第96回(2020年)箱根駅伝 ~区間別展望~

2019年も本日で最後となります。今年もたくさんの方にブログを読んでいただき、ありがとうございました。何とか今年も続けてこれました。来年もよろしくお願いします。引き続き、気楽に見てもらえれば。本日は各区間ごとに区間賞争いをするであろう選手、優勝を争うであろう大学の選手を中心に展望を述べていきます。

~1区~

比較的当日変更もありそうな大学が多く、読みづらい区間となっていますね。明確にエース級を起用してきたのは、駒澤の大聖、創価の米満くらいでしょうか。また、東海の鬼塚、東洋の西山、日体大の池田、日大の横山といった1区で実績を残している選手も入ってきています。有力選手が揃ってもハイペースにならないこともありますし、かといって絶対に出遅れたくはないだけに、最も人選が難しい区間かもしれません。


最注目は2年連続で1区区間賞中の西山でしょうか。前年度も出雲・全日本は苦戦したものの、きっちりと箱根では区間賞を獲得していますし、3年連続がなるか。駒澤や創価はともに優勝争いやシード争いを有利に進めるためにも、ここで抜け出していきたいところ。当日変更が予想される有力大学では、青学・國學院ですかねえ。前回や今年度の走りを見ると、それぞれ湯原、藤木の起用が有り得そうですが、果たしてどうなるか?


他にも、東京国際や拓殖がヴィンセントや赤崎といったエースを起用するかによって、展開もガラッと変わるだけに、当日変更も気になります。1区で出遅れるわけにはいかないだけに、結局は有力選手が集まることになるとは思いますが…そうすると牽制してしまってスローペースになることもあり、1区から見どころ満載となりそう。

~2区~

エースが揃う2区、最注目はもちろん東洋の相澤ですね。2区の東洋大学記録の更新はもちろん、順大の塩尻が前回叩き出した日本人歴代最高タイム、そしてモグスの持つ区間記録にどれだけ迫っていけるのか楽しみです。留学生もレメティキ、ムイル、ドゥング、ヴィンセントと4人がエントリーされており、こちらもハイレベルな争いが予想されます。他にも2区有力選手では東国大の伊藤、國學院の土方、駒澤の山下などが順当にエントリーされますね。


注目は青学の岸本でしょうか。日本人ルーキーのエントリーは岸本と明治の加藤のみ。加藤はさすがに手嶋あたりと当日変更がありそうですが、岸本は原監督が故障明けという話もありましたが…前回も森田がそんなことを言われながら区間新を叩き出したので、分からないですね。走るのであれば万全なのでしょう。


帝京の星、法政の鎌田、順大の藤曲など箱根シード校、箱根予選会校も筑波の金丸、早稲田の太田智など比較的順当だった2区ですが、やや意外だったのは東海の塩澤かなあ。コンディションが良かったからという話でしたが、ここで上位で走るようだとますます隙は無さそう。また、中央は川崎がエントリーということで、ここは森凪也が走れず、悪い意味で予想外かなあ…

~3区~

前回も走った選手が上位校ではエントリーされていますね。東海の西川、東洋の吉川、帝京の遠藤、國學院の青木など好走している選手に再度託すのは良いですよね。青学も鈴木を起用してきており、東洋や帝京も含め、今年度は苦しんでいる選手が起用されている印象があります。


駒澤は小林か田澤の当日変更が予想されており、やはり上位校はいずれも主力どころや勢いのある選手を起用していますよね。エース級では、神奈川が越川を起用してきましたね。2区北崎が計算出来るということでしょうし、この戦略は面白いかも。当日変更が予想される大学では、明治が阿部、早稲田が中谷か井川の起用が予想されますし、3区も1区との兼ね合いで当日変更が多そうですし、読めないですね。

~4区~

4区は2区に次ぐ準エース区間だと思うのですが…こちらも当日変更が予想される大学が多いですね。明確に起用してきたのは東洋の渡邉くらいでしょうか。東海は名取、阪口、館澤のいずれかが起用されるでしょうし、青学もエースの吉田圭、駒澤も田澤、國學院も藤木か中西大あたりの可能性が高く、当日にガラッと状況が変わりそうです。この難区間に唯一最初からルーキーをエントリーさせたのは法政の河田ですね。3大駅伝全てで主要区間を担うことに。。。


中央学院もエースの高橋である可能性が高く、日大の武田、早稲田の千明などやはりエースか準エースを起用する大学が多いですね。前回、東洋の相澤が起用されたことで、各大学ともに4区の比重がますます高くなっていきそうですね。タイム差も比較的つきやすいですし、ハイレベルな争いを見せてくれれば。

~5区~

前回好走した選手がズラッと揃いました。國學院の浦野、東海の西田、法政の青木と前回のトップ3が揃い、今回は3人ともに前回以上の走りが期待出来るということで、非常にハイレベルな区間賞争いとなりそうですね。他にも前回5位だった駒澤の伊東、2年前に好走した帝京の平田、中央の畝など実績のある選手を起用しています。中央学院も畝ということで、変更がなければ双子対決が実現しますね。筑波の相馬、国士館の鼡田など前回中位で走っている選手も再度の起用となっていますね。


