筑波大学 2020年度 箱根予選結果&来年度に向けて

続いては筑波大学について、箱根予選の結果を振り返りつつ、来年度への展望も書いていきます。2年連続の箱根出場を狙えるだけの戦力はありましたし、高速レースにも対応は出来ていたのですが・・・10位の専修とはわずかに18秒と本当にあと一歩届きませんでした。箱根予選結果はこのようになっております。

箱根予選振り返り

チームトップは6位だった猿橋、さらに西が9位と続き、1桁順位で2人が走る唯一の大学となりました。猿橋は前回20位、西は前回19位で走っている実力者ですが、稼ぐべき二人が十分すぎるほどその役割を果たしました。2年連続で結果を残せるのは強さの証明でもあります。


続く3番手の57位で岩佐、来年度チームのエースはと聞かれれば、この岩佐ということになるでしょう。走るたびに自己ベストを更新し、勝負レースでもきっちりと結果を残しており、前回の121位から順位も大きく上げています。4番手の66位に杉山、前回は194位だったことを考えると、128位も順位を上げたことになります。来年度、岩佐とともにチームを牽引する存在ですし、ここまでは上出来と言えるでしょう。


5番手の143位に大土手、4番手とはタイムで43秒、順位も67位も空いてしまい、中間層が奮わなかったことで、チームとしては苦しくなりました。大土手は前回出場していませんが、箱根では4区を任されるほどの選手ですから、もう一歩だったか…6番手の145位に皆川が入ったのは上出来でしょう。5千ベストが14分56秒だったルーキーがここまで走るとは…筑波の凄さを感じます。


7番手の168位に福谷、8番手の180位に田川と続き、ここまでが200位以内ということになります。福谷もこれまでの実績を考えると、最低限は走ってくれたという感じかなあ。1万のベストもまだ30分台ですし…田川はも4年生とはいえ、1万のベストが30分台で予選会に出場するのは初めてということを考えると、こちらも最低限の走りは見せてくれたと思います。


9番手の212位に伊藤、前回は159位で走っており、箱根でも8区を経験している選手であり、前回と同じチーム9番手とはいえ、もう少し走ってほしかったかなあ…3年生世代は杉山・伊藤が抜け出た存在ですし。10番手の235位に児玉、児玉は箱根で10区16位で走っており、箱根予選は4年連続の出場となりましたが、全て213位~246位と1度も200位以内で走ることは出来ず…残念です。


11番手の256位に五十嵐、エントリー自体初めての2年生、5千で14分50秒台、1万で30分42秒台のベストであることを考えると、ある程度は仕方ないかなあ…これまでの実績を考えてもおそらく12人目という位置付けでしょうし…12番手の311位に相馬、筑波にとって一番の誤算は相馬の走りだったかなあ。4年連続の箱根予選出場で過去3回は69位→67位→40位と最も結果を残してきた選手ですから…本人にとっても悔しすぎる結果となりました。

来年度に向けて

筑波が箱根復活を果たし、今年度も箱根出場まで18秒に迫ったのは間違いなく現4年生の成長・活躍があったからでしょう。西、猿橋と箱根予選で1桁順位で走った二人はもちろん相馬・大土手も間違いなくチームの中心選手、さらに箱根予選を4年連続で走った児玉に渡辺、田川、山下が箱根予選を経験するなど、箱根予選経験者が9人、箱根経験者が6人います。今回も箱根予選でも12人中6人が4年生、その世代が抜けるということは、筑波にとってはあまりにも影響が大きく、大幅な戦力ダウンは避けられないでしょう。


来年度に向けては、先述の通り岩佐、杉山がまずチームの中心となるでしょう。箱根予選で結果を残しているという実績は大きく、ともに持ちタイムも伸ばしていて今後が益々楽しみな選手たちです。後は、各学年で続く選手がどれだけ出てくるかでしょう。3年生では、もう1人の箱根経験者である伊藤に主力になってほしいところ。というかなってもらわないと困る状況かなあ。さらに、2年時に箱根予選を走っている山本、2年の箱根にエントリーされている河合も十分戦力となってくれそう。


2年生では、1年の箱根予選で119位と好走している小林が、まずは主力として計算したいところ。今年度の箱根予選では福谷が上々の走りを見せていますし、五十嵐も箱根予選経験者として今後の飛躍が期待されます。他には、1万で30分13秒を持つ國井あたりも戦力となってくれれば…やはり、来年度上級生となる2,3年生が中心となってくれないことには始まりません。


ルーキーでは、箱根予選で上々の走りを見せた皆川にはこの学年を牽引する存在となってほしいです。さらに1万で30分18秒を持ち、箱根予選メンバー入りを果たした平山、同じくメンバー入りの金田はともに14人に選ばれるだけの実力があるのでしょうし、5千では14分23秒とチーム上位のタイムを持つ大塚もいります。


こうしてみてみると、やはり来年度の戦力は箱根返り咲きを狙うチームとしては現時点で厳しいと言わざるを得ないですね。。。しかし、これまでも驚異的な成長を遂げる選手が何人もいて、チームを牽引してきたのもまた事実。西は高校ベストが14分49秒、猿橋は14分51秒ですが、そこから箱根予選1桁ですから…筑波の驚異的な育成力をもってすれば、来年度にはまたガラッと変わったチームになることも十分可能でしょうし、国立の星として私立に負けずにまた箱根路を駆け抜けて欲しいです!!

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