもっとも悪いです。しかし、1年の箱根予選から出場、チーム9番手の199位で走っています。しかし、その後は2年時はエントリー無し、3年の箱根予選、全日本とエントリーされるも出場には至らず…4年時に5千で14分0秒のベスト、14分9秒のセカンドベスト、1万で28分53秒のベスト、29分36秒のセカンドベストと走るたびに自己ベストを更新、全日本・箱根ともにエントリーを果たすこととなりましたが、3大駅伝出場にはあと一歩届きませんでした。

前田 舜平

高校ベストは14分1秒とこの学年でトップタイム、さらに都大路では4区区間賞でチームの優勝に貢献しています。高校時代の実績も豊富ですね。1年の箱根予選から出場していますが、この際はチーム10番手の210位と非常に苦しい走りに…しかし、2年時に1万で29分3秒をマーク、全日本予選では最終組を任されて25位で走っています。箱根予選、全日本はいずれもエントリー止まりで出場することはありませんでしたが、箱根では山下りの6区を任されて区間8位と上々の走りを見せています。


3年時には、全日本予選で3組トップと素晴らしい走り、箱根予選ではチーム6番手の62位でまとめると、全日本こそ4区15位と苦しい走りになりましたが、箱根では6区7位と2年連続一桁順位でまとめてくれました。4年時には5千で13分57秒のベスト、13分58秒のセカンドベストをマーク、全日本はエントリー止まりでしたが箱根では3年連続の6区を任されて区間13位、過去2回は1桁順位で走っていることを考えると、前回よりも1分近く遅いタイム・順位ともに物足りない走りとなってしまったかなあ。

坂井 大我

高校ベストは14分35秒、1年時に14分18秒をマークしており、このタイムが大学ベストとなっています。3年時に1万で29分33秒、ハーフで64分41秒をマークすると、箱根にも初エントリーを果たすこととなりました。4年時には1万で29分25秒とタイムを伸ばしたものの、選手層の厚いチームにおいて、3大駅伝にエントリーされることはありませんでした。

酒井 耀史

高校ベストは14分19秒、このタイムは4年間更新出来ていませんが、1年の4月に29分30秒をマークしており、このタイムが大学ベストとなっています。2年時にハーフで63分43秒をマークすると、箱根では山登りの5区を任され、区間15位という走りでした。3年時は全日本予選に出場して2組24位の走りを見せましたが、その後は故障などもあってエントリーも3年の箱根のみに留まり、4年時は全日本・箱根ともにエントリーされることはありませんでした。

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