実績はなくとも5区候補や実力者を起用してきた大学も多いですね。青学は飯田、東洋は田中ではなく宮下に託しました。こちらもどれだけの走りを見せてくれるでしょうか。他にも神奈川はエース格の井手、明治もエース格の鈴木、5区候補と言われながら走れていない創価の築舘、早稲田の吉田らもいますし、区間賞争い以外も非常にハイレベルとなりそうで、各大学における5区への重要視が伺えます。

~6区~

区間賞候補筆頭は東洋の今西、前回ハイレベルな区間賞を争った3人のうち、今西だけが健在ですからね。さらに、ともに58分半前後の走りを見せた帝京の島貫、法政の坪井も万全であれば上位に入ってくるでしょう。ただ、全日本前に故障した島貫、11月に入ってから戻ってきた坪井ということで、コンディションが気になるところ。最も足にダメージがある区間ですからね。


駒澤の大成、明治の前田も前回一桁順位で走っており、やはり一度好走しているのは大きいです。東海はまだ分かりませんが、青学は谷野に自信があるということで、両大学の走りにも注目です。東洋としてはここで突き放したいですよね。他には実際に走るか分かりませんが、中央学院の武川、東国大の大上、日体大の盛本、筑波の岩佐などルーキーのエントリーも目立ちますね。適性も非常に大事になってくる区間なだけに、どんな走りを見せるか楽しみです。

~7区~

各大学の選手層が問われる区間、当日変更も多そうでこれまた予想し辛い区間ですが…明確に主力を起用してきたのは青学の中村友くらいですかねえ。東海大は期待のルーキー松崎を起用、東洋の山田、駒澤の小野らルーキーが揃っていますが、いずれも当日変更になるのかなあ。優勝を狙うのであれば、ここにも準エースクラスを起用出来ないと厳しいですね。


同じくルーキーの鈴木を起用出来るのは早稲田の強みですかねえ。当日変更も有り得そうですが、各大学とに選手起用には苦慮しているように思えます。帝京、順大はともに持ちタイムの良い増田、小畠を起用、國學院も木付には自信を持っているようですね。ここで一気に優勝争いやシード争いの戦況が動くかもしれませんね。タイム差が大きくなりそうです。

~8区~

7区以上に各大学の選手層が問われる区間、チームの10番手が起用されることも多いだけに、ここにどんな選手を配置出来るかが非常に大事になりますね。そうなると、当然この区間記録保持者、小松を擁する東海が有利ですよね。東海の選手層が最も活かされる区間とも言えそうかなあ。青学は前回4区の岩見、駒澤も同じく4区の加藤を起用しており、ともに前回は二桁順位でしたが、それでも8区に残すことが出来るのは大きいですね。


東洋は前田ですが、当日変更の可能性もあるかなあ。國學院は河東、順大は人見とハーフでタイムを伸ばした選手を起用、早稲田は太田直を起用出来るのは、やはり強みかなあ。8区は10区間の中でも最も当日変更が多い区間と言われていますし、やはり当日変更がどうなるかでガラッと変わってきそうです。

~9区~

復路のエース区間と言われながらも、近年は優勝争いやシード争いの大勢が決していることも多く、9区よりも7区の方に主力が起用されることも多いですね。そんな中、青学は神林、東洋は定方と主力を起用してきました。特に定方は2区でも任せられそうな選手なだけに、ビックリしました。前回、9区で下位に沈んだことが大きく影響しているのかなあ。ここで優勝戦線に留まれていれば、9区定方はまさに切り札になりそう。


東海も当日変更で名取、阪口、館澤のいずれかが起用されることになりそうですし、やはり復路の東海は強いですよね。帝京も前回好走した小森を残せるのは大きいですし、國學院は当日変更で茂原が入ってきそうかなあ。駒澤は神戸ということで、ちょっと苦しそうな気も…どうなるかなあ。


東国大は主力の1人である相沢を9区に残せるのが強い。拓殖も2年前に好走している中井を残せるのはやはり大きいですね。23km区間の復路ということもあり、下級生が走ることはほぼ無さそうですね。場合によっては20大学全てが上級生ということもありそう。

~10区~

アンカー区間であり、勝負が決まる10区、前回も優勝のゴールテープを切った郡司が東海には控えていますね。今年度も全日本で好走と力は抜けています。青学は新号がそのまま走るのか、それとも吉田祐あたりが当日変更で入るのか…青学の戦略も気になるところです。


東洋は古川、駒澤は山野と7区に続いてともにルーキーがエントリー。ハーフで実績を残しているとはいえ、いきなりの10区というのは考えにくそうかなあ。東洋は蝦夷森、駒澤は石川あたりの当日変更が有り得そう。國學院は高嶌、順大は吉岡とこちらもハーフで実績のある選手を起用ですね。中央学院は前回もシードを勝ち取った石綿を再度の起用、シード争いに10区で加わっていた場合、石綿の存在が大きく影響するかもしれません。


日体大はエースの中川を起用してきましたね。往路の主要区間を任せられる選手を3年連続の10区とは…コンディションが万全であれば、2年前と同じように区間3位以内も狙えるのではないかなあと。こちらもシード争いとなれば、強力な切り札となりそうです。


復路は当日変更が多そうで、現時点ではなかなか展開は読みづらいですね~。往路で優勝争いもシード争いもある程度決着がついてしまうよりも、最後まで激しい争いの方がやはり面白いですし、今回も最後まで結果が分からないような盛り上がるレースを期待したいです!!

